2021年7月12日初掲
7月29日スタッフリストとメイキング情報を追記
新宿3丁目のビルの屋上に、巨大な三毛猫が出現!? 3Dで視聴できる大型ビジョンが、新宿駅東口広場に面したビルの屋上に設置され、本物そっくりの仕草で動き、ときに鳴く、巨大なデジタル三毛猫の動画が放送されています。2021年7月12日(月)より本格運用を開始。
設置されたのは、高さ8.16m、幅18.96mの154.71m²のディスプレイ。同サイズのクラスでは、国内唯一の4K相当画質を誇ります。最先端の表現手法を駆使した3D動画の放映が可能なことが最大の特徴で、L字のカーブ形状を生かしたさまざまな表現が可能とのこと。
「クロス新宿ビジョン」のサイトは、JR新宿駅東口のスクランブル交差点に面した角地。かつてスタジオアルタが入っていた新宿ALTA(アルタ)のビルの左側、低層のペンシルビルです。
2僧分のビジョンは、低層建物の屋上部分に設置されているため、東口駅前広場で待ち合わせている人や、信号待ちをする人々に向けて、美しい映像を長時間にわたり放送でき、携帯スマートフォンなどでの動画撮影とSNS拡散も同時に期待できる、極めて訴求効果の高い広告となっています。
本放映に先立ち、2021年7月1日に誘導員を配置したうえで、巨大な三毛猫が3Dで動き、鳴きもする動画の仮放映を実施したところ、「飛び出す猫」としてSNSを中心に話題となり、海外にも情報が拡散されています。
「クロス新宿ビジョン」は、マイクロアドデジタルサイネージ(東京都渋谷区 代表取締役 穴原誠一郎)、ユニカ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:磯崎元彦)が共同運営する屋外広告に、イベントスペースの開発・運営を行っているクロススペース(東京都新宿区、代表取締役:森田威 / 2021年2月設立)からの委託で、イベントスペースの開発・運営を行っているクロススペースが手がけたもの。
駅前における大型街頭ビジョンでは初めて、リアルタイムの動画配信が可能なMONOLITHS(モノリス)[*1]をシステムとして採用しており、さらには外部の各種データと連動したビジョン放映も可能とのこと。
*1.株式会社マイクロアドデジタルサイネージ社製
屋外での3D動画は、フラットモニターでの放映では視聴角度が限られるため、視聴者が特定の位置に集まりがちで、歩行者の妨げになるといった問題がありました。この点、「クロス新宿ビジョン」は湾曲形状のため、かつ、3Dがよく見える位置には新宿駅東口広場が既存であり、3D動画の広告として最適な立地となっています。
現在放映中で、回数も多い巨大猫の3D動画は「おしゃべり編」(約15秒)。新たに「無重力編」をより長い再生時間で制作中とのこと。放映時間等の情報は、「新宿東口の猫」公式Twitterなどで発信されます。
#CROSS SPACE YouTube「【公式】新宿東口の猫、クリアな音声で喋ります」(2020/07/08)
『クロス新宿ビジョン』概要
所在地:東京都新宿区新宿3-23-18 クロス新宿ビル屋上
放映時間:7:00-25:00(17時間放映保証)※24時以降無音放送
画質:4K相当
画角:16:7
サイズ:154.7m²(H 8.16m × W 18.96m)
画面仕様:6ミリピッチLED SMD仕様
放映開始:2021年7月12日(月)
スタッフリスト:
企画制作:オムニバス・ジャパン
クリエイティブディレクター:山本信一
プロデューサー:加賀美正和
CGスーパーバイザー:青山寛和
アニメーションスーパーバイザー:秋田雄介
アニメーター:平松達也
リギングアーティスト:山崎 崇
ルックデブアーティスト:西田隆志
ライティング&コンポジットアーティスト:中江昌彰
デジタルアーティスト:川島優人
デザイナー:堅木ゆり子
サウンドデザイン:Intercity-Express
プロダクションマネージャー:岩田亜衣理
オムニバス・ジャパン 2021年7月20日プレスリリース(メイキング情報)
https://www.atpress.ne.jp/news/267594
「新宿東口の猫」Twitter
https://twitter.com/cross_s_vision
ライブカメラ(YouTubeチャンネル)
https://www.youtube.com/c/crossspacech
「クロス新宿ビジョン」公式ウェブサイト
https://vision.xspace.tokyo/