CULTURE

中村拓志 / NAP建築設計事務所設計による〈星野リゾート 界 ポロト〉2022年1月開業予定

CULTURE2020.10.19

国内外に45施設を運営する星野リゾートは、北海道・白老(しらおい)町にて2022年1月に開業予定で準備中の宿泊施設名称を〈星野リゾート 界 ポロト〉に決定したことを発表(2020年10月13日プレスリリース)。内外観のビジュアルを公開しました。設計を中村拓志氏(NAP建築設計事務所 代表)が手掛けます。

「界(かい)」は、星野リゾートが全国で16施設を展開する温泉旅館ブランド。2020年3月に開業した〈界 長門〉、来年1月29日開業予定の〈界 霧島〉、デザインを隈 研吾氏が手がけ、来夏に開業予定の〈界 別府〉に続いて19軒目、北海道では占冠村(しむかっぷむら)にある〈リゾナーレトマム〉、旭川市の〈OMO7旭川〉に続く3軒目の開業となります。

ホテルの立地は、世界的にも珍しい植物由来の有機物を含有する「モール泉」が湧出する白老温泉です。野鳥なども生息する北海道の天然林に囲まれたポロト湖畔に面し、客室は全室レイクビュー、湖を敷地内に大胆に引き込んだ湖上の建築として設計されます。
「ポロト」とは、アイヌ語で大きな湖を意味する言葉で、敷地内の湖面には、アイヌの建築方法である丸太組みの三脚構造を中村氏が再解釈した、「カシ」と呼ばれる湯小屋が建設されます。アイヌの人々の暮らしや自然観、家族観から学び、現代にあった新しいかたちで再現したもので、湖に浸かっているかのような露天風呂は、モール泉を心行くまで満喫し、「ココロカムイ」(温泉の神)に感謝を捧げる神聖な空間としてデザインされています。

近隣には、アイヌ文化の復興・創造の拠点で、アイヌの歴史・文化に関
する理解促進の拠点ともなる民族共生象徴空間〈ウポポイ〉が、2020年7月12日にオープンしています。〈星野リゾート 界 ポロト〉では、同施設の関連団体と連携をとりながら、アイヌ文化を尊重し、ゲストがアイヌ文化や異なる民族との共生を体感することのできる、こだわりのおもてなしを提供するとのことです。(en)

施設名称:星野リゾート 界 ポロト
所在地:北海道白老郡白老町若草町1-1018-1
階数:地上4階
客室数:42室
設計:NAP建築設計事務所、前田建設工業
着工日:2020年5月15日
開業時期:2022年1月(予定)

星野リゾート 2020年10月13日プレスリリース
【界 ポロト】星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」として、2022年1月開業予定
https://www.hoshinoresorts.com/information/release/2020/10/108819.html

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