デザインに集中する時間をつくるために 「協力」する事務所
廣瀬協力建築設計事務所は、「建築設計事務所の時間をつくる」ことを業務としている事務所です。
建物の設計では、デザイン以外にもさまざまな業務や手続きがあります。私たちはクライアントである設計事務所から依頼を受け、行政調査、法確認、事前協議対応や確認申請対応といった「デザイン以外」のさまざまな部分を担い、クライアントへデザインに集中して取り組んでもらう時間を提供しています。
設計事務所の苦手な部分を請け負い、アドバイスも行う
構造や設備といった設計で協業する事務所のように、廣瀬協力建築設計事務所はデザイン以外の業務を分業化して請け負います。現在の業務は大きく分けて、確認申請、条例の手続き調査対応、付随して作図があります。
例えば確認申請は、環境や省エネ関連など提出する書類は年々増えており、設計事務所に求められる作業量も増えています。私たちは依頼を受け、書類をまとめて申請を行ったり、窓口となって審査機関との対応を行います。また、業務提携先と組んで質疑応答のアドバイスを行うこともあります。
行政調査や事前協議対応では、クライアントが例えば渋谷区に共同住宅を建てる場合、どのような手続きが必要なのかを設計事務所に代わり、渋谷区役所などへ出向いて事前に調べます。用途地域、道路付けなどホームページで調べるだけでなく、実際に役所に行って細かく確認し、集合住宅条例、緑化、景観条例、狭隘道路、開発行為、福祉のまちづくりなどの手続きを、設計事務所と伴走するかたちで対応します。
このように、設計に必要な情報の集め方が分かり、さまざまな行政協議の流れを理解することができる環境です。
設計に必要な強みと自信を身に付ける
現在の事務所で数年実務経験がある方は、さらにいろいろな用途の設計を学びたい時期だと思います。しかし、事務所の方針によっては戸建て住宅に特化していたり、1プロジェクトをじっくり取り組むようなところもあります。
私たちの事務所ではさまざまなビルディングタイプでの依頼を受けるため、関連するいろいろな条例、必要な手続き、資料のまとめ方を覚えることができます。多くの事務所の図面を見ることができるので、まとめ方のバリエーションも多くなります。最初は代表とともに実践しながら学ぶことができ、今後のスキルアップに役立つはずです。
まだ実務経験の浅い設計者は知らないことが多くて当たり前です。分からないことの調べ方、役所での手続きの仕方など、吸収することの多い環境ですので、好奇心をもってチャレンジしてもらいたいと思います。