地方の可能性を起動させ、100年先も残る場所の風景をつくる
ローカルオフィスアーキテクツは、陶器二三雄建築研究所で共に研鑽を積んできた山口浩平と木村友哉により、2025年11月に設立された設計事務所です。現在は全国各地でプロジェクトが進行しており、戸建住宅や共同住宅からオフィスビル、店舗、公共施設まで、多岐にわたる建築を手掛けています。
私たちの最大の特徴として、「地方(ローカル)」にフォーカスしているという点があります。私たち自身が、中四国出身ということもあり、「将来的に地元に貢献したい」「地方に帰れる場所を再構築したい」という強い想いが活動の原動力になっています。これは、設計事務所として社名に個人名ではなく組織名を掲げた背景にも繋がっていて、将来的に各地域へ巣立っていく建築家のネットワークとして展開させ、「地方(ローカル)」の可能性を建築の力で起動させたいという想いを込めています。
私たちが追求するのは、一過性の流行に左右されない建築です。地域の歴史や風土を読み込みながら、それを表層的に表現するのではなく、「その場の場所性に合った建築」を丁寧に導き出すことを重視しています。その場の風景の一部として残り続けるような、環境の価値を引き出せる誠実で端正なデザインによって、場所のあらゆる特性を視覚化することを目指しています。
建築の基礎から応用までを一気通貫で習得する
新卒として入社される方には、まず建築設計の根幹となる実務を基礎から学んでいただきます。具体的には、木造住宅などの比較的小規模なプロジェクトをベースに、基礎知識から図面作成、詳細設計の進め方までを丁寧に指導します。
加えて、可能な限りプロジェクトのアイディア出しにも初期段階から参加していただき、建築がゼロから形になるプロセスを肌で感じていただきます。規模の大きな設計事務所では、若いうちは中・大規模のプロジェクトのほんの一部しか担当できないことも少なくありませんが、当事務所では「一から十まで」の工程に直接関わることができます。
また、建築用途や規模が多岐にわたるため、将来的に地方で建築家を目指す方や地元へ戻って活躍したい方にとって、設計者としての揺るぎない礎を築くことができる環境です。キャリアの初期段階から、部分的な業務に限定されるのではなく、実際のプロジェクトを通じて総合的に学べる環境が整っているため、自らの適性を見極めながら成長していきたい方に適したポジションです。
自主性を重んじ対話を通じて共に成長していく
私たちのオフィスは、活発な「会話」から始まります。一つの建築に対して「なぜこのデザインなのか」「どうすれば暮らしが豊かになるか」を納得いくまで話し合い、社員同士がフラットに意見を交わせる明るい雰囲気があります。
新卒の方には、決められたマニュアルに従うだけでなく、自ら考え、行動する自主性を何よりも歓迎します。今後の展望としては、スタッフが将来的に地方で独立したいと考えた際、当事務所の名前を冠して拠点を構えるような、地方展開も面白いと考えています。そのため、単に技術を習得するだけでなく、共に会社を創り上げていきたいという意欲のある方が向いています。
また、隔月で開催される「社内見学会」では、進行中の物件の参考事例や、施工中の現場を実際に五感で体験し、設計を身体的に学ぶことができます。こうした経験を通じて、知識だけでなく感覚的な理解も養うことができます。空間に触れて感動を共有し、それを次の設計へのエネルギーに変えられる、知的好奇心旺盛な方に適していると思います。じっくりと建築に向き合うことができる環境が整っています。
トップ画像〈六番町の住宅-外装改修〉Photo: レンズ