デザインに集中する時間をつくるために 「協力」する事務所
廣瀬協力建築設計事務所は、「建築設計事務所の時間をつくる」ことを業務としている事務所です。
建物の設計では、デザイン以外にもさまざまな業務や手続きがあります。私たちはクライアントである設計事務所から依頼を受け、行政調査、法確認、事前協議対応や確認申請対応といった「デザイン以外」のさまざまな部分を担い、クライアントへデザインに集中して取り組んでもらう時間を提供しています。
設計事務所の苦手な部分を請け負い、アドバイスも行う
構造や設備といった設計で協業する事務所のように、廣瀬協力建築設計事務所はデザイン以外の業務を分業化して請け負います。現在の業務は大きく分けて、確認申請、条例の手続き調査対応、付随して作図があります。
例えば確認申請は、環境や省エネ関連など提出する書類は年々増えており、設計事務所に求められる作業量も増えています。私たちは依頼を受け、書類をまとめて申請を行ったり、窓口となって審査機関との対応を行います。また、業務提携先と組んで質疑応答のアドバイスを行うこともあります。
行政調査や事前協議対応では、クライアントが例えば渋谷区に共同住宅を建てる場合、どのような手続きが必要なのかを設計事務所に代わり、渋谷区役所などへ出向いて事前に調べます。用途地域、道路付けなどホームページで調べるだけでなく、実際に役所に行って細かく確認し、集合住宅条例、緑化、景観条例、狭隘道路、開発行為、福祉のまちづくりなどの手続きを、設計事務所と伴走するかたちで対応します。
このように、設計に必要な情報の集め方が分かり、さまざまな行政協議の流れを理解することができる環境です。
多くのクライアントと接し、今後のキャリア形成の幅が広がる
5年以上のキャリアのあるような方には、1人でいくつかのプロジェクトを並行して担当し、必要な業務を自らヒアリングして遂行していってもらいたいと思います。発注者との打ち合わせや所内のメンバーへ仕事を振ることなど、内外の仕事をひと通りお任せしたいと思っています。
必要な情報を調べてまとめるという、打ち合わせや対人での検討がなく、時間の読める業務内容のため、出産育児などでブランクのある方、以前の事務所が合わず建築から離れている方などにも、リスタートしやすい業務だと思います。事務所では設計の依頼は受けておらず、パース作成や模型製作などのデザイン的な業務は行いませんが、さまざまな設計事務所の依頼を受け、廣瀬協力建築設計事務所で覚えた行政とのやりとりやリサーチの力は、今後の大きな強みになるでしょう。