社会に眠る建築を「動かす」、建築再生のスペシャリスト
建築再構企画は、「建築を動かす」という理念のもと2013年に創業した、既存建物の改修設計・コンサルティングに特化した設計事務所です。社会には、法的な問題を抱えた違法建築や既存不適格の物件が数多く眠っています。これらを「適法改修(合法化)」し、再び都市の流通に乗せること。それは、人口減少と建設コスト高騰が続くストック型社会において、私たちが担うべき不可欠な役割です。
最大の特徴は、一般的なリノベーションとは異なり、建築法規の領域に深く踏み込める点にあります。構造躯体やインフラといった建物の骨格から手を加えることで、時代が求める「用途変更」を伴うコンバージョンを数多く実現してきました。
私たちが手がけるプロジェクトは常に、「そもそもこの建物で事業が成立するのか?」という根本的な問いから始まります。事業主と同じテーブルに着き、投資収支や事業の実現性をプロの目線から一緒に見極めながら、経営的な視座をもってプロジェクト全体をデザインします。建築の力でビジネスの可能性を押し広げていく醍醐味が、ここにはあります。
調査・設計から事業の立案まで、適法改修の一連のプロセスを牽引する
当社の手がける「適法改修」は、建物の調査から改修設計までの実務を一貫して担当する、独自性と専門性の高い領域です。そのため、入社直後はまず「初期調査業務」からスタートし、当社の仕事の流れや特有の法規ノウハウに慣れることから始めていただきます。
具体的には、既存図面の読み込みや現地調査、調査報告書の作成などを通じて、建物がいま実際にどうなっているのかをご自身の目と手で把握していただきます。ここで掴んだ建物の現状こそが、その後のすべての改修方針を決める重要な土台となります。
実務に慣れてきた段階で、改修方針の検討や設計図書の作成、関係者調整など、プロジェクトを動かすプロセスへ本格的に参加していただきます。図面を引くだけではなく、プロジェクト全体の進行を実務を通して学べる環境です。
さらにリーダー格のポジションには、案件全体の実務責任者をお任せします。調査から改修設計までを一貫して統括し、ほかのスタッフや委託先への業務指示・進行管理も担っていただきます。さらに、営業活動への同席や、受注前段階での予算見積もり・収支計画の立案にも関わっていくため、設計の枠を超えて事業の入り口から大きな裁量をもってプロジェクトを動かすことができます。
現在、建築再構企画はメンバーが増え、組織の仕組みを整えていく転換期にあります。実力に応じたマネジメント研修等の支援も用意しており、目の前の設計業務に留まらず、共に「会社づくり」の面白さを味わえるのは、今このフェーズに参画するメンバーだけの特権です。
あらゆる用途・規模を横断し、一生モノの市場価値を掴む
用途や規模が違っても、建物の成り立ちを読み解くという共通のアプローチで向き合うため、オフィス、ホテル、工場など、あらゆる用途・規模の案件を横断的に経験できます。加えて、事業主と同じテーブルに着き、投資収支などの事業的視点を持ってプロジェクトに伴走するため、ここで培う総合力は一生モノです。将来、新築の設計に戻ったとしても、「経営者目線で提案ができる設計者」として市場で唯一無二の価値を発揮できます。
もちろん、適法改修のスペシャリストとしての将来的な独立も大歓迎です。フリーズした建築を動かせる設計者が世の中に増えること自体が、ストック型社会の課題解決に直結します。確かな技術力と専門知識という武器をもって社会を切り拓いていきたい。そんな熱意をもった方との出会いを、心から楽しみにしています。
トップ画像〈SENTOビル〉Photo: 山本康平