家具・照明・生活雑貨の輸入、企画、開発、販売・インテリアデザインプロデュースを行なっているインテリアズが展開するブランドの1つ、バイ インテリアズ(by interiors)から、大城健作氏がデザインした新作家具〈Spica(スピカ)〉と〈Muk(ムク)〉がローンチしました。
2つのプロダクトは共に、バイ インテリアズのアイコン素材であり、パネル自体が構造体を兼ね備えたアルミハニカムパネルを用いています。アルミニウムは、軽量で耐久性に優れ、またリサイクルも可能なサステナブルな素材でもあります。
ソファシリーズ〈Spica(スピカ)〉とシェルフ〈Muk(ムク)〉は、高い精度を要求するアルミハニカムパネルを使用したフレームと、モールドウレタンによって成形された有機的なシートで構成されます。
アルミハニカムパネルを曲げるという大城氏のアイデアを元に、素材の新たな可能性を追求。すべての機構がパネル内部に配され、構造的な要素を排除した、シンプルでクリーンなデザインが特徴です。
〈Spica(スピカ)〉製品概要
アーム・背パネル:12mm アルミハニカムパネル
座:18mm アルミハニカムパネル シルバーアルマイト仕上げ・ブラック塗装仕上げ
脚部:スティール製 粉体ポリエステル塗装・アジャスター付
クッション:モールドウレタンフォーム・ファブリック張込み
1P W820xD740xH660(SH380)mm 税込521,400円から
2P W1700xD740xH660(SH380)mm 税込739,200円から
3P W2100xD740xH660(SH380)mm 税込810,700円から
〈Muk(ムク)〉製品概要
柱:25φアルミ無垢 ビーズブラスト・(シルバー・ブラック・シャンパンゴールド)アルマイト仕上げ アジャスター付
棚:18mm アルミハニカム ビーズブラスト・(シルバー・ブラック・シャンパンゴールド)パネルアルマイト仕上げ
ストレート3段:W1500xD348xH827mm 税込407,000円
ストレート5段 : W1500D348xH1527mm 税込693,000円
カーブ3段:W1750xD479xH827mm 税込660,000円
カーブ5段:W1750xD479xH1527mm 税込1,089,000円
大城健作(おおしろ けんさく)氏プロフィール:
1977年生まれ。沖縄県生まれ。
1999年Scuola Politecnica di Design Milano卒業。ミラノで数々のデザイン建築事務所で経験を積み、2004年〜12年はミラノのLISSONI ASSOCIATI、2012~15年はロンドンのBARBER&OSGERBYに勤務。2015年にミラノで独立、KENSAKU OSHIROを設立。国際的な企業・ブランドと数多くのプロジェクトの開発に携わり、その領域は、家具を中心に、生活用品全般のプロダクトまで多岐に渡る。受賞歴は、RISING TALENT AWARD, EDIDA DESIGN REPORT AWARDなど多数。
「“豊かな価値”をより多くの人に届けること、これがデザイナーとしてできる仕事だと思っています。今、いったい何が”豊かな価値”として求められているのかを日々考える中で、それは、スマートラグジュアリー”であるという考えに至りました。
スマートとは、洗練され、調和がとれた”美しい状態”のこと。
そして、ラグジュアリーとは、近年、従来のラグジュアリー(高級品)という定義から変化し、表層的なものではなく、より本質的な意味を持つものと考えています。
ソファ「Spica」とシェルフ「Muk」は、循環型素材でもあるアルミの無垢材を、主な構成部材として使用しています。無垢材の持つ”純粋性”に着目し、徹底的に細部のデザインにまでこだわりました。一見、スマートに見えますが、いくつもの困難を乗り越えて実現したプロダクトです。
人にも環境にも優しく、調和のとれた美しいデザインは、これからの時代における”スマートラグジュアリー”といえるのではないでしょうか。」(大城健作氏)
by interiors 公式Webサイト
https://www.interiors-inc.jp/