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徳島の阿波藍でフレームごと染めた木製チェア〈SWEEP AI〉

PRODUCT2020.10.02

家具・照明・生活雑貨の輸入、企画、開発、販売・インテリアデザインプロデュースを行なっている株式会社インテリアズのオリジナルプロダクトシリーズ「by interiors(バイインテリアズ)」から、木製家具コレクション「SWEEP CHAIR」に、このほど天然素材の藍で染色した椅子〈SWEEP AI(スウィープ アイ〉が加わり、11月25日より発売されます(インテリアズ 2020年9月30日プレスリリース)。

「SWEEP CHAIR」は、マシーン加工によって無垢材より削りだされた背をもとに、アーム、シート、レッグ、スレッドなどのパーツを組み合わせ、チェアからカウンタースツールまでさまざまなタイプに展開できる”システム”として提案している木製椅子コレクション。カフェや図書館などの公共施設からホームユースまで、さまざまなシーンで使用されることを想定しています。座面はレザー、ファブリックから選ぶことができます。

この「SWEEP CHAIR」コレクションに新たに加わる〈SWEEP AI〉は、木のフレームごと、1つひとつ職人の手によって天然染料の藍(あい)で染めた「藍染チェア」。それぞれの風合いが異なる、オリジナルチェアとなっています。

日本の無形指定文化財にも指定されている伝統技術、藍染に使われる「藍」は、古くから世界中で薬草として親しまれ、日本でも煎じて飲んだり、消臭や抗菌、保温などの効果があるとされています。期待される抗菌効果などから、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大以降は、マスクの染色にも使われたり、カーテンなどのインテリアや皮製品まで幅広く使用されるようになっています。

デザイナー:大城健作コメント:
モノが溢れ差別化や価値の創造が難しくなっている現在、クリエイターとして大切にしたいのは、プロとして今、何が求められているのかというテーマに向き合い、落としどころを突き詰め、普遍的に使うことができるものをつくること。〈SWEEP CHAIR〉は、木製の椅子をつくりたいという要望に対し、日本で作る意義のある木製椅子にすること、アイデンティティを持たせることで、世界中の人々に使ってもらえる椅子になることを目指しました。

産業化が進み、大量生産で生み出される家具は、無機質なものが多い中で、木工製品は1つひとつの木の表情が異なり、その温かみを感じることができるものです。その特徴を最大限生かしつつ、コストを抑え、製造工程をシンプル化させることまでを1つの流れとしてデザインし、今回の藍染シリーズ〈SWEEP CHAIR〉が生まれました。〈SWEEP AI〉は、さらに日本のアイデンティティ、地域性を纏わせること、「藍」という自然の染料を使うことで、温もりや人間味をより感じられるものにしています。

コロナ禍において、さまざまな存在意義が問われている今、クリエイターとして多くのものを生み出すことではなく、意義のあるプロダクトをつくっていきたい。〈SWEEP AI〉はまさに、その想いを具現化することができた椅子ではないかと思います。
デザイナー プロフィール https://www.interiors-inc.jp/designer/kensaku_oshiro/

同社および〈SWEEP AI〉を展開する「by interiors」は、2011年の東日本関東大震災直後に設立、ローンチした家具シリーズで、被災の影響から住空間への関心の低下や、ショップへの来場客が少ない苦しい時期に、最初のプロダクトとなる〈TEE TABLE〉を発表。資生堂、ソニーのオフィスや、住宅、商業施設や病院などに家具を納品してきました。

同社では、オリジナルブランドである「by interiors」を通じて、個性豊かなデザイナーたちと共に、選び抜かれた素材、クオリティの高い技術を採用し、革新的なデザインを具現化することで、時代を超えたボーダレスな価値を世界中に広めることを目指しています。国内およびアメリカ・ニューヨークを拠点として、今後はカナダ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなど海外へもプロダクトの輸出、販売を展開していく予定とのことです。(en)

〈SWEEP AI〉
サイズ:W445xD500xH755xSH440mm
販売価格:119,000円(税抜)

インテリアズ 公式ウェブサイト https://www.interiors-inc.jp/

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