2022年8月2日初掲、10月7日期間限定ショールーム情報追記
アイリスグループのアイリスチトセ(宮城県仙台市)から、佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィスnendoとコラボレーションにより、新しいオフィス家具コレクション「enKAK(エンカク)」が誕生。今月8月から発売されます。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に代表される感染症予防対策などにより、働き方としてテレワークやハイブリッドワークが普及し、働く環境やライフスタイルは多様化しました。オフィスに出社する意義や働く場の価値が改めて問われている昨今の社会的状況を背景に、開発・デザインされたのが「enKAK(エンカク)」です。
コレクション名は、「en(円)」と「KAK(角)」を用いて、デスクやソファ、ブースやテーブルといった性質の異なるアイテムを自由に設置・組み合わせることができる家具であることから。
これまでは空間として仕切られがちだった、「集中」や「コミュニケーション」といった異なる要素を融合させ、働く場に新たな価値を創出することを狙います。ローンチ時のアイテム数は約300で、さまざまな空間バリエーションに対応します。
#アイリスチトセ YouTube 働く場の価値を高めるオフィス家具コレクション「enKAK(エンカク)」(2022/08/01)
佐藤オオキ氏コメント
「ワークスタイルが多様化し、オンとオフが曖昧に溶け合っている時代だからこそ、この新しいコンセプトやチャレンジが可能になり、enKAKが生まれたのではないかと思います。どのように組み合わせても空間にまとまり感が生まれ、置くだけでそこが働く場となる。
そして、このコンセプトはワークスタイルが今後、変化したとしても、充分対応していけるのではないかと期待しています。
これからは、オフィスを構成するパーツを提供するだけでなく、それらをどう組み合わせ、活用していけるか、といったソフトの提供価値にも重点を置いて、enKAKの成長をサポートしていきたいと考えています。」nendo 概要
2002年に佐藤オオキを中心に立ち上げたデザインオフィス。東京とミラノに拠点を持ち、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックと多岐に渡るデザインを手掛ける。
佐藤オオキ氏は、2006年に『Newsweek(ニューズウィーク)』の「世界が尊敬する日本人100人」に選出されている。英国『Wallpaper』、『ELLE DECORE』が主催する世界的なデザイン賞の受賞多数。nendoが手がけた主だった作品は、ニューヨーク近代美術館(米)、ポンピドゥーセンター(仏)、V&A(英)などに収蔵。近年では、「東京2020オリンピック競技大会」の聖火台デザインを担当した。現在は、2024年にフランスで開催される「パリ五輪」へ向けて、フランス高速鉄道TGV新型車両のデザインに取り組む。
nendo Website
https://www.nendo.jp/
「enKAK」開発ストーリー(佐藤オオキ×大山紘平 両氏の対談)
https://www.irischitose.co.jp/blog/products-story/enkak/
大山紘平氏(アイリスチトセ株式会社 専務取締役)コメント
「enKAKは、新しい働く場を作れるコレクションです。オフィスではない、自宅でもない、カフェでもない、コワーキングスペースでもない。一つの企業が入りその中で生まれる、新しい価値が付加された働く場を、このコレクションで創造していきたいと考えています。」
アイリスチトセ プレスリリース(2022/08/01)
https://www.irischitose.co.jp/information/3265/
enKAK(エンカク)特設サイト
https://www.enkak.com/
オフィス家具コレクション「enKAK」のショールームが期間限定でオープン
期間:2022年10月5日(水)~2023年2月28日(火)
営業時間:11:00-20:00(金・土曜、祝前日は21:00まで)
場所:六本木ヒルズ [g KEYAKIZAKA] 店内
所在地:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズ ヒルサイドB1F(Google Map)
※予約制