株式会社エム・ソフトは、建物・施設・設備・インフラなどの検査・点検箇所をAR(Augmented Reality/拡張現実の意)で記録し、可視化するアプリ「Pinspect(ピンスペクト)」の新バージョンをリリースしたと発表しました(2020年3月31日)。
このアプリには、業界での一般的な情報共有方法である平面図ではわかりにくかった、指摘箇所(ピン)の高さ情報がひと目で分かる3D表示機能など、複数の機能が新たに追加されています。また、LiDAR(Light Detection and Ranging/ライダー)を搭載している新型iPad Pro(第4世代、3月25日発売)にも標準で対応し、従来機種よりも高い認識精度で、ピンの配置、3次元情報記録が可能になっています。
本稿「VIEW MORE」をクリックすると、エム・ソフトのプレスリリースにリンクして、製品の詳しい内容を確認できます。
参考までに、このアプリの使い方について、「家入龍太郎公式サイト」の「建設ITブログ」が4月7日に更新したページにおいて、『ダメ出し部分をAR表示!仕上げ検査を効率化するiPadアプリ「Pinspect」』と題して具体的に解説しています。このアプリを使えば、住宅などのオープンハウスで目にする「補修要の付箋」が要らなくなることがわかります。(yam)
家入龍太郎 公式ブログ(2020年4月7日)
https://ieiri-lab.jp/it/2020/04/pinspect-ver-2-2-0-released.html