YKK AP プロユーザー向け展示企画「PROPOSAL 8th」をYKK60ビルにて開催

YKK AP 株式会社が、東京・墨田のYKK60ビル（設計：槇文彦 / 槇総合計画事務所）にて、プロユーザー向け展示企画「PROPOSAL 8th（プロポーザル エイス）」7月28日より開催しています。

「PROPOSAL」は、ビル建築に関わる設計事務所や建設会社等のプロユーザーに対し、同社がこれまでに開発・蓄積してきた建築外装の要素技術を、実物大の展示品を用いて展示し、ビル事業における建築外装ニーズにあわせた次世代コンセプトを提案するもので、2000年から開催、今回で8回目となります。

今回は「Thinking of SUSTAINABLE FACADE DESIGN」をテーマに、時代と共に多様化する社会環境を見据え、「環境配慮・健康」「自然災害対応」「スマートコンストラクション」といったキーワードに対して、モノづくりの立場から持続可能な社会の実現に貢献できる新しいファサード・開口部システムを、3種類の実物大のプロトタイプとして展示します。1社ごとにあわせたオーダーメイド商品・カスタムメイド商品の提案も行えるとのこと。

PROPOSAL 8th提案内容
テーマ：「Thinking of SUSTAINABLE FACADE DESIGN」

1.環境配慮型ファサード：自然換気を最大限活用できる、呼吸するダブルスキンシステム

環境配慮型ファサード

高い省エネ性能の実現に加え、自然災害や感染症に対応する性能や機能、ランダムデザインの実現など、省エネと自然環境との調和が可能なパッシブデザインを提案する。

2.次世代型多機能窓：ニューノーマル時代の様々な要求に対応可能な窓システム

次世代型多機能窓

遮熱、断熱、自然換気、遮音、防犯、耐飛来物性能など、安全・安心で持続可能な生活を実現できる高付加価値な窓システムを提案する。

3．中規模建築向けユニットカーテンウォール：安全・安心で高効率な施工が可能なカーテンウォール供給システム

中規模建築向けユニットカーテンウォール

工数の最小化、足場レスなど現場での生産性向上やコスト削減などの建築現場の課題を解決できるほか、中規模建築外装に要求される様々な機能・性能を同一デザインで実現できる特殊構造を提案する。

「PROPOSAL 8th」の見学は完全予約制。「PROPOSAL 8th」では、COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の拡大状況を鑑み、見学を希望するプロユーザーへの安全確保の観点や、遠方の見学希望者への配慮から、今回より初めて、360度VRコンテンツを活用したリモートでの提案にも対応するとのことです。（en）

「PROPOSAL 8th」
開始日：2021年7月28日（水）
会場：YKK60ビル AZ3（東京都墨田区亀沢3-22-1）
展示内容：実物大のプロトタイプ3種、説明パネル、大型モニター
※完全予約制（プロユーザー対象）
問い合わせ先TEL：0120-72-4134

詳細・YKK-APプレスリリース（2021年7月28日）
https://www.ykkap.co.jp/company/info/news/20210728