全国219カ所のリアル拠点と不動産DXのシナジーでライフスタイルデザインを追求するハウスコムのグループ会社であるハウスコムテクノロジーズは、ハウスコムが作成した間取り図を他社でも使用できるように、ウェブ上からダウンロードして販売できるSaaS(Software as a Service)「らくマド」について、1月27日に発表会を行い、ネット上でのサービスの提供も開始しました。不動産業界ではこれが初の試みとのこと。
不動産業界では、業界特有の商習慣として、ネット掲載や店舗での案内に必要な間取り図を、1つの物件に対して複数の会社がそれぞれ独自に作成しているのが実情です。
いうなれば”無駄”に存在する複数の「間取り図」の作成を、1つに集約し、不動産業界全体で共有・活用することで、各社におけるコスト削減、業務の効率化、生産性向上などの「働き方改革」を推進できるとハウスコムでは考えました。
ハウスコムテクノロジーズは、ハウスコム店舗から間取り図の作成依頼を受け、年間約20万件の間取り図を作成しており、ハウスコムの資源といえるデータになっています。
今回のサービスリリースは、この自社の間取り図データを、SaaSによる「らくマド」サイトにて外部に販売するというものです。「その場で」「すぐに」「安く」ダウンロードでき、その際に、間取り図の背景色も選ぶことができます。
「テクノロジーで地域の不動産会社に活力を。競争ではなく、共創。」というビジョンを掲げるハウスコムテクノロジーズでは今後、不動産業務に関わる様々なサービスを、テクノロジーを活用して提供できるよう、不動産会社向けのBtoBサービス事業を拡張していく計画です。
利用方法:要会員登録(登録は無料)
費用:1件330円~(税込)、チケット制での利用(3件:1,000円、20件:7,000円、50件:17,000円、100件:33,000円)
提供開始日:2022年1月27日
詳細(プレスリリース)
https://newscast.jp/news/6924735
「らくマド」ウェブサイト
https://www.rakumado.jp/