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Amazonがアーリントン第2本社キャンパス計画の第2フェーズを発表、螺旋状のビルをNBBJが設計

CULTURE2021.02.08

アメリカ合衆国・シアトルに本社を構えるアマゾン(Amazon)は、バージニア州アーリントンに建設する第2本社「ペンプレイス キャンパス(PenPlace campus)」の第2フェーズの概要を発表しました(2021年2月2日 Amazon News

発表によると、かねてより「HQ2」と呼称されている第2本社のプロジェクトは、昨年1月に着工しており、”2重螺旋”の外観をもつユニークなガラス張りの建物のビジュアルがこのほど明らかになったものです(上の画、中央)

設計は、シアトル、ニューヨーク、ロンドン、上海など各地に拠点を構えるNBBJが設担当。同社は、サムスン(Samsung)北米本社、中国・杭州のアリババXixiキャンパスなど、世界的に注目度の高い数々のプロジェクトを手がけている大手建築事務所。シアトルにあるアマゾン本社キャンパスを構成する、ガラスの半円ドーム〈アマゾン スフィア(Amazon Spheres)〉もNBBJが設計しています(下の画像4点)

Amazon Sphere(アマゾン スフィア)©︎Amazon

〈Amazon Sphere〉©︎Amazon
Construction progress of interior views of The Spheres, photographed Thursday, Aug. 31, 2017, in Seattle, WA. (JORDAN STEAD / Amazon)

Amazon Sphere(アマゾン スフィア)©︎Amazon

〈Amazon Sphere〉©︎Amazon
Images of Amazon’s Seattle, Washington, campus, in both the downtown and South Lake Union neighborhoods. (JORDAN STEAD / Amazon)

Amazon Sphere(アマゾン スフィア)©︎Amazon

〈Amazon Sphere〉©︎Amazon
Construction progress of interior views of The Spheres, photographed Thursday, Aug. 31, 2017, in Seattle, WA. (JORDAN STEAD / Amazon)

Amazon Sphere(アマゾン スフィア)©︎Amazon

〈Amazon Sphere〉©︎Amazon
Images of Amazon’s campus in Seattle, Washington, in both the downtown and South Lake Union neighborhoods. Photographed from the roof of Amazon’s Port 99 building. (JORDAN STEAD / Amazon)

NBBJ Web Site / Amazon〈Centers of Energy〉
http://www.nbbj.com/work/amazon/

シアトルの〈Amazon Sphere〉のデザインは、バイオフィリア(biophilia)と呼ばれる概念(自然とつながりたいという人間の生来の欲求)にインスパイアされたもの。この概念が、今回のアーリントン第2本社キャンパスにも受け継がれ、2重螺旋(らせん / double helix)をベースとした建物(以下、”The Helix”と仮称)がデザインされました。

Amazon アーリントン本社キャンパス(第2フェーズ イメージ)

Amazon アーリントン本社キャンパス イメージ ©︎ Amazon

アーリントン第2本社キャンパスには、22階建てのビル3棟が新たに建設され、計280万平方フィートのオフィス空間が出現します。
“The Helix”では、内外の空間に地元の木々などを植え、庭園も整備し、アマゾンのスタッフがフレキシブルに働くことができる緑豊かな環境を用意するとともに、周辺地域の人々に対して開かれた施設となることを目指します。

建築としての個性を特徴付けている”2重らせん”は、デザインだけでなく、屋外用通路としての機能も有します。シアトルの〈Amazon Sphere〉が週末、一般に公開されているように、”The Helix”もオープン後は週末限定で公開される予定です。
また、アマゾンのスタッフと地元のアーティストが共同で作品を制作する、アーティスト・イン・レジデンスの実施も予定されています。

Amazon アーリントン本社キャンパス(第2フェーズ イメージ)

Amazon アーリントン本社キャンパス イメージ ©︎ Amazon

Amazon アーリントン本社キャンパス(第2フェーズ イメージ)

Amazon アーリントン本社キャンパス イメージ ©︎ Amazon

キャンパス内では、このほかにも、レストランやショップはもちろん、さまざまな施設が広く人々に対して用意されます。オープンスペースの総面積2.5エーカーを超え、野外コンサートを開催できる円形劇場のほか、ファーマーズマーケットや野外シアターも開催できる広場が建設されます。

Amazon アーリントン本社キャンパス(第2フェーズ イメージ)

Amazon アーリントン本社キャンパス イメージ ©︎ Amazon

また、アマゾンでは、アーリントン第2本社キャンペス内では歩行者を全面的に優先し、車両によるアクセスは全て地下に移すと発表。すべての人にとって安全で快適な歩行環境を整備するため、多額の投資を行うとのことです。(en)

Amazon アーリントン本社キャンパス(第2フェーズ イメージ)

Amazon アーリントン本社キャンパス イメージ ©︎ Amazon

※本稿は、アマゾン社が2020年2月2日に「Amazon Newsに」公開した、同社グローバル不動産・施設担当副社長のジョン・ショットラー(John Schoettler)のテキストを要約しています

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