北海道網走市内の天都山(てんとさん)エリアにて、ワーケーション・地方移住などを想定して複数のVilla(ヴィラ)を建設し、豊かな暮らし方を提案するプロジェクト「TENTOZAN VILLAGE Project」が進行中です。
天都山エリアは、西側に網走湖、東にはオホーツク海の向こうに世界遺産として名高い知床半島の峰々を望むという、北海道でもとりわけ自然豊かなロケーションです。
同プロジェクトは、この雄大なランドスケープの中に、日常の喧騒から離れて心地良い暮らしを実現するための居場所および村を創出するもので、エリア内にはそれぞれ趣の異なる8つのVilla(ヴィラ)を計画中。完成後は土地を含めて販売を行います。
ヴィラの設計は、北海道に活動の拠点を構える建築家の五十嵐 淳(五十嵐淳建築設計代表)が担当。土地が有するポテンシャルを最大限に活かした設計を行います。ヴィラの建設を、地元・網走市に本社を構える石川建設が担当します。
五十嵐 淳の作品は、北海道の風土や気候条件、風景との共生を前提としながらも、建築の普遍的な価値を問いかけている。それは建築単体の存在を超えて建築のはじまりの姿にまで思いを馳せながら、常に「人間の原初的な居場所」という「状態」を模索し続けている。
北海道の環境を読み解きながらも豊かで独自の空間を生み出し、その思想や概念は、国内はもとより海外からも注目を集め、2005年には日本人として初めてBARBARA CAPPOCHINビエンナーレ国際建築賞グランプリを受賞したほか、オスロ建築大学にて客員教授として教壇をとり、海外での講演会も多数。Jun Igarashi Architects
https://jun-igarashi.jp/
五十嵐氏が設計した8つのVilla(ヴィラ)のうち、すでに1、3、7の概要とビジュアルが、プロジェクトの公式ウェブサイトなどで公開されています。
このほど、新たに「Villa4」のビジュアルとコンセプトが、石川建設のプレスリリースにて発表されました。以下、「Villa1」から順に掲載します。
静かな森の中での新たな拠点。新しい生活スタイルの提案です。
家族で長期滞在しながら自然を楽しめる空間。リラックスしながら仕事もできる空間。友達やゲストを招いて最大10名が滞在可能な空間。都市を離れ仕事仲間と共有拠点にすることも可能な空間。企業で所有することで自然の中でのテレワークも可能な環境。
未来への暮らし方・働き方へのメッセージが込められた新しい家の提案です。
静かな森の中での新たな拠点。暮らしと仕事が一体となった生活スタイルの提案。
1階にはリアルな生活で使われる、壁で囲われたプライバシー性の高い空間。2階はオフィスやショップ、アトリエなど多様に使えるガラスの透明感ある開放的な空間。4人家族が職住一体で自然を感じながら暮らせる家。そしてテラスの奥にはゲストルーム。多様な暮らしに対応した新しい提案です。
New!
静かな森の中での新たな拠点。広い多目的な空間のある家。ギャラリーや店舗、アトリエや工房、オフィスとしてもつかえる生活スタイルの提案。居住空間はミニマムスペースとしコンパクトな生活が可能。別荘・セカンドハウスとしても最適。4人家族が職住一体で暮らしたり、2人で静かに暮らしたり、1人で暮らしながら多目的空間で創作活動したりと、網走の自然を感じながら暮らせる家。多様な暮らしに対応した新しい提案です。
エリアの最も下に計画された、静かな森の中での新たな拠点。自然と暮らしの距離感を考えた生活スタイルの提案。1階には塀で囲われた庭とつながりながら生活が出来る天井の高い空間にリビング・ダイニング・キッチンが配置されている。2階に個室が4つあり主寝室、子供部屋2室、ゲストルームという使い方も可能でトイレ・バスルームも配置されています。4人家族で暮らすことも、共同で所有し2拠点目として使用することも可能な多様な暮らしに対応した新しい提案です。
Villa2、5、6、8は、詳細が決まり次第、随時発表される予定です。(en)
「TENTOZAN VILLAGE Project」公式ウェブサイト
https://www.tentozan-village.com/