シャネル・ネクサス・ホール(CHANEL NEXUS HALL)は、東京・銀座3丁目にある〈シャネル銀座ビルディング〉の4階にある、コンサートとエキシビションの2つの柱をベースに、シャネルならではのユニークな企画を展開しているスペースです。
各展覧会ごとに制作している図録は、会場での閲覧を目的とし、非売品となっています。
この図録が、2020年11月より、これまでに開催された展覧会の中から6つの展覧会の図録が、デジタル版シリーズとして期間限定で公開されています。
企画の第5弾として、2016年に開催された、写真家カルロス アイエスタとギョーム ブレッションによる企画展「Retrace our Steps ある日人々が消えた街」の図録全ページが、3月5日から4月1日まで公開されます。
2011年3月に発生した東日本大震災が誘発した福島原発事故により、無人地帯となった被災地の状況を、ドキュメンタリーとアートの融合で表現した若手写真家ユニットによる作品シリーズで、2017年にはアルル国際写真フェスティバルにてディスカバリーアワードを受賞しています。
公開される展覧会図録と期間
Vol.1
In Situ
ピエール=エリィ ド ピブラック展(公開終了)
2020年11月12日(木)〜12月10日(木)
Vol.2
TRANSMISSIONS people to people
ティツィアーナ&ジャンニ バルディッツォーネ展 (公開終了)
2020年12月11日(金)〜2021年1月7日(木)
Vol.3
DEPARDON / TOKYO 1964-2016
レイモン ドゥパルドン展(公開終了)
2021年1月8日(金)〜2月4日(木)
Vol.4
INBOX HYBRIDIZATION (IN LOVE)
エンキ ビラル展(公開終了)
2021年2月5日(金)〜3月4日(木)
Vol.5
Retrace our Steps ある日人々が消えた街
カルロス アイエスタ + ギョーム ブレッション展
福島原発事故により無人地帯となった被災地の状況をドキュメンタリーとアートの融合で表現した若手写真家ユニットによるシリーズ作品
2021年3月5日(金)〜4月1日(木)
Vol.6
D’un jour à l’autre 巡りゆく日々
サラ ムーン展
世界の第一線で活躍し続ける女性写真家サラ ムーンが、「時の流れ」をテーマに自らセレクトした作品群
2021年4月2日(金)〜4月29日(木)
なお、シャネル・ネクサス・ホールのWebサイトでは、同スペースのもう1つの活動の柱である、若手音楽家の支援を目的に、演奏会の動画も期間限定で配信されています。(en)
シャネル・ネクサス・ホール Webサイト
展覧会デジタル版公開ページ(公開終了)
https://chanelnexushall.jp/featured/