白井屋ホテルが『Shiroiya Hotel Giving Anew』を刊行

前橋のアートデスティネーション〈白井屋ホテル〉から、初の書籍『Shiroiya Hotel Giving Anew』が刊行されます。

前橋の街づくりに寄与することを目指し、2020年12月に前橋のまちなかに開業した〈白井屋ホテル〉[*]。藤本壮介建築設計事務所がリノベーションを含む2棟の設計を担当し、あちらこちらに国内外のアーティストの作品が設置されていることでも知られています。

藤本壮介、レアンドロ・エルリッヒらによる奇跡のコラボレーションで再生された〈白井屋ホテル〉現地レポート

本書は、建築、現代アート、デザイン、食、歴史などのさまざまな魅力を、美しいグラフィックと写真、さらには藤本壮介氏へのインタビューや、アートやデザイン、食の分野で活躍する人々が寄せた言葉などを1冊にまとめたものです。
書籍のアートディレクションとイラストは、デンマーク・コペンハーゲンを拠点に世界的に活動するデザイン会社＿All the Way to Parisが担当、英語版と日本語の小冊子の2冊組で販売されます。

なお、出版を記念して、4月4日には都内にて藤本氏らが登壇するトークイベントも開催されます。

©Shinya Kigure

『Shiroiay Hotel Giving Anew』 目次
Foreword はじめに（田中仁財団代表理事：田中 仁 ）
1章 Atmosphere なぜ〈白井屋ホテル〉は再生したのか？
2章 Genius Loci 前橋の地霊（ゲニウス・ロキ）/この土地の歴史を読み解く。
3章 Architecture 前橋に誕生した、前例のない「ホテル建築」。
4章 Four Rooms by Four Artists ここにしかない4つの特別な部屋。
5章 Art 現代アートに満たされた唯一無二の空間へ。
6章 Gastronomy〈白井屋ホテル〉が変えた、前橋の「食」。
7章 A City of Mebuku 未来へと歩む、“めぶく”街、前橋。

©Shinya Kigure

タイトル：『Shiroiya Hotel Giving Anew』
著者：藤本壮介、橋本麻里、犬養裕美子、長谷川香苗、白井良邦
編集：白井良邦
クリエイティブディレクション＆デザイン＆イラスト：All the Way to Paris
写真：伊藤徹也 ほか
コーディネート：藤本美紗子・田中静香（Inu llc.）
日本語版デザイン：Qullo & Co.
判型：217㎜×275㎜×38mm（大型本）
頁数：英語版 264頁＋日本語冊子 48頁
本体定価：11,000円（税込）
ISBN：978-4-903348-57-5
発行：一般財団法人田中仁財団
販売：ADP
発売日：2023年3月8日

刊行記念イベント

日時：2023年4月4日（火）19:30-21:00予定
会場：代官山T-SITE 代官山 蔦屋書店
所在地：東京都渋谷区猿楽町17-5（Google Map）
登壇者：藤本壮介、田中 仁
モデレーター：白井良邦
聴講方法：チケット制（有料）、要予約
詳細
https://peatix.com/event/3504120/view

*1.〈白井屋ホテル〉施設概要
群⾺県前橋市の活性化に貢献することを⽬的に、2020年12⽉に開業したアートデスティネーション。300年以上の歴史があった⽩井屋旅館が廃業した後、70年代に建てられた既存建物を藤本壮介建築設計事務所が改修、新棟の新築も手がけた。国内外のアーティストやデザイナーが”協演”した空間など、アート、建築、デザイン、ウエルビーイング、⾳楽、そして⾷において本物を意識し、暮らす⼈と訪れる⼈が出会い、五感に刺激を受ける、あらたな⽂化がめぶく場を提供している。ナショナルジオグラフィックトラベラー「2021年世界のベストホテル 39」に選出されている。

白井屋ホテル 外観（馬場川通り側） ©Shinya Kigure

白井屋ホテルウェブサイト
https://www.shiroiya.com/