東京・南青山(最寄駅:乃木坂)のギャラリー・アートアンリミテッドにて、写真家の中野正貴(なかの・まさたか)の個展が開催されています。
中野の代表作は、8×10(エイトバイテン)の大型カメラを用いて、11年かけて誰もいない東京を撮影した写真で構成される作品集『TOKYO NOBODY』(2000年 リトルモア)や、個人の日常と窓外の社会を対比させた『東京窓景』(2004年 河出書房新社)などが知られています。2019年末から今年1月にかけては、大規模な個展、東京都写真美術館で中野正貴写真展「東京」を開催、巨大で濃密なプリントで空間を埋め尽くし、圧倒的な迫力で大きな話題となりました。
30年以上にわたり、東京にこだわり、大型カメラを使って撮影してきた中野の写真には、過密な都市・東京の多彩な相貌が凝縮されており、その作品からは、過去への懐かしさ、近未来の姿など、人々の記憶や痕跡などを感じとることができます。本展では、これらの作品のオリジナルプリントが展示されます。
「中野正貴 | Refrain ―東京慕景」
会期:2020年6月1日(月)〜27日(土)
開廊時間:13:00-19:00(最終入場は18:30まで)
休廊:日曜、火曜、祝日
会場:ギャラリー・アートアンリミテッド(東京都港区南青山1-26-4 六本木ダイヤビル3F)
入場:無料
会場ホームページ www.artunlimited.co.jp
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※詳細および最新の情報は、会場ホームページを参照