インテリア ライフスタイル　6月12～14日・東京ビッグサイトで開催

これからのライフスタイルマーケットを提案する、インテリアデザインのための国際見本市「インテリア ライフスタイル」（主催：メッセフランクフルトジャパン）が6月12～14日、東京ビッグサイト西ホールとアトリウムで開催されます。

日本のほか、イタリア、イギリス、インドネシア、フィンランド、香港、リトアニアなど、20カ国・地域から約500社の出展が決まっており、家具やインテリアマテリアル、ホームアクセサリー、テキスタイルまで、多様な商材が集まる設計者、デザイナー必見の展示会です。

アトリウム特別企画は「ニュー・ローカル。」

クラフトの多くはローカルでつくられているものが多いなか、後継者不足やさまざまな事情で継続の危機にあるものが多いといいます。しかし、ツーリズムや二拠点生活などによりローカルの再発見が進みつつあるとして、日本各地や海外からその土地に根差した技術、文化、素材にもとづくものづくりや、デザイナーらによるデザインやアイデアとの融合で生まれる新しいブランドなどを集めた特別企画がアトリウムで開催されます。

昨年度に引き続き、見本市・アトリウム特別企画のディレクターを建築家の芦沢啓治氏が担当。特別企画には全38ブースが出展します。

家具から塗料まで、出展メーカーをピックアップ！

航海用ロープを編んだ強度と意匠性をもつカラフルなチェア

SIXINCH.ジャパンは、イタリアの老舗家具ブランド「TONON（トノン）」から新作「SAILOR」シリーズを展示。航海に用いられる弾力性のあるロープを職人の手で編んだチェア「SAILOR」は漁師たちが使う網にインスピレーションを受けたデザインで、屋内外とも使用できスタッキングも可能。砂浜に生まれる曲線のようなデザインのウレタン製ガーデニングチェア「RIVER SIDE」（トップ画像）も出展。

コンクリートの質感を残して彩りを加える水性カラーステイン塗料

コンクリート用塗料の国産メーカーAFJ（旧社名：アシュフォードジャパン）は水性コンクリートステイン塗料「aqua color」を出展。コンクリートのテクスチャーを残したまま半透明に仕上げ、粉塵の発生も予防します。

コート剤は床用のグロス・マットの2種と壁用のウォールの全3種で、カラーリングは20色とクリアのラインナップがあり、自然な色ムラや重ね塗りによる濃淡表現、異なる色の重ね合わせも可能とのこと。床用はオプションのノンスリップパウダーで防滑性を高めることもできるそうです。

質感や立体感を実現！インクジェットプリンタによる壁紙印刷

舞台やテレビの美術協力を手掛けてきた、昭和2年創業の三共紙店オリジナルブランド「LIMELIGHT」は、柄に特化した壁紙シリーズです。ストライプやチェック、ドット、和柄など、柄の起源をたどり、縫製や染色などの製法をグラフィックデザインで表現し、自社で印刷。柄ごとに異なる質感や立体感を実現しています。

インテリア ライフスタイル　開催概要

会期：2024年6月12日（水）～14日（金）10：00～18：00（最終日は16：30まで）
会場：東京ビッグサイト 西ホール＋アトリウム
主催：メッセフランクフルト ジャパン（株）