東京オフィスの営業スタッフを募集

特徴・ビジョン

山形緞通は、オリエンタルカーペット株式会社によるじゅうたんブランドです。1935年、山形県山辺町で創業以来、日本の生活様式、風土、感性に根ざしたものづくりを続けてきました。人々の暮らしを受けとめ、永い時間をともに重ねてゆく、上質で丈夫な、素直なじゅうたん。それは、歳月の経過によって風合いと肌触りを艶やかに増す、日用の美品です。

「世界に誇れる最高品質のじゅうたんを、山辺の地の手仕事によって創り続け、地域社会と文化の発展に寄与する。皆様の暮らしを足もとから支え、毎日の喜びを紡いでゆく。」これが私たちの経営理念です。

代表者メッセージ

1935年創業の当社は、2011年に自社ブランド「山形緞通」を立ち上げました。東日本大震災と同年、産地の厳しい環境を打開し、ものづくりを次代へと繋ぐため、不退転の決意による一手でした。

市場からのありがたい反応とともにブランド運営を続けるなか、3年前に1つの大きな変化がありました。まだ新型コロナウイルスが猛威を振るっていた2020年10月、馬喰町に東京オフィス・ショールームをオープンしたことです。オープン以降、コロナ禍中にも関わらず、たくさんのお客様にショールームへお越しいただいたことは、ものづくりの根本を見つめ直す貴重な経験でした。

今年は創業88年目、自社ブランド「山形緞通」立ち上げから12年目になります。軌道に乗り始めた東京オフィス・ショールームを起点に、さらにものづくりを発展、洗練させ、お客様の暮らしと毎日の喜びに寄り添う会社経営、ブランド運営を目指します。ぜひご応募よろしくお願いします。

代表取締役社長 渡辺博明（Hiroaki Watanabe）

オリエンタルカーペット株式会社

1935年、山形県山辺町に創業。北京より7名の緞通技術者を招聘し、国内初となる羊毛を原料とした中国緞通の技術導入に成功。1945年より戦後の物資が欠乏した時期に「葛の木」の根を原料とした手織緞通を製作。GHQのマッカーサー司令室などに納入。また同時期に、軍服を反毛した素材を用いた手織緞通を製作し、帝国ホテルへ納入した。

1968年、皇居新宮殿「長和殿」へ手織緞通を製作・納入。日本における建築、デザインの発展に合わせて、さまざまな建築家やデザイナーとともに、個人住宅から別荘、集合住宅や宿泊施設、大型公共建築まで、じゅうたんを製作、納入する。

2013年、ものづくりの呼称であった「山形緞通」という名前、コンセプト、製品ラインナップを整理編集し、オリエンタルカーペットの自社ブランドとして公開。2015年、自社ブランド「山形緞通」が、グッドデザイン賞を受賞。2020年、東京オフィス・ショールームを東神田・アガタ竹澤ビルにオープン。

スタッフコメント

当社は、じゅうたんのラグサイズでの特注製作から敷き込み施工まで、同領域のあらゆる業務をお引き受けします。その中でも、東京オフィス・ショールームは、日本全国のお客様へものづくりをお届けする拠点であり、フラッグシップです。
営業スタッフの主な業務内容は、住宅から大型建築、官公庁まで、建築設計事務所などの設計者、工務店などの現場担当者との打ち合わせを重ね、お客様の多種多様なご希望をかたちにし、製作から納品までを管理する、施工管理と営業業務です。
これからの会社とブランドの発展、洗練を担う東京オフィス・ショールームで、お客様の暮らしと毎日の喜びに根ざしたものづくり、事業運営に取り組んでいただける方とのご縁を、楽しみにお待ちしています。

プロジェクト事例写真

〈渋谷区 S邸, 2022〉Photo: Masaki Ogawa

〈PADDLERS COFFEE, 2022〉Photo: Masaki Ogawa

〈京都迎賓館, 2004〉 Photo: Nikken Sekkei