t.c.k.w / ubushina が伝統技術ディレクター・アシスタントスタッフを募集！

事務所の特徴・ビジョン

ubushinaは日本各地の職人たちと一丸となり伝統を現代に生かすものづくりを2003年から続けています。
建築家やデザイナーが思い描く家具、照明、アートワークなどを具現化し、フルオーダーで誂えることに加え、現在は事業主となるクライアントからの依頼を受け、包括的なコンセプトを提案するなど、プロジェクトとの関わり方はより深くなっています。
私たちが取り組むのは、歴史に敬意を払い、職人と創意工夫しながらものづくりの文化を次の世代につないでいくこと。
「伝統の行方を創造すること」を使命に、これからの社会にとって希望のあるものづくりを続けていきます。

代表者メッセージ

その地域でしかできないこと、その職人でなければできないことを重要視しています。効率のよいやり方ではないかもしれませんが、今までにそうした産地や職人の持ち味を発掘し、多彩なネットワークを構築してきました。個々の多様性を尊重し、手と頭がよく働く職人たちと創意工夫しながら、これからの社会にとって希望あるものづくりの文化を探求することが自分の信念です。

立川裕大（Yudai Tachikawa）

1965年、長崎県生まれ。オーダーメイドの伝統工芸プロジェクト「ubushina」を立ち上げ、日本の伝統技術を先鋭的なインテリアに仕立てるというスタイルを確立。空間に応じた家具・照明器具・アートオブジェなどを一点物として仕立ててきた。「東京スカイツリー」「パレスホテル東京」「伊勢丹新宿店」など、日本各地の職人と長年にわたって切磋琢磨しながらものづくりの現場をともにし、2016年、伝統工芸の世界で革新的な試みをする個人団体に贈られる三井ゴールデン匠賞を受賞。その実績を引き継ぎ、2023年、オートクチュールからプレタポルテへ。日本の技の粋を集めたプロダクトブランド「AMUAMI」をリリース。地域社会や環境と調和しながら、日本の職人の仕事を世界に届けている。

スタッフコメント

素材や技術に多く触れることができる環境です。もちろん実際に制作している日本各地の産地へ出向くことも多いです。近年では、ホテル、飲食店、住宅に加え、ハイブランド店舗における特注制作なども増えてきており、日本の伝統工芸や技術に対する需要はもちろんのこと、今まで弊社が直向きにクオリティを追求し続け、ものづくりに対する探究心をもち続けたことが今に繋がっているのだと思っております。

伝統技術ディレクターでは、依頼主である設計やデザイナー、施主に対してマテリアルや技術を提案することや、要望をヒアリングし、想像するデザインを具現化するための資料や図面を作成します。
工場や産地、職人へ制作意図を伝え、ともに制作方法を検討しながら、納期、コストをコントロールし、制作工程を随時確認しながら制作物のクオリティを上げていき、最終的には現場への納品まで管理します。
アシスタントスタッフでは、それらのサポートとしてバックオフィスはもちろんのこと、ときには簡易な組み立て作業だったり、過去のアーカイブ整理だったり、カタログ制作など、その人の特性に応じて、オールラウンドに活躍いただきたいと思っています。

そういった弊社の物づくりへの興味のある方はもちろんのこと、空間を構成する1つひとつをより深く掘り下げながらクオリティの高い物づくりを目指したい方、多様なプロジェクトに取り組む意欲と好奇心のある方をお待ちしております。

プロジェクト事例写真

（トップ画像＝〈ubushina〉Photo: GION）

〈TOKYO SKY TREE〉Design: hashimoto yukio design studio  / Photo: Nacasa & Partners

〈IT’S ALWAYS THE OTHERS WHO DIE〉©NORITAKA TATEHANA K.K. /  Photo: GION

〈eph KANAZAWA〉Design: SPACE /  Photo: TAKUYA YAMAUCHI