物件探しから設計・施工まで伴走し、個店がつながる街づくりを実践
京都を拠点とするコトスタイルは、テナント仲介から設計、施工までを一貫して手がける店舗専門の会社です。創業から15年、不動産会社と設計事務所の中間に位置する独自の立ち位置を築き、これまでに300件以上の飲食店や美容室などの店舗づくりを支援してきました。
出店者が抱える課題や準備状況を把握しながら、物件探しの段階から関わることで、店舗の構想や背景にある想いを丁寧に引き出していきます。一般的に設計は物件が決まってから始まることが多い中、コトスタイルでは構想段階から関わることで、複数の選択肢を検討しながら計画を組み立てることが可能です。こうしたプロセスを通じて、単に空間を整えるのではなく、出店の目的や事業の方向性を踏まえた設計へとつなげていきます。
コトスタイルの強みは、デザインを形として成立させるだけでなく、その背景にある意図や条件を理解した上で空間に落とし込むことにあります。設計の枠にとどまらず、出店のプロセス全体に関わることで、より深くデザインに向き合うことができる環境です。近年は、空き家を活用したテナント開発事業にも取り組み、個店の出店機会を生み出す取り組みも進めています。個人店が街の中でつながり、街の魅力を形づくっていく。そんな街づくりを、店舗デザインを通して実践しています。
出店のプロセスを学びながら、物件探しから関わる店舗デザイナー
未経験で入社する方には、店舗デザインを中心にプロジェクト全体に関わりながら、店舗づくりの流れを実務の中で学んでいただきます。コトスタイルでは、不動産や事業計画といった視点に触れながら設計を行います。物件案内の段階から設計者がクライアントと共に現地を訪れ、空間の可能性や席数、動線などを検討することも少なくありません。設計業務に加え、クライアントとの打ち合わせや施工現場との調整などを経験しながら、店舗づくりに必要な知識や実務を段階的に身につけていきます。
こうした経験を積み重ねることで、設計者としての視野を広げながら、将来的にはクライアントとの打ち合わせから設計、現場監理までを一貫して担うプロジェクト担当者へと成長していくことが期待されています。
また、採用にあたっては、入社後のミスマッチを防ぐため、一次面接通過者を対象に1〜2日程度のインターンシップを実施しています。実際の現場に同行し、職人とのコミュニケーションや、お客様との打ち合わせの様子を間近で見ることで、店舗づくりの進め方を具体的に理解する機会となっています。あわせて、不動産業務の一環として、物件紹介の場にも立ち会いながら、店舗デザイナーが物件選定に関わる意味や強みについても体感的に理解することができます。こうしたプロセスを通じて、入社前の段階から仕事の実像に触れ、自身との相性を確かめることができる点もコトスタイルの特徴です。
密な対話を通し、店舗や空間づくりのプロセスを楽しみながら街に新しい場を生み出す
コトスタイルでは、設計者がクライアントと直接対話しながら店舗づくりを進めていくスタイルを大切にしています。住宅設計のように営業担当を介して進むプロジェクトとは異なり、設計者自身がオーナーと向き合い、コンセプトや事業の方向性を共有しながら空間をつくり上げていきます。
初めて店を開くオーナーも多いため、計画の段階から丁寧なコミュニケーションを重ね、想いや背景を理解しながら設計を進めていくことが求められます。また、現場では職人との距離も近く、材料や納まりについて直接相談しながら空間をつくり上げていくことができるのも特徴です。そのため、設計スキルの高さだけではなく、人と話すこと、細やかで密なコミュニケーションを大切にすることができる人が向いています。
クライアントや職人、社内メンバーとの対話を通してアイデアを形にしていく仕事のため、お店や街が好きで、人との関係の中で空間をつくることに魅力を感じる人、人と話しながらものづくりを進めるプロセスそのものを楽しめる人にとって、大きなやりがいを感じられる環境です。