不動産開発、運用、戸建分譲、注文住宅など幅広く不動産事業を手がける総合ディベロッパーのさくら地所(本社:神奈川県横浜市)。年間140棟の戸建分譲住宅を販売する同社の住宅設計部門が、ハイクラス向け分譲住宅の設計者を募集しています。「新しい分譲住宅ブランドの立ち上げを検討しており、ゼロから携わる新しいメンバーを募集したい」と話す設計部 部長の髙橋氏、経営管理部 マネージャーの吉村氏にインタビューしました。
髙橋氏(以下、髙橋):さくら地所は創業30年を迎えた総合ディベロッパーです。町田で創業し、現在はたまプラーザに本社を移しています。東京都の城南・城西エリア、神奈川県横浜・川崎エリアを中心に都市開発、アセットマネジメント、不動産再生を展開し、住宅部門では東京、神奈川を中心に宅地開発や分譲住宅販売を行っています。さくらグループ全体(さくら地所、さくら建設)としての売り上げ高は連結で年間110億円ほどになります。

武蔵野市境南町の事例
髙橋:創業当時は用地仕入れ、宅地造成、建売業者への販売がメイン事業でしたが、20年ほど前から事業を拡大し、自社で住宅販売も手掛けるようになりました。現在は、取得した土地の造成から住宅の企画・施工・販売、アフターメンテナンスまで、まさに川上から川下までを一気通貫で行っていますし、注文住宅も手がけています。コロナ渦以降はアセットマネジメント事業にも注力してビルの企画、施工、運営も行っていますが、今回募集するのは設計部で分譲住宅をデザインする意匠設計スタッフです。
分譲住宅にはディベロッパーごとにブランドシリーズがあり、街を歩いていると見かける外観のデザインから「あの会社のシリーズだな」と分かることがあると思います。さくら地所では外観を統一せず、さまざまなプラン、デザインで提供しているのが特徴です。
私たちは宅地開発をメイン事業として始まった企業のため、用地取得や造成に強みがあります。過去には100棟を超える分譲地を開発、販売したこともありますが、ひたすら同じデザインが並ぶような売り方はしていません。環境や立地に合ったプランを追求することで、分譲住宅ながら「オンリーワンの住宅」を提供することを常に目指しています。

髙橋氏(設計部 部長・写真左)、吉村氏(経営管理部 マネージャー・写真右)
髙橋:分譲住宅を始めた当初は、町田や座間、相模原などで3000万円台の住宅を数多く手掛けるというスタイルでした。現在は、都内や湘南地区のような海の見えるエリアに比重を移し、販売価格も6000万円から7000万円、土地によっては2億円を超える住宅まで、比較的高い価格帯の分譲住宅を提供しています。
年間に建築する棟数が多く、建材や設備の仕入れ数も多いスケールメリットを活かせるため、スペックの高いものを採用して設計することができます。外観も同様で、高価格帯の外装材を使用してさらに質のよいデザインを提供するポテンシャルがあることが私たちの強みです。
設計部では主に用地仕入れを行う営業チーム、企画・販売チームと打ち合わせを行い、棟数、坪数、プランニング、外観などをどうするかの商品企画を行います。現在は3~4LDKが中心で、外観はエリアごとに変えています。よりよいデザインを求めて、現在は外観デザインの一部は外部のデザイン事務所に依頼をしています。今後はその部分も内製化し、プランニングからデザインまで自社で完結させる設計体制を整え、さくら地所らしさを感じられるブランドも立ち上げたいと考えているところです。
髙橋:今後日本の人口が減り、住宅の需要も母数が減ってくると予想されるなかで、弊社としてはより高品質でデザイン性の高い「選ばれる住宅」を提供していくことで他社との差別化を図っていきます。これからも木造在来住宅の分譲事業を推し進めていくにあたり、デザイン力をより強化していきたい、これはこの事業を強化していくうえで必要不可欠な要素です。
そこで設計力、デザイン力のさらなる向上のため、今回新しいメンバーを募集することになりました。新しく入社される方には、外観デザインに徹底してこだわった分譲住宅の設計をお願いしたいと考えています。

横須賀市佐島の事例
吉村氏(以下、吉村):私たちは年間で140棟規模の分譲住宅を手掛けていますが、いくつも支店のあるような大所帯の住宅メーカーではありません。社長とも日常的に直接会話できるようなアットホームな組織です。オフィスには営業、造成、建築施工、販売、不動産運用、再生など、各部門が集まっているので、日頃から活発に情報交換を行っています。
また営業、設計など担当業務に関わらず、全社で「19時PC強制シャットダウン制度」を導入しています。それぞれが勤務時間内で仕事を終え、オンオフの切り替えができる、メリハリをもって働ける環境を整えています。
現在、累計の分譲戸数は4000戸を超え、さらなる拡大を目指しています。当たり前ですが、質のよい住宅は腕のいい施工協力会社や職人さんがいなければ建ちません。さくら地所では常に安全協力会に加盟いただいている特定の施工者と長く信頼関係を築いて、その仕事ぶりは高い評価をいただくことがたびたびあります。
年140棟を手掛けるということは、「大工さんの仕事が途切れない」ということです。安定した仕事量をお願いし続けることで質の高い仕事を提供してもらうことができ、それが最終の住宅購入者であるお客様の満足にもつながっています。企画開発から行っている住宅を最高の品質で販売し、届けられる環境は、お客様だけでなく設計者にとっても大きなやりがいになるはずです。

鎌倉山の事例
吉村:今回、木造分譲住宅領域をマネジメントいただく設計部長候補も募集しています。部長ポジションの主な仕事は、分譲住宅の企画はもちろん、他部署との連携や進捗管理、施工管理などですが、自ら設計を行うこともあります。これまでにビルダーや設計事務所で管理職やプロジェクトを1人で担当されている方は、ご自身の経験を存分に活かせるポジションです。
規模感のある仕事に挑戦したい、責任のある立場にチャレンジしたい、給与アップを図りたいなど、意欲的な方に応募していただきたいと思っています。
髙橋:施主一人ひとりと向き合い、時間をかけて寄り添う設計も魅力があると思います。一方で分譲住宅の設計には異なる面白さがあります。常にアンテナを張り、世の中のトレンドやニーズを把握して取り入れる柔軟性、何十、何百の設計を提案するスピード感が重要になります。
分譲住宅は、市場に受け入れられること、つまりお客様に選んでもらうことが大切です。建物が売れなければ分譲住宅事業は成り立ちませんし、会社を運営していくことができません。管理職には全体を俯瞰して進捗を管理する力が求められます。納得できる設計のために手間を惜しまず、かつ時間をかけすぎない判断力や決断力も求められます。担当スタッフとしての設計者から一段上のポジションで、会社の業績を左右するようなダイナミズムを実感できるやりがいがあります。
髙橋:分譲住宅の設計は、街の未来をつくる仕事だと思います。宅地造成で街の基盤をつくり、周辺環境や土地柄などに合わせたプランを考え、高い品質の住宅を提供するのがさくら地所の仕事です。美しい住宅を設計し、問題なく施工し、世に送り出すことはその地域の資産価値向上にもなります。
社内には用地を仕入れる営業、造成、建築施工、販売、不動産運用・再生など各部門の専門家が揃っています。部門を超えてさまざまな専門チームが連携をとり、学びの多い職場環境です。「住みたい」と思ってもらえる高品質な住宅を、私たちと一緒に世に送り出す仕事にチャレンジしてもらいたいと思います。

インタビュー:2026年2月4日 さくら地所 本社にて
Photo: TEAM TECTURE MAG(人物)
| 募集職種 | 意匠設計 |
|---|---|
| 業務内容 | 分譲地の企画構想、分譲住宅を中心とした基本設計 新築分譲住宅の企画・立案、設計業務および管埋 新築分譲住宅に伴う工程管埋 |
| 応募資格 | 【必須】 1級建築士もしくは2級建築士資格 ARCHITREND ZEROの使用経験 木造住宅の意匠設計の実務経験(5年以上) |
| 待遇 | ◼︎年収 800万円~1120万円
◼︎賞与 年に2回(夏・冬)業績に応じてボーナス支給あり
◼︎勤務時間 9:00~18:00
◼︎休日 完全週休2日制(土日)、年間休日125日(所定休日120日+計画年休5日)、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、特別休暇、育児休業、介護休業
◼︎その他 健康保険、雇用保険、確定拠出年金(401k)導入、出産・育児支援制度、図書購入費補助、資格取得支援制度、19時PC自動シャットダウン制度 |
| 採用スケジュール | 書類選考 ※ 書類選考の合否に関わらず、応募者全員にご連絡いたします 1次面接 WEBテスト(SPI) 2次面接(場合によっては1次のみ) |
| 勤務地 | 神奈川県横浜市青葉区新石川2-4-12 |
| 会社情報 | 社名:さくら地所株式会社 採用担当者:吉村
ウェブサイト:https://sakura-inc.co.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/sakurajisho_lagras/?hl=ja E-Mail:recruit@sakura-inc.co.jp 電話番号:0455325558 |