図面から現場まで。建築と一体化する家具を一貫して担う
セドは、特注家具の設計・製作管理・施工管理、現場での取り付けまでを担う体制を強みとしています。一般的に分業されがちな工程を一つのチームで担うことで、空間全体の完成度を高めるものづくりを実現しています。図面だけでなく、現場での調整や納まりの検討まで関わることで、建築空間の中で家具がどのように機能するかを細部まで追求できる点が特徴です。
また、代表の粟村が旭川で家具職人として培った経験を活かし、製作物に応じて最適な工場を選定できる点も、セドならではの大きな強みです。自社工場を持たないことで、加工方法や設備に応じた柔軟な判断が可能となり、打ち合わせの段階から具体的な製作方法を踏まえた提案を行うことができます。クライアントからは、家具を単体としてではなく建築の一部として捉え、空間に調和するかたちで実装していく姿勢が評価されています。案件ごとに条件が異なる中で、最適解を導き出していくプロセスそのものが、この仕事の価値につながっています。
扱うのは、キッチンや造作家具など、建築と一体となる領域。素材の選定から寸法、納まりに至るまで、細部の積み重ねによって空間の質が決まります。少人数のチームだからこそ、一つのプロジェクトに最初から最後まで関わることができる。その経験の密度と、完成時の実感の大きさが、この仕事の魅力です。
0から100まで経験しながら、設計と現場をつなぐ担い手へ
入社後は、既存メンバーとともにプロジェクトを担当し、図面作成・打ち合わせ・製作管理・現場対応までを横断的に経験していただきます。案件としては、個人住宅や店舗が中心のため、日常に近いスケールの空間に関わっていただく機会が多い環境です。
設計には3Dソフトを活用しています。一般的なモデリングツールとは異なり、立体データから平面図・断面図を生成しながら、構造や納まりを一貫して検証することができます。2D図面では読み取りに経験が必要だった部分も、3D上で可視化されることで理解しやすく、設計者自身が納まりを具体的に把握しながら検討を進めることができます。さらに、職人とのやり取りにおいても、より精度の高いコミュニケーションが可能になります。ソフトの使い方は、既存メンバーから教わりながら習得していただくので、未経験の方でも段階的に学べる環境が整っています。
経験を重ねる中で、徐々に担当範囲を広げていただき、最終的にはプロジェクト全体を一人でリードできる状態を目指していただきます。大規模案件については段階的に役割を担いながら、無理のない形でステップアップしていきます。現場と往復しながら、単なる作図者ではなく、「どうつくるか」「どう納めるか」まで考えられる担い手を目指すことができるポジションです。
フラットに話せる関係性の中で、ものづくりに向き合う
チームは少人数で、立場に関係なく意見を交わせる関係性のため、仕事の合間や終業後に自然と会話が生まれることが多いです。また、社員旅行や山登りなど、仕事の外でも時間を共にする機会があり、立場を超えたフラットな関係性が日常的に築かれています。トラブルが起きた際も、誰かを責めるのではなく、その場でどう納めるかを考える文化が根付いています。
求めているのは、特別なスキルよりも、周囲と関係性を築けること、そして自ら学び動ける姿勢です。プロジェクトを円滑に進めるためのコミュニケーションを意識できる方や、使い手の視点で細部に気づける感度を持つ方でしたら、この仕事に向いていると思います。現場の職人や設計者と柔軟にやり取りを重ねながら、より良い納まりや仕上がりを追求していく姿勢が重視されます。素材や構造への理解を深めながら、家具を通して空間づくりに関わりたい方、日常の中で素材や空間の見え方に興味を持てる方は特に、この仕事の面白さを実感できるはずです。
将来的なキャリアについては、まずは長くチームの一員として関わりながら、経験を積んでいくことが期待されています。その上で、将来的に独立を志向する場合には、外部パートナーとして協業しながら関わり続けていくことも想定しています。ひとつの組織に閉じるのではなく、ものづくりを軸に関係性が広がっていく。このような開かれたスタンスも、セドの特徴のひとつです。