鹿児島県の奄美大島を拠点にしながら関東・鹿児島・奄美群島・沖縄で設計を行っている事務所です。現在、大きな公共複合施設、ホテル、集合住宅、納骨堂、住宅、別荘、小さな家具など多岐にわたる幅広いスケールのプロジェクトが同時進行しており、都市計画区域外にある広大な敷地での住宅・別荘設計や、都心15坪の土地に容積率ギリギリでほぼ法規で形態が決まってくるようなプロジェクトまで異なるコンテクストを横断しながら設計活動をしている事務所です。
島の現場は、内地(本土)の現場に比べると「職人さんらとの繋がり」が非常に強く、現場打ち合わせのみならず、出発式・上棟式・竣工祝いも職人さんらも一緒に“呑みニケーション”しながら建築を一緒につくっていく環境です。
1つひとつのプロジェクトをていねいに紐解き、対話を重ねながら形にしていくための翻訳作業を、共にしてくれるメンバーを募っています。コミュニケーションが好きで、地方で建築設計をしてみたい方の応募を、お待ちしています。
酒井一徳(Kazunori Sakai)
1982年奄美大島出身。広島大学にて環境・土木を学び、渡米して大学院から建築を学び、University of Floridaにて修士号取得。アトリエ・天工人を経て、2012年父が営む奄美大島の設計事務所に戻り、共に設計活動を行う。2013-2018年一般社団法人Shall we Design を立ち上げ、地域課題に取り組む事業を奄美群島のクリエイターたちと企画運営。2014年から株式会社酒井建築事務所として法人化。主な受賞は、九州建築賞佳作、かごしま・人・まちデザイン大賞、グッドデザイン賞など受賞多数。
酒井建築事務所へは2015年に酒井さんの誘いで入社しました。それまで東京にいましたが、入社を機に思い切って奄美大島へ移住し、2018年の退社後そのまま奄美に残り設計事務所を立ち上げて今に至ります。
酒井建築事務所の特徴は、プロジェクトの数と奄美大島(離島)という土地の特殊性だと思います。担当できる物件数はとても多く、私が在籍した3年で、数えてみたら小さなものまで含めると15件以上ありました(コンペ等は除く)。プロジェクトも住宅・集合住宅・店舗・事務所から牛舎、体育館、小さな看板や家具など多岐にわたります。設計の質をキープしつつ複数の異なる用途の物件を思考・提案する力が鍛えられ、実務としても良い経験になったと思います。
奄美大島に身をおいての設計は、何事にも代えがたい経験になりましたね。仕事でいえば現場監督や職人さんたちとの、チームとしての一体感を持つものづくりの楽しさや、湿度・台風など過酷な気候との戦い。プライベートでは綺麗な海や星空が直ぐ側にあり、仕事の疲れを自然が癒やしてくれます。
実は最初は数年したら東京へ帰るつもりで、酒井さんにもそれを伝えたうえで入社しましたが、何だかんだ良いところなので今も奄美にいます(笑)。1人の人間が生き方を変えさせられるくらいの魅力が、この島や事務所にはあると言ってよいのではないでしょうか。
小野良輔(小野良輔建築設計事務所)
(トップ画像=〈大屋根の家〉 Photo: Toshihisa Ishii)
〈浦の家〉 Photo: Toshihisa Ishii
〈太平洋を臨む家〉 Photo: Toshihisa Ishii
〈龍南中体育館〉 Photo: Toshihisa Ishii
募集職種 | 意匠設計 |
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業務内容 | 建築設計監理 |
応募資格 | 建築系または美術系の大学・専門 学校卒業・卒業予定の方、実務経験者大歓迎 |
待遇 | [実務経験3年以上の者]
[新卒または実務経験3年未満の者]
[リモートでの実経験者]
[賞与]年2回
[福利厚生]健康保険、厚生年金保険、雇用保険、社員旅行(建築めぐり)、サウナ
[勤務時間]8:30〜17:30
[休日]日曜、祝日、GW休暇、お盆休み、年末年始休暇 |
応募方法と採用スケジュール | 履歴書及び簡潔なポートフォリオPDF(5MB以下)をkazus0127@gmail.comにご送付ください。オンラインで面接を行います。トライアル期間3カ月(有給)を経て、採用の是非をいたします。 |
勤務地 | 〒894-0026 鹿児島県奄美市名瀬港町12-1 |
会社情報 | 社名:株式会社酒井建築事務所 ウェブサイト:http://sakaiarchitects.com/ Instagram:https://www.instagram.com/sakaiarchitects_official/ Facebook:https://www.facebook.com/archsakai0127 E-Mail:kazus0127@gmail.com 電話番号:099-753-7066 採用担当者:酒井一徳 |