1972年創業、内装仕上工事業を関西と関東を中心に行っている日建スチール(本社:兵庫県尼崎市、東京本部:東京都葛飾区)は、同社が展開する石膏ボード成型ユニット「JUPITA」のシリーズから、特殊なデザインやR寸法や角度調整にオーダーメイドで対応した〈X-J VR〉を開発、販売を開始したと発表しました(日建スチール 2020年11月19日プレスリリース)。
「JUPITA」は、業界の職人不足を解消するために同社が立ち上げた新規事業から生まれた石膏ボード成型ユニットのシリーズです(下の写真)。
同シリーズに新たに加わった〈X-J VR〉では、これまで金物や人工木材などの建材を使って対応してきた、45度以下のエッジ形状やR形状の成型が石膏ボードで可能となりました。天井デザインで採用の多いR100~R500、壁・柱でデザインされる500R~の大きいRにもオーダーで対応。天井など周辺の内装ボードとほぼ同じ厚みとなる〈X-J VR〉なら、石膏ボード同士の取り合わせでシームレス化を実現し、異種材の取り合いで発生しがちなクラック抑制にも効果があるとしています。他の商材と比較して、圧倒的な軽量化とコストパフォーマンスを実現、コストダウンも計れるとしています。
また、〈X-J-VR〉は「JUPITA」の主力製品である間接照明ユニットのシリーズに組み合せて使うことができます。住宅のリビングや寝室などの天井付近に設置する間接照明まわりで使用すれ、アール形状が空間を柔らかい光で演出し、高級感を添えます。
詳細は、日建スチールのプレスリリース、または「JUPITA」のサイトを参照してください。(en)
石膏ボード成型製品JUPITA
https://jupita.biz/