野原ホールディングスが展開する壁紙ブランド「WhO(フー)」は、クリエイターからクリエイターへとバトンをつなぎ、壁紙をデザイン、商品化していくリレー企画「CREATORS CIRCLE」をスタートしました(2020年11月19日プレスリリース)。
「CREATORS CIRCLE」は、壁紙という平面的な表現にとらわれることなく、さまざまな分野のクリエイターの参加によって、インテリア空間への新たな壁紙の創出を目指すプロジェクトです。
プロジェクトのスタートをきる3人のクリエイターのプロフィールは以下の通りです(敬称略)。
山野英之(やまの ひでゆき)プロフィール:
グラフィックデザイナー。奈良県生まれ。京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。2009年にデザイン事務所 TAKAIYAMA inc.(高い山株式会社)を設立。書籍、広告、ブランドデザイン、建築サインなど、平面から空間まで、グラフィックデザインを軸に活動。個人の制作として「クソバッジ」「B.C.G」「YAMANOMAX」「UHS-α」など。
大西麻貴(おおにし まき)プロフィール:
建築家。百田有希と一級建築事務所大西麻貴+百田有希 / o+hを主宰。公共建築から住宅、店舗やまちづくりまで、さまざまなプロジェクトに取り組む。主な作品に「二重螺旋の家」「Good Job! Center KASHIBA」など。著書に『大西麻貴+百田有希 / o+h|8stories』(LIXIL出版 2014 / 現代建築家コンセプト・シリーズ17)。
三重野 龍(みえの りゅう)プロフィール
1988年兵庫県生まれ。2011年京都精華大学グラフィックデザインコース卒業。大学卒業後、京都にてフリーのグラフィックデザイナーとして活動開始。美術や舞台作品の広報物デザインを中心に、ロゴやグッズなど、文字を軸にしたグラフィック制作を実践。
参加対象者:紹介していくクリエイターはプロ、フリーランスに限らず、会社に勤務している方、事務所に所属している方(副業が可能な方)など、職業形態は問いません。平面表現の方に関わらず、立体表現、建築家、音楽家、プロダクトデザイナーなどの分野も問いません。
企画進行:上記の3氏から企画をスタートさせ、それぞれが新たなクリエイターを紹介する3つの軸で進行します。
「CREATORS CIRCLE」の心得:
1.「自らが欲しいと思えるものか?」
2.「既存の概念に捉われていないか?」
3.「楽しんで制作できているか?」
本企画によって生み出されたデザインは、「WhO」のラインナップ「CREATORS」に加わり、「CREATORS CIRCLE」として展開、販売されます。
山野英之、大西麻貴、三重野 龍の3氏がデザインしたプロダクトのリリースは、それぞれ2020年内を予定。その後は、各クリエイターの紹介によって新たな参画者が決定し、年間で20~30点程度の商品化を目指してい流とのことです。(en)
「WhO(フー)」について
より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のための壁紙ブランド。家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから食、アートにわたってさまざまなクリエイティブ活動を展開する、graf(グラフ / 代表、クリエイティブディレクター:服部滋樹氏)プロデュースのもと、2015年7月にブランド化。日本における壁紙の可能性を拡げながら、日本の住まいや空間に適した、日本人の感性にあうデザインの壁紙を提供することを目指す。
「CREATORS CIRCLE」詳細
https://whohw.jp/creators-circle/