〈SPIRGRIPS+(スピアグリップスプラス)〉は、生理学的研究に基づいた、新しい人間工学をコンセプトとしたグリップです。自転車やマウンテンバイクなどの適合したハンドル[*]であれば、六角スパナで簡単にに取り付けることができます。
同製品は、自転車(Bicycle)やマウンテンバイクに乗っての走行中、腕の関節を正しい位置に保ち、手首の位置を自然に修正するように設計されています。ブレーキレバーに指がすぐかかるので、緊急停止も問題ありません。
このほかにも〈SPIRGRIPS+〉を取り付ける効果として、ハンドルを握るポジションが増えて、長時間同じ体勢で走るということがなくなります。このハンドルを握る場所を変える(=体勢を変える)ことで、関節や筋肉の負担を軽減し、本来1か所に溜まるはずだった疲労を分散させ、疲労の減少につながります。結果的に、長時間のサイクリング、ライドでもパフォーマンスを向上させることができるデザインとなっています。
発案者は、手技療法専門の理学療法士のpascal badollet氏。サイクリングが趣味で、2007年にマウンテンサイクリングを楽しんだ際に手首の痛みと腰痛を体験したことと、ちょうど同じ時期に、同じようなプロのアスリートが問題を抱えていることを知ったことがきっかけ(プロモーション動画「Spirgrips essential handles for your bike」より)。
badollet氏は、プロのサイクリストら医療チームと協力して、スイスで開発に着手。10年以上研究を続け、10個以上のバージョンアップを繰り返し、プロのライダーからアマチュアまで、あらゆるサイクリストに適した究極のデザインが誕生しました[*]。
# M&Y TRADE YouTube公式チャンネル「Spirgrips ABetterWayToBike NoSubs」(2021/01/16)
スイスデザイン×メイドインイタリア=自転車を進化させる〈SPIRGRIPS+〉は、取り付け位置も自由自在。2016年に開催された第44回ジュネーブ国際発明展で金賞を受賞しています。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大によるコロナ禍の中、自転車での通勤や長距離移動する人が増えています。このほか、通学やスポーツなど、さまざまなシーンでの需要に応えるとともに、サイクリングの新たな楽しみ方を人々に提示するプロダクトです[*]。
# M&Y TRADE YouTube公式チャンネル「Spirgrips essential handles for your bike」(2021/01/16)
日本での発売は、2021年2月中旬より、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」にて予約を開始予定(本稿掲載時点で未公開)。詳細は、下記ウェブサイトを参照してください。
モデル:2タイプ
コンポジットモデル:ガラス繊維とプラスチックをブレンドし弾性と引張強度の優れた従来モデル
カーボンモデル:約40%の軽量化に成功し、より強く、より硬質となり、パフォーマンスが向上したモデル
適合サイズ:レーシングバイク、MTB(マウンテンバイク)、直径範囲22.2mm(0.87″)~31.8mm(1.25″)のシティバイクのハンドルバー[*]
カラーバリエーション:8色
重量(推定重量):コンポジットモデルでは70グラム未満、カーボンモデルでは約50グラム
日本国内取り扱い:M&Y TRADE
*〈SPIRGRIPS+〉はストレートバータイプの自転車用に設計されているため、いわゆる”ママチャリ”などのセミアップハンドルには適合しない場合あり
〈SPIRGRIPS+〉詳細: https://spirgrips.shopnowjp.com/