サンゲツ(愛知県名古屋市)から、不燃認定を取得している自社の壁紙に特化した見本帳「2022-2025 FAITH(フェイス)」が11月17日に発刊されます。
327柄918点を収録。ホテルやオフィス、医療・福祉、商業施設などのコントラクト(非住宅施設)で使える、プロユーザー向けの内容です。前見本帳「2020-2022 FAITH」の発刊(2020年1月)から数えて、2年10カ月ぶりの改編となります。
1.巻頭企画として、自然×Colorをコンセプトにした「Naturescape(ネイチャースケープ)」を収録
2.2022年度グッドデザイン賞を受賞した低環境負荷壁紙「MEGUReWALL(メグリウォール)」の新柄を収録
3.厚さ3cmの同見本帳・コンパクト版も同時発刊
プロユーザーの色へのこだわりに応えたカラーコレクション、巻頭企画「Naturescape」
1.巻頭企画「Naturescape」
塗り調「Shades of Air 空気の色彩」、織物調「Forest Path 森の小道」、石目調「Shoreline 海岸線」の3柄41色を収録。
海外のカラートレンドに加え、国内のプロユーザーへのヒアリングから得た市場起点の意見を参考に、ベースから空間のアクセントにも使えるカラーを多数ラインアップ。トレンドのバイオフィリックデザインを取り入れた物件にもおすすめとのこと。
「Shades of Air 空気の色彩」大地に落ちる太陽の光や影、雲、空、風による大気の揺らぎなどからインスピレーションを受けたカラー展開
「Forest Path 森の小道」季節により淡い新緑から深い緑、紅葉へと移り変わる木々の葉や、木の幹、落ち葉などを織物のテクスチャで表現
「Shoreline 海岸線」海や空、砂浜、波などが創るきらきらとした世界をイメージした、石目調のカラーパレット
2.低環境負荷壁紙「MEGUReWALL(メグリウォール)」
車両内装に使われるクッション材の端材などを粉砕して再利用したリサイクル樹脂や、稲を脱穀した際に出る「もみ殻」を同じく粉砕したものを壁紙の表面材に使用したアップサイクル建材。
車両内装に使われるクッション材の端材などを粉砕して再利用したリサイクル樹脂
稲を脱穀した際に出るもみ殻を粉砕してアップサイクル
もみ柄がつくりだす自然素材ならでは、”ざらり”とした質感が特長の「ZARARI」を従来の不燃認定品に加え、3柄12点をラインアップ。
2022年度グッドデザイン賞を受賞した、低環境負荷壁紙「MEGUReWALL(メグリウォール)」の新柄を収録。〈TH32132 ZARARI〉は、天然素材との相性も良い質感が落ち着いた空間を演出する
3.「2022-2025 FAITH コンパクト」
設計士やデザイナー向けに、「2022-2025 FAITH」に収録された不燃認定壁紙を、厚さ約3cmのコンパクトサイズにまとめて別個に発刊。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大後の人々の働き方の変化に伴う、在宅ワークの増加やオフィスの省スペース化に対応したもの。
持ち運びもしやすい「2022-2025 FAITH コンパクト」
そのほか、同見本帳に掲載されたQRコードを読み取ることで従来より簡単なサンプル請求が可能になったほか、収録されている不燃認定壁紙の色を一覧で確認できるカラーパレット、壁紙と一緒にセレクトすることも多い巾木のチップ見本を、取り外しが可能な冊子タイプで収録しています。
取り外し可能なカラーパレットと巾木見本を収録
収録点数:918点(新商品率 約34%)※特殊商材を除く
発刊日:2022年11月17日(木)
サンゲツ「2022-2025 FAITH」特設サイト(11月17日公開)
https://www.sangetsu.co.jp/newproduct/faith22/
プレスリリース(2022年11月1日)
https://www.sangetsu.co.jp/information/detail/20221026111434.html