外装仕上げに求められる要件は、意匠性にとどまらず、耐久性やメンテナンス性へと広がりを見せています。「ストンアートネオ∞(インフィニティ)」は、重厚感のある仕上がりで評価されてきた「ストンアート」シリーズに、高い耐候性とひび割れ抑制性能を付加した意匠性塗材です。商業施設やホテル、マンションなど、上質な外装表現が求められる建築を主な対象としています。
「ストンアートネオ∞」の大きな特長の一つが、優れた耐候性です。紫外線による塗膜劣化を抑えることで、長期にわたり色褪せしにくい性能を備えています。促進耐候性試験では、30年相当の紫外線を照射した条件下においても、色調の変化が起こりにくいことが確認されています。外装材として、長期にわたり美観を維持したい建築に適した性能といえます。

もう一つの特長が、下地の動きやたわみに追従しやすい点です。可とう性を備えた塗膜がひび割れの発生を抑制し、外装仕上げとしての安定性を高めています。可とう性試験はJIS A 6909に準拠しており、クラックが懸念される部位でも採用を検討しやすい仕様となっています。塗材ならではの柔軟性が、外装仕上げの安定性を高めます。

「ストンアートネオ∞」は、塗膜表面に高親水性を持たせることで、汚れが付着しにくい構造としています。表面に付着した汚れは、降雨時に水となじみやすく、雨水とともに浮き上がって流れ落ちやすい仕組みです。これにより、外装に付着しがちな排気ガスや粉じんなどの汚れが蓄積しにくく、長期にわたって外観の美観を保ちやすくなっています。

高親水性に加え、防藻・防カビ性も備えており、立地条件や周辺環境に配慮しながら外装の清潔感を維持できます。また、ホルムアルデヒド放散についてはF☆☆☆☆に対応しており、安全性や環境配慮の面からも採用しやすい仕様です。
意匠面では、「ストンアート」シリーズで展開している全24色・11パターンに対応しています。石材調の重厚感を持ちながら、タイルとは異なる塗材ならではの表現が可能です。外装デザインの自由度を確保しつつ、素材選定における選択肢を広げます。


「ストンアート」はマンション外壁を中心に採用が広がっています。タイルのはく落リスクが懸念されるケースにおいて、重厚感のある仕上がりと安全性を両立できる点が評価されています。今後は住宅着工数の減少を見据え、非住宅市場や改修市場への展開を強化するとともに、壁面にとどまらず床や什器向け製品への展開も予定されています。


■レ・ジェイドシティ千里藤白台 コミュニティラボ
・設計:株式会社IAO竹田設計
・採用商品:クライマテリア ストンアート スフィンクスSA CS03


■複合施設
・設計:高松建設株式会社
・採用商品:クライマテリア ストンアート スフィンクスSA CS05、モアフラットSA CS04
アイカ工業
Webサイト:https://www.aica.co.jp/
JAPAN SHOP2026 出展情報:https://messe.nikkei.co.jp/exhibitor/info/JS/ja/23147/