⼈と⾃然が共⽣する社会の実現を⽬指し、ライフスタイルブランド・SANU(サヌ)を展開する株式会社Sanu(CEO:福島 弦、ファウンダー兼ブランドディレクター:本間貴裕)は、2021年11月より提供している月額5.5万円のセカンドホーム・サブスクリプションサービスに加えて、新たなサービスとなる「SANU 2nd Home Co-Owners(サヌセカンドホーム コオーナーズ)」を2024年2月7日に発表しました(Sanu プレスリリース)。
同時に、会員向けのサービスシステム「Subscription to Own」もスタート。既存の「SANU 2nd Home」サブスク会員が支払っている月額料金・税抜50,000円のうち50%を蓄積して、新サービス「SANU 2nd Home Co-Owners」の購入金額に充当できるというもので、蓄積金額の有効期限は3年間。Sanuの調べによれば、このようなサービスシステムは世界初とのこと。
掛け捨てだったセカンドホームの「サブスク」から「所有(Co-Owners)」までがシームレスにつながった新たな不動産サービスが始まります。
2月7日に都内で行われた記者発表会に登壇したCEOの福島 弦氏は、自身のnote(ノート)も更新。「SANU 2nd Home Co-Owners」について以下のように説明しています。
既存の主幹事業であるセカンドホームサブスクリプションサービスを「シェア賃貸」と定義するならば、Co-Ownersは「シェア所有(共同所有)」。僕が創業時からずっと意識している「Nature for all. / 自然をあらゆる人へ」 の歩みをさらに進める大きな一歩になる事業です。(略)
これは「所有権革命」とも呼ばれる世界の不動産テック分野の潮流を汲んだもので、SANUは世界で唯一の不動産サービスを提供する会社になります。2024年2月7日更新 福島 弦氏の「note」より抜粋
https://note.com/gen_sanu/n/n39a9d394f2d8
「某ハイブリッド車を買うか、SANUセカンドホームを買うか。」とは、「SANU 2nd Home Co-Owners」の販売価格について記者発表会時に説明した際の福島氏による比喩です。
購入層として想定している30-40代のファミリー層が、たとえば新車を買い替えようかというタイミングで用意する300万円台の予算は、「Co-Owners」の最低販売価格に相当します(価格表は下に図示)。「新車の代わりに、家族で自然に何度でも通える豊かなライフスタイルを手に入れるという選択が、これからは可能となる」と福島氏は語ります。
「SANU 2nd Home Co-Owners」の販売価格は、年間12泊利用できる権利が付いた330万円(税込)から、最大で60泊ぶんまで設定されています。別途かかる管理費は、12泊購入の場合で月額換算8,200円(年間98,000円)となります。
「Co-Owners」を購入すると、建物に関する共有持分を不動産として所有することができます。言い換えると、利用者が必要とする日数に応じて所有権の比率を選び、共同オーナー(Co-Owners)になることができるサービスです(SanuによるQ&Aはこちら)。
利点として、別荘所有のネックでもあった大きな初期費用の負担や、建物の維持管理の手間が不要となり、日本各地に今後も増え続ける予定の「SANU 2nd Home」をセカンドホームとして利用することができます。
共同オーナー型セカンドホームサービス「SANU 2nd Home Co-Owners(サヌセカンドホーム コオーナーズ)」の発表と同時に、Sanuでは、木造の宿泊施設の新モデル〈SANU CONDOMINIUM(サヌコンドミニアム)〉も発表しており、今夏に千葉・館山に開業予定の同モデルから「SANU 2nd Home Co-Owners」の販売を開始するとのこと。
会員向け先行販売をスタート。一般への販売は3月2日午前10時より開始します。
2021年11月に2拠点5棟(5室)で始まったSanuのセカンドホームサービスは、2024年2月までの間に15拠点78室に規模を拡大しています。
現在、サブスクリプションの会員枠は常に埋まっている状態で、ウェイティングリストから順番に案内しているとのこと。「Co-Owners」および〈SANU CONDOMINIUM〉のローンチは、この現状に対応したもので、宿泊拠点数も2025年には30拠点・200室に増やしていく計画とのこと。
千葉県一宮町に〈SANU 2nd Home 一宮1st〉11/10開業[現地レポート]、加藤匡毅 / PuddleがデザインしたSANU APARTMENT(サヌ アパートメント)を初展開
Sanuでは、既存のサブスクリプションから共同オーナーへと移行できる新サービスを始動させることで、“都市と自然を軽やかに行き来する”ライフスタイルをよりバリエーション豊かなものへと進化させる考えで、今後はこの2つのサービスを両輪で展開していく計画です。
SANU 2nd Home 公式ブランドサイト
https://2h.sa-nu.com/7