カーブした凹凸で構成された波板は、外装や内装、家具などに使うことで建物や空間に独特な表情を与えます。そんな波板を使った空間を「TECTURE」に登録された事例のなかからピックアップし、「ポリカーボネート」「亜鉛めっき鋼板」「ガルバリウム」の3種に分けてご紹介します。
- 適度に光を透過する「ポリカの波板」
- 今だからこそ新しい「亜鉛めっき鋼板の波板」
- 波板にさらなる耐久性を「ガルバリウム波板」
「TECTURE PICK UP」とは
空間デザインプラットフォーム「TECTURE」のリスト機能を活用し、登録いただいた事例を、プロジェクト紹介とは異なる視点からまとめて発信しています。
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適度に光を透過する「ポリカの波板」
ポリカーボネートの波板は、その透過性と耐候性から外壁や屋根にも多く使われるようになりました。透明な波板は、窓のように風景を取り込みつつも波模様が視線を適度に遮り、不透明なものであってもその質感から光をぼんやりと伝えます。
今だからこそ新しい「亜鉛めっき鋼板の波板」
亜鉛めっき鋼板はトタンとも呼ばれ、かつては簡易なつくりの小屋に使われているような印象がありました。しかし、その工業的な風合いを活かして空間にコントラストやレトロな雰囲気を加えることもできるため、店舗空間でも多く採用されています。
波板にさらなる耐久性を「ガルバリウム波板」
ガルバリウムの波板は、トタンと同様に鋼板を基材としつつも特殊なメッキ加工が施されていることで、より耐用年数が長いことが特徴です。そのため、建物や空間に表情を与えつつ、より恒久的な建物や耐久性が求められる部位に用いることができます。
TECTUREでは気になったデザイン事例や商品をリストに保存し、オリジナルカタログの作成が可能です。ぜひご活用ください!
空間デザインプラットフォーム「TECTURE」
TECTURE MAG創刊と同時期に誕生した空間デザインプラットフォーム「TECTURE」なら、空間デザイン事例の検索、建材・家具の商品検索、メーカーへの問い合わせをワンストップに行うことができます。