FEATURE2024.04.18

世界最大規模のインテリアとデザインの祭典「Milano Design Week 2024」

「ミラノサローネ」と「フオリサローネ」2024年の見どころ

2024年4月18日初掲、以降も情報を随時追加・更新

世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク(Milano Design Week)」がイタリア・ミラノで開幕した。

「ミラノデザインウィーク」とは、ロー・フィエラミラノ(Fiera Milano, Rho)で開催される世界最大規模の国際家具見本市「ミラノサローネ(サローネ・デル・モビール・ミラノ / Salone del Mobile.Milano)」と、市内各所で開催される「フオリサローネ(Fuorisalone)」をあわせた一般的な総称。先週末より作品の公開や展示が始まっている会場もある。

ミラノデザインウィーク

「ミラノデザインウィーク」

・第62回ミラノサローネ国際家具見本市(Salone del Mobile.Milano)2024 ▶︎▶︎見る
・フオリサローネ(Fuorisalone) ▶︎▶︎見る

MILAN DESIGN WEEK 2024 MAP powered by MIRU DESIGN


第62回ミラノサローネ国際家具見本市(Salone del Mobile.Milano)2024 開催概要

会期:2024年4月16日(火)〜21日(日)
会場:フィエラミラノ(見本市会場)
所在地:Strada Statale Sempione, 28, 20017 Rho Milan(Google Map
開場時間:9:30-18:30
開催される見本市(計6):サローネ国際家具見本市、サローネ国際インテリア小物見本市、Workplace3.0、S.Project、エウロクチーナ、サローネ国際バスルーム見本市、若手デザイナー展示「サローネサテリテ」
会場展示面積:174,457m²
出展数:35カ国(国外33%)・1,950以上(出展企業:1,350社、サローネサテリテのデザイナー:600人)

ミラノサローネ国際家具見本市 Webサイト(日本語サイト)
https://www.milanosalone.com/

Salone del Mobile 公式Twitter
https://twitter.com/iSaloniofficial

大型展示場・フィエラミラノの見本市会場は、隔年開催の見本市の展示レイアウトが一新された。新しいレイアウトを手掛けたのは、イタリアの建築・エンジニアリング界をリードするグループ、ロンバルディーニ22。神経科学に着目してその効果を取り入れており、かつすべてのブースを回る移動距離も短縮させているとのこと。

第62回ミラノサローネ国際家具見本市 / Salone del Mobile.Milano 2024

ロンバルディーニ22による国際バスルーム見本市会場のレイアウト スケッチ Salone Internazionale del Bagno_Layout @Lombardini22 ▶︎▶︎会場MAPはこちら

第62回ミラノサローネ国際家具見本市 / Salone del Mobile.Milano 2024

ロンバルディーニ22によるユーロクッチーナ会場のレイアウト スケッチ EuroCucina_Layout @Lombardini22  ▶︎▶︎会場MAPはこちら

第62回ミラノサローネ国際家具見本市 / Salone del Mobile.Milano 2024

Ingressi 62° Salone del Mobile.Milano Fiera Milano, Rho Salone Internazionale del Mobile © Salone del Mobile.Milano
会場となるロー・フィエラミラノ(Fiera Milano, Rho)の設計はイタリア人建築家のマッシミリアーノ・フクサス

・サローネ国際家具見本市 ▶︎▶︎PICK-UP
・サローネ国際インテリア小物見本市
・S.Project ▶︎▶︎PICK-UP
・ワークプレイス3.0
出展面積:129,209m²
出展社数:1,060社(うち国外31%)
日本企業・ブランド ▶︎▶︎PICK-UP
・Ritzwell(リッツウェル):Hall09 B01-03
・アダル(ADAL):Hall14 E41
・マルニ木工:Hall24 D06
・KARIMOKU CASE(カリモクケース):Hall24 G05
ほか

・第24回エウロクチーナ(EuroCucina)/ FTK(:Technology For the Kitchen / テクノロジー・フォー・ザ・キッチン)▶︎▶︎会場写真
出展社数:105社(うち国外30%)
出展面積:23,807m²

・第10回サローネバスルーム国際見本市(Salone Internazionale del Bagno)▶︎▶︎会場写真
出展面積:17,941.50m²
出展社数:185社(うち国外27%)
インスタレーション「Under the Surface(アンダー・ザ・サーフェス)」by Salotto.NY

・第25回サローネサテリテ(SaloneSatellite)▶︎▶︎PICK UP
出展面積:3,500m²
参加数:U-35若手デザイナーと国際的なデザイン学校の新卒者 600人
・進藤 篤 新作インスタレーション〈LIMINAL〉▶︎▶︎見る
・第13回「サローネサテリテ・アワード(SaloneSatellite Award)2024」最優秀を含む上位4作品 ▶︎▶︎見る

※サローネサテリテ25周年記念「Universo Satellite. 25 years of SaloneSatellite」展
会期:2024年4月16日(日)~28日(日)
開場時間:11:00-20:00
休館日:月曜
会場:Triennale Milano(Viale Alemagna 6, Milano)
キュレーター:ベッペ・フィネッシ(Beppe Finessi)
空間構成:リカルド・ベッロ・ディアス(Ricardo Bello Dias)、ハリアドナ・ピネーテ)Hariadna Pinate)
グラフィックデザイン:スタジオ・オベロ(クロード・マルゾット+マイア・サンボネ|studio òbelo / Claude Marzotto + Maia Sambonet)

・新企画・4つの文化プログラムより
デヴィッド・リンチによるインテリア:「考える部屋」(Interiors by David Lynch. A Thinking Room) ▶︎▶︎会場写真
2022年プリツカー賞受賞の建築家、ディエベド・フランシス・ケレやスイスの美術キュレーター・批評家・美術史家のハンス・ウルリッヒ・オブリストらが登壇する「未来を描く。次なる展望についての対話(Drafting Futures. Conversations about Next Perspectives)」(アリーナのステージは、イタリアを拠点とするデザインスタジオ・フォルマファンタズマ(Formafantasma)が2023年にデザインしたもの)

・DWA-Design Studioによる企画展示「Design Kiosk(デザイン・キオスク)」会場:スカラ広場(下の画)

第62回ミラノサローネ国際家具見本市 / Salone del Mobile.Milano 2024「デザインキオスク」

ミラノ・スカラ広場「デザインキオスク」
Left: Signed by DWA-Design Studio curated by Corraini Edizioni © Salone del Mobile.Milano
Right: Design Kiosk, Piazza della Scala, Salone del Mobile.Milano 2024


マリア・ポッロ氏(ミラノサローネ 代表)コメント:

「第62回ミラノサローネでは、世界中から集まる1,950を超える展示が、パビリオンで私たちを待ち受ける素晴らしい世界の構築に取り組んでいます。ISO20121認証取得のサステイナビリティ・ポリシーをさらに前進させ、新たなグリーン・ガイドラインを共有することで、ますますサステイナブルな見本市となりました。また、実験的な試みにもますます積極的に取り組んでいます。神経科学から、レイアウトや来場者回路の再設計、2024年の文化プログラムまで、共感覚や短絡回路を引き起こすことができる、誰にでも開かれた見本市です。この挑戦は、毎年サローネに信頼を寄せてくださる出展者のみならず、初めて(または再び)サローネに出展することを選んだ185のブランドによる新たな挑戦でもあります。
2024年は、14,000人を超える国際的な若い才能のための特別な”コネクション工場”であるサローネサテリテは25周年を迎え、ミラノ・トリエンナーレで大規模な周年記念展覧会『Universo Satellite』を開催します。また、イタリア人および外国人学生を対象とした新たな特別企画として、金曜から日曜まで、15ユーロの特別料金でサローネへ来場できます。これは、エキシビションの体験に没頭し、デザインとプロダクトの文化を探求し、つながるための招待状です。同時に、急速に進化する新たな生物多様性をますます求める業界のニーズへの対応でもあります。
デイヴィッド・リンチの『考える部屋』の親密な空間から始まり、トークやラウンドテーブル、そしてスカラ広場の新企画『デザイン・キオスク』によって提供される、直接話を聞いたり会ったりする多くの触れ合い。このキオスクでは、『デザインする』という動詞でミラノの街と対話しています。キオスクでは誰に会えるのか? ステファノ・ボエリ、チーノ・ズッキ、ピエロ・リッソーニ、パラサイト2.0、ルカ・ニケット・・・・・・、そして何よりも、未来の新しい世代のビルダーたちに期待しています。」

 

国際家具見本市(PICK-UP)

S.Project

日本企業・ブランド (PICK-UP)

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エウロクチーナ(EuroCucina)/ FTK

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サローネバスルーム国際見本市

第25回サローネサテリテ(SaloneSatellite)

進藤 篤 新作インスタレーション〈LIMINAL〉

会場:ロー・フィエラミラノ / SaloneSatellite(パビリオン5、C19ブース)

境界が曖昧な引力の入り口
「LIMINAL(リミナル)」は、「中間領域」「感知できるか否かの境目」を意味する。 本作は、利便性や機能から距離を置き、空間にささやかな輝きを添えるアートワーク。サイズの異なるリング状の金属製パーツが左右一列に連なり、空間に曖昧な輪郭を描き出す。壮大なスケールのグラデーションと、時折見せる微かな輝きが、空間と時間を超えた風景やシンボルを想起させ、静かな引力をが生まれる。その引力は決して強引な力をもたず、人々は自分がその作品の元に惹かれていることすら気がつかない。水平線を眺める時間のように、陽の光がチラチラと反射する水面をただただ見つめる時のように、自分の意識の輪郭を鈍らせる。具体的な機能を超えて空間に輝きを添え、場の境界を曖昧につなぐインスタレーション。

デザイン:進藤 篤
素材:スチール、アルミニウム、LED
サイズ:W6000 × D600 × H600mm
制作年:2024年

デザイナーコメント
人は何に惹かれるのか。人を惹きつけるものは何か。

以前から出雲大社の「大しめ縄」という存在が気になっており、私は出雲へ赴いた。全長約13m、重量5.2トンに及ぶ。その壮大な迫力もさることながら、この象徴的なフォルムの奥底へと吸い込まれる「引力」そのものが気になっているという事に気が付いた。ものづくりをしているなかで、時に強い引力を感じる存在に出会う。 そして、日常の中の何気ない出来事や、見過ごされるものの中にも、この引力は隠れている。それは漆黒の暗闇に吸い込まれるような強引なものではなく、潮の満ち引きのように心地よく穏やかで、時折純粋な煌めきを見せ、いつの間にか包まれている。そんな「夢現(ゆめうつつ)」の中に存在しているのではないか。今回は、根源的な魅力と引力を秘めた「風景」のような存在をつくりたかった。その風景の奥に広がる想像の地平の更に奥を覗いてみたい。人が何かを見立てることができる”余白”のある空間が人を惹きつけ、開かれ続ける引力の入り口なのではないだろうか。その奥に、ただただ広がる物質の存在しない時間を表現できれば嬉しい。(進藤 篤)

第13回「サローネサテリテ・アワード(SaloneSatellite Award)2024」


今年のサローネサテリテには、32カ国・13カ国の22のデザイン学校・大学から、約600名の若手デザイナーが参加。このうち100を超える候補の中から、パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)を筆頭とする国際的な審査員によるジャッジを経て4つのプロジェクトが選出され、最優秀(ファーストプライズ)として、上海を拠点とするOLOLOO STUDIOの照明作品〈Deformation Under Pressure〉がグランプリに選出された(2023年4月17日現地発表)。

SaloneSatellite Award 2024 最優秀・FIRST PRIZE STUDIO OLOLOO

第12回「サローネサテリテ・アワード(SaloneSatellite Award)2023」最優秀に選出された〈Deformation Under Pressure〉 デザイン:Studio Ololoo(中国、上海)
膨張するポリ塩化ビニールと引っ張られるアルミニウム構造を組み合わせた照明のアイデ アと、作品の背景にある実験的なアプローチが評価された(ミラノサローネ プレスリリースより Courtesy Salone del Mobile.Milano)

〈Deformation Under Pressure〉で最優秀賞を獲得した中国のスタジオ・OLOLOOのジェン・ビアン(Zhen Bian)は、受賞に際して次のように語った。

デザイナーコメント
「マルセル・ワンダースと彼のスタジオが閉鎖されるまで協力した後、デザイナー兼プランナーとして関わりました。自分自身の製品をつくりたいと制作したこのランプは形、光、素材、動きについて取り組みました。今回の受賞には大きな意味があり、デザイナーとしての私の仕事が認められたと受け止めています。」

新企画・4つの文化プログラムより

デヴィッド・リンチによるインテリア:「考える部屋」(Interiors by David Lynch. A Thinking Room)

Piazza XXV Aprile, Milano Salone del Mobile.Milano 2024. Where Experience Evolves Publicis Groupe © Salone del Mobile.Milano

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ミラノ市内 フオリサローネ(Fuorisalone)PICK-UP

・LOEWE「ロエベ ランプコレクション」 ▶︎▶︎会場写真
・荒川技研工業「by arakawagrip」:50周年特別展示「biblioteca d’ Oro(金のライブラリー)」/ NEW NORMAL NEW STANDARD 4 -Japanese Maison- / COMPOSITION ▶︎▶︎見る
・we+(ウィープラス)が市内3カ所で作品発表
島津製作所とのコラボレーション展示 ▶︎▶︎会場写真 NEW!
Ambientecより新作発表 ▶︎▶︎見る
“Straordinaria” by Elica ▶︎▶︎会場写真
・ミケーレ・デ・ルッキ × 藤本壮介 インスタレーション〈LEAVEITBE〉 ▶︎▶︎見る
・グローエ「GROHE SPA」 ▶︎▶︎見る
・HIDEO 新作発表 ▶︎▶︎見る
・ダントー 新しいタイルブランドを発表 ▶︎▶︎見る
・ロロ・ピアーナ・インテリア ▶︎▶︎見る
・MCM ▶︎▶︎見る
・LEXUS(レクサス) ▶︎▶︎見る
・川島織物セルコン ▶︎▶︎見る
・SUSgallery(サスギャラリー) ▶︎▶︎見る
・杉山製作所 ▶︎▶︎見る NEW!

・Fuorisalone Award(フォーリオサローネ アワード)2024 審査結果 ▶︎▶︎見る NEW!
・AmazonのためにMAD Architectsがデザインしたインスタレーション”The Amazing Walk” ▶︎▶︎見る NEW!

フオリサローネ ガイド
https://www.fuorisalone.it/en/

ロエベ「ランプコレクション」をパラッツォ・チッテリオで展示

ロエベが「ランプコレクション」を発表、パラッツォ・チッテリオ(Palazzo Citterio)で展示している(2023年にディオールがフィリップ・スタルクによるアームチェア〈ムッシュ ディオール〉とファーニチャーコレクションによるインスタレーション展示を行った会場)。ロエベと長きにわたり関係のある24組のアーティストが今回のミラノ展示のために特別にデザインしたもの。

出展者:ロエベ(LOEWE)
会場:パラッツォ・チッテリオ(Palazzo Citterio / Google Map
参加アーティスト:アルヴァロ・バーリントン(ベネズエラ)、ニコラス・バーン(英国)、エンリコ・ダヴィド(イタリア)、アンディレ・デャルバニ(南アフリカ)、エルンスト・ガンペール(ドイツ)、浜名一憲(日本)、アンセア・ハミルトン(英国)、平井明子(日本)、ジョー・ホーガン(アイルランド)、アン・ヴァン・ホーイ(ベルギー)、石塚源太(日本)、ダヘー・ジョン(大韓民国)、桑田卓郎(日本)、ジェニファー・リー(英国)、ヤンソン・リー(大韓民国)、アン・ロウ(カナダ)、松本破風(日本)、マグダレン・オドゥンド(ケニア)、ジジフォ・ポスワ(南アフリカ)、マガリ・レウス(オランダ)、四代田辺竹雲斎(日本)、アンドレア・ワルシュ(英国)、ケリス・ウィン・エヴァンス(英国)、横山翔平(日本)
期間:2024年4月15日(月)〜21日(日)

詳細 / VMHファッション・グループ・ジャパン合同会社 ロエベ ジャパン プレスリリース(2024年4月16日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000010711.html

荒川技研工業「by arakawagrip」:50周年特別展示「biblioteca d’ Oro(金のライブラリー)」/ NEW NORMAL NEW STANDARD 4 -Japanese Maison- / COMPOSITION

荒川技研工業「by arakawagrip」

ミラノデザインウィーク(MDW2024) 荒川技研工業

「by arakawagrip(バイ アラカワグリップ)」とは、ARAKAWA GRIPを展開する荒川技研工業がクリエーションを支える展示、プロジェクトの総称。今回のミラノでも50周年記念展示と2つの企画展をあわせた3つのプロジェクトを指す

タイトル:biblioteca d’ Oro(金のライブラリー)
サブタイトル:How are ARAKAWA GRIP and you connected?
出展者:荒川技研工業
展示:2023年より同社が行なってきた創業50周年プロジェクト「50 GRIPS」のフィナーレとなる特別展示。同社を代表するプロダクト・ARAKAWA GRIPで綴じられる冊子「50GRIPS・特装版」を体感できるライブラリーでもあるインスタレーションを展開
会場:Zona K(Google Map
期間:2024年4月16日(火)〜20日(土)
開場時間:11:00-19:00
主催:荒川技研⼯業
ディレクター:STUDIO BYCOLOR
クリエイター:秋山かおり(STUDIO BYCOLOR)
空間デザイナー:浦田孝典(TAKANORI URATA DESIGN INC.)、伊澤真紀(maki izawa design studio)
グラフィックデザイナー:Sdanley Shen
協賛:川島織物セルコン、帝人フロンティア、安多化粧合板、合同会社ELEMUS

ミラノデザインウィーク(MDW2024) 荒川技研工業

『50 GRIPS』を綴じるためにつくらられた特別なARAKAWA GRIP(デザイン:秋山かおり)

特設サイト
https://www.arakawagrip.co.jp/50grips/mdw2024/


NEW NORMAL NEW STANDARD 4 -Japanese Maison-

参加デザイナー:浦田孝典、江口海里、伊澤真紀、嶋野陽介、秋山かおり、土井智喜
参加企業:片岡屏風店。五十嵐製箱、KIPS、谷口化学工業所、東商ゴム工業、大化産業、江北ゴム製作所
特別協力:荒川技研工業
会場:Zona K /by arakawagrip内
期間・開場時間:同上

NEW NORMAL NEW STANDARD -Japanese Maison-

前回・2023年のミラノでの「NEW NORMAL NEW STANDARD」展示の様子

https://www.instagram.com/new_normal_new/

 

メッセージ
過去開催では「感染症対策」や「防災」といった対策をテーマにしてきましたが、今回は「日本の家業のモノづくり」にフォーカスして展示を行います。
本プロジェクトには、アパレル、ゴム製品、段ボール、屏風、靴クリームといったさまざまなジャンルの製造、加工業の企業7社が参加しており、それぞれの企業がデザイナーと協業することで7つの作品が生まれました。また、本展の会場は、ニットの端材と、コンパクトに輸送が可能で繰り返し使用できる紙製什器(リボード)にて空間構成を行います。
歴史ある企業とデザイナーとの新たな取り組みの成果を是非ご覧ください。


「COMPOSITION」

テーマ:FLOAT
展示:プロダクトデザイナー・江口海里氏による、関西在住の若手デザイナーの創造性を研鑽するプロジェクト。第5回目となる今回は9組のデザイナーによる素材や現象、体験に目を向けたモビールを披露する
参加デザイナー:DAEN(宇佐美菫、藤崎由渚)、EN FURNITURE(黒川朋、辻川知樹)、PUBLIC SERVICE(大津寄信二、石上諒一)、KOKA(小野佑真、春江紗綾)、東山桐子、塚本裕仁、江口海里
特別協力:荒川技研工業
会場:Zona K /by arakawagrip内
期間・開場時間:同上

ミラノデザインウィーク(MDW2024) 荒川技研工業「COMPOSITION」

https://www.instagram.com/_composition_design/

荒川技研工業プレスリリース(2024年3月15日)
https://www.arakawagrip.co.jp/news/20240315/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000043672.html

we+(ウィープラス)が市内3カ所で作品発表

we+(ウィープラス)× 島津製作所

タイトル:WONDER POWDER(ワンダーパウダー)
展示:2022年より両社が取り組んでいる、粉末の可能性を模索するリサーチプロジェクト「WONDER POWDER」の成果発表
会場:ミラノ中央駅エリア / DROPCITY Tunnel 44(Google Map
期間:2024年4月12日(金)〜21日(日)
開館時間:12日 18:00- / 13-21日 11:00-19:00

"WONDER POWDER" 島津製作所 × we+(Fuorisalone 2024)

“WONDER POWDER” 島津製作所 × we+ @DROPCITY Tunnel 44, Fuorisalone 2024 Photo: Hiroki Tagma

主催:島津製作所
リサーチ&デザイン:安藤北斗・林登志也・桃 / 青木陽平・関口愛理・猪上気広・黄綺樺(we+) 竹川 諒・杉江智哉・長谷部臣哉(Shimadzu Design)
素材分析:島津テクノリサーチ
テクニカルデザイン:日下部 理
エンジニアリング:佐藤駿次
グラフィックデザイン:庄司竜郎
広報写真撮影:林 雅之
動画:村瀬健一
コーディネーション:金森裕貴子、合田紘子
協力:東洋アルミニウム

ウィープラス プレスリリース(2024年4月9日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000140795.html

we+(ウィープラス)近影

we+(ウィープラス)プロフィール:リサーチと実験に立脚した手法で、新たな視点と価値をかたちにするコンテンポラリーデザインスタジオ。安藤北斗(画面左側)と林 登志也(画面右側)により2013年に設立。 利便性や合理性が求められる現代社会において、見落されがちな多様な価値観を大切にしながら、自然環境や社会環境と親密な共存関係を築くオルタナティブなデザインの可能性を探究している。デザイナー、エンジニア、リサーチャー、ライターといった多彩なバックグラウンドやスキルを持つメンバーが集い、日々の研究から生まれた自主プロジェクトを国内外で発表。そこから得られた知見を生かし、R&Dやインスタレーション等のコミッションワーク、ブランディング、プロダクト開発、空間デザイン、アートディレクションなど、さまざまな企業や組織のプロジェクトを手がけている。
Dezeen Awards 2022 / Emerging Design Studio of the Year Public Vote(英)、FRAME Awards 2023 / Furniture of the year(蘭)、Wallpaper* Design Awards 2022 / Best Elements of Surprise(英)、EDIDA 2019 / Young Designer of the Year Nominee(伊)、日本空間デザイン賞金賞等受賞多数。 作品は、Vitra Design Museum(独)に収蔵されている。
https://weplus.jp/

we+(ウィープラス)新作照明〈Remli〉

展示:we+による研究プロジェクト「Urban Origin」とAmbientec(アンビエンテック)との共同開発によって製品化された照明〈Remli〉を発表
会場:Rossana Orlandi Gallery(Google Map
期間:2024年4月15日(月)〜21日(日)
開場時間:9:30-20:00

ミラノデザインウィーク(MDW2024)We+

東京を使用済み素材の原産地と見立て、不適切かつ複雑になりすぎてしまった人間と素材の関係の再構築を試みるポータブル照明〈Remli〉。東京近郊の産業廃棄物リサイクル処理プラントにおいて、再生利用可能な素材が選別・回収された後に残り、埋め立てに回されてしまう細かいくずや瓦礫を回収。それらをさらに細かく粉砕し、土と混ぜ合わせ、左官技術によって、照明機器の表面に塗ることで、再生利用が難しく、埋め立てに回されてしまう廃棄物の新たな価値を探ったアップサイクルプロダクト

“Straordinaria” by Elica

展示:インスタレーション
デザイナー:we+
キュレーター:マルチェロ・スマレッリ(エルマンノ・カゾーリ財団アーティスティック・ディレクター)
展示:キッチン換気システムの分野でグローバルリーダーであり続けるイタリアのキッチンメーカー・Elicaとのコラボレーション
会場:パラッツォ・リッタ 中庭
主催:Elica
期間:2024年4月15日(月)〜21日(日)
開場時間:10:00-19:30

※「フォーリオサローネ アワード 2024」BEST16 / メディアパートナー特別賞受賞
https://www.fuorisalone.it/en/2024/award

ミケーレ・デ・ルッキ × 藤本壮介 インスタレーション〈LEAVEITBE〉


展示:北海道産広葉樹を中心とした無数のパーツで構成されるインスタレーション〈LEAVEITBE〉
デザイン:ミケーレ・デ・ルッキ、藤本壮介
製作:Produzione Privata、カンディハウス
会場:AMDL CIRCLE studio(Google Map
期間:4月15日(月)〜20日(土)※完全予約制(メディアを含む)

ミラノデザインウィーク(MDW2024)ミケーレ+藤本壮介

※会場レポート作成中、近日公開 Coming Soon !

パラッツォ・レアーレにて没入型インスタレーション「GROHE SPA」

タイトル:GROHE SPA SALUS PER AQUAM | Aquatecture spaces
展示:インスタレーション
出展者:GROHE(グローエ)
会場:パラッツォ・レアーレ(Palazzo Reale di Milano / Google Map
デザイナー:LIXIL Global Design and Brand Identity Team

ミラノデザインウィーク フォーリサローネ(MDW Fuorisalone) 

グローエ「GROHE SPA」展示

 

概要
ラテン語で「Health Through Water」を示す「Salus per aquam」にフォーカスし、GROHEのプレミアム・サブブランド「GROHE SPA」コレクションを展示

ミラノ中心部にあるネオクラシカル様式の歴史的建造物、旧王宮パラッツォ・レアーレにて展開する魅惑的なインスタレーションで、水をコアとした没入体験を提供

GROHE SPA独自の4つの階層にあわせ、「Aquatecture(アクアテクチャー)」の各空間を構成。モジュール型シャワーシステム、滑らかなサテン仕上げのコレクション、オーダーメイドのプレミアムコレクション「Allure Gravity」、3Dメタルプリンターを活用した「GROHE Icon3D」シリーズを紹介

 

詳細
https://www.fuorisalone.it/en/2024/events/3785/GROHE-SPA-SALUS-PER-AQUAM-Aquatecture-spaces#newsletter

日本語プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000128889.html

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HIDEO サステナブルな素材を用いた浴槽を発表

出展者:HIDEO(ハイデオ)
展示:新作発表
デザイナー:清水秀男
会場:HIDEO Milano Studio(Google Map
期間:2024年4月15日(月)〜21日(日)
開場時間:9:00-21:00

ミラノデザインウィーク フォーリサローネ(MDW Fuorisalone) 

常設スタジオ・HIDEO Milano Studio にて、サステナブルな素材を用いた浴槽〈IN-2000-E / Infinity Bio〉を発表
左手前:IN-2000-E / Infinity Bio / 奥:オリジナルモデル IN-2160 / Infinity    Photo: Giuseppe De Francesco

日本語プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000104972.html

ダントーの新しいタイルブランド・Alternative Artefacts Danto

タイトル:Archaeology of Tiles(アーキオロジー オブ タイルズ)
出展者:ダントーホールディングス
ブランド名:Alternative Artefacts Danto(オルタナティブ アーティファクツ ダントー、略称:A.a. Danto[エー エー ダントー])
クリエイティブディレクション:柳原照弘(TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO)
コラボレーター:インディア・マダヴィ(India Mahdavi)
会場:Via Cesare Correnti 14(Google Map
期間:2024年4月16日(火)~21日(日)
開場時間:10:00-18:00

ミラノデザインウィーク(MDW2024)ダントータイル 新ブランド

ダントー東日本 プレスリリース(2024年4月5日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000084009.html

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ロロ・ピアーナ・インテリア、チニ・ボエリ生誕100周年を記念したオマージュ


出展者:ロロ・ピアーナ・インテリア
展示:インスタレーション「A Tribute To Cini Boeri」
ディレクター:フランチェスコ・ペルガモ
製作協力:アルフレックス(arflex)
会場:ロロ・ピアーナ ミラノ本社 コルティーレ・デッラ・セタ(Google Map
期間:2024年4月16日(火)~21日(日)
開場時間:10:00-20:00

日本語プレスリリース(ロロ・ピアーナ・ジャパン 2024年4月15日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000061598.html

MCM


出展者:MCM
会場:パラッツォ・クザーニ(Palazzo Cusani / Google Map
期間:2024年4月15日(月)~21日(日)
開場時間:10:00-19:30

Superstudio Più会場にて、LEXUS(レクサス)による2つのインスタレーション「Time」


タイトル:Time
出展者:LEXUS(レクサス)
クリエイター:吉本英樹(TANGENT)、マーヤン・ファン・オーベル(オランダ、ソーラーデザイナー)、渋谷慶一郎(音楽家)
展示:インタラクティブアート・インスタレーション
吉本英樹によるインスタレーション〈BEYOND THE HORIZON〉アートポイント会場 / マーヤン・ファン・オーベルによるインスタレーション〈8分20秒〉アートガーデン会場
会場:スーパースタジオ・ピュー内アートポイント、アートガーデン(Superstudio Più / Google Map)
主催:Lexus International

ミラノデザインウィーク(MDW)レクサス インスタレーション「Time」

レクサス インスタレーション〈8分20秒〉

詳細・日本語プレスリリース(2024年4月16日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000217.000012577.html

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川島織物セルコン


タイトル:百の黒 - A Hundred Black -
出展者:川島織物セルコン
展示:装飾のない黒の空間で100種類の黒い織物を展開するインスタレーション
アートディレクション:岡安 泉(岡安泉照明設計事務所)
協力:BROWN INC.
会場:スーパースタジオ・ピュー(Superstudio Più / Googlre Map
期間:2024年4月16日(火)~21日(日)
開場時間:11:00-21:00 ※最終日21日は18:00まで

ディレクターメッセージ:「黒一色のみを使って技術や技法の組み合わせが異なる100種類の黒の織物を作るという難しいテーマに、川島織物セルコンデザイナーを含む製作陣は100をはるかに超える大判の織物を作った。
今回の展示でご覧いただきたいのは、それら丁寧に作られた100種類の黒い織物たちと同時に180年の歴史の中で培われた企業風土によってもたらされる同社が持つ技術・技法の多様性、対応力と精度の高さである。黒の強い印象と共に川島織物セルコンの持つ技術・技法の多様性を記憶に残し持ち帰って欲しい。」(岡安 泉)

「百の黒」プロジェクト詳細
https://www.kawashimaselkon.co.jp/event/milan2024/

SUSgallery(サスギャラリー)が新作照明を発表


出展者:SUSgallery(サスギャラリー)
展示:新作ブランケット照明〈Bouquet Light〉発表
会場アレンジメント:CREAVIVA
会場:スパツィオ・ロッサーナ・オルランディ(Spazio Rossana Orlandi / Google Map

プレスリリース(2024年4月3日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000113867.html

杉山製作所


タイトル:The Beauty of Lines(線美) SUGIYAMA, Japanese Minimalist Solid Iron Furniture
出展者:杉山製作所
展示:チェアシリーズと鉄のアートワーク
デザイナー:伊藤浩平、柴田文江、村澤一晃、村上友計
会場:ガッレリア・アントニオ・バッタリア(GalleriaAntonio Battaglia / Google Map
期間:2024年4月15日(月)〜20日(土)
開場時間:10:00-19:00

プレスリリース(2024年3月22日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000099891.html

Fuorisalone Award(フォーリオサローネ アワード)2024 審査結果

2007年設立、チェコのガラスメーカー・Lasvit(ラスビット)がPalazzo Isimbardiで披露した「Re/Creation」が最優秀賞を獲得。フュージングガラスを用いたインスタレーションのデザインを、アートディレクターのMaxim Velcovskyが担当した。

Lasvitによる「Re/Creation」詳細
https://www.fuorisalone.it/en/2024/events/4215/ReCreation

審査員特別賞(Special Mentions of the Jury)

01.Interaction
Data Bugs – AI is a mirror by Dotdotdot

02.Sustainability
BORN IN OASI ZEGNA by ZEGNA

03.Technology
EARTHIC ® LAB X FORMAFANTASMA by Gruppo Cosentino

04.Communication
nendo: whispers of nature

メディアパートナー特別賞(Media Partners Special Mention)
“Straordinaria” by Elica

「フォーリオサローネ アワード2024」にメンションされていたインスタレーション

The Amazing Walk by MAD Architects

イタリアのデザイン専門誌『INTERNI』が市内数カ所で主催する展示会「INTERNI Cross Vision」の1つ
タイトル:The Amazing Walk
出展:Amazon(アマゾン)
会場:ミラノ大学 中庭
デザイナー:MAD Architects(マッド アーキテクツ)

ブレラ植物園に設置されたインスタレーション〈sunRICE〉
Carlo Ratti Associati(CRA)+Italo Rota(イタロ・ロタ)

稲作の副産物「もみがら」でつくるインスタレーション〈sunRICE〉ミラノデザインウィーク2024、カルロ・ラッティ・アソシエイト、イタロ・ロタ

Fuorisalone Award 2024

「フォーリオサローネ アワード2024」詳細
https://www.fuorisalone.it/en/2024/award


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第62回 ミラノサローネ国際家具見本市 来場者数ほか日本語プレスリリース(2024年4月22日)
https://www.milanosalone.com/2024/04/22/a-record-2024-the-salone-del-mobile-milano-closes/

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1960年代から近年まで日本のデザイナーによるプロダクツ約150点を展示、原 研哉氏が会場構成とグラフィックデザインを担当
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ミラノデザインウィーク 2022年の見どころは?

世界最大規模のインテリアとデザインの祭典、ミラノサローネとフオリサローネ
CULTURE2023.04.20

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2023年「ミラノデザインウィーク」見どころ

世界最大規模のインテリアとデザインの祭典、ミラノサローネとフオリサローネ 4年ぶりの4月開催

出展者・イベント登壇者 TOPICS(終了したイベントを含む)

CULTURE2022.03.16

プリツカー賞 2022年受賞はディエベド・フランシス・ケレ氏!

西アフリカのブルキナファソ出身。“地域社会のために泉をつくる”活動が評価
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[Report]東京の街全体がデザインとアートのミュージアムに。見どころをピックアップ
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「-NEW NORMAL, NEW STANDARD 2 -Meal Time-」
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DantoTile [TECTURE参加メーカー紹介シリーズ]

左官の手触り感を独自の製法で表現した「sakan」シリーズなどをラインナップ
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最新の光制御技術によるインスタレーション「hex flat crystallized」

南青山〈INTERSECT BY LEXUS - TOKYO〉にて開催、LUFTZUGの遠藤豊氏が監修
FEATURE2020.12.21
藤本壮介が内装をデザイン、チタン製品ブランド「SUSgallery」の旗艦店が北青山にオープン!【内覧会Report】
COMPETITION & EVENT2024.07.16

荒川技研工業がミラノで行った特別展「biblioteca d’Oro - HOW ARE ARAKAWA GRIP AND YOU CONNECTED?」が凱旋

〈ARAKAWA GRIP〉を用いた"黄金のライブラリー"が表参道のTIERS GALLERY by arakawagrip に出現
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