いよいよエントリーが開始された、第1回「TECTURE AWARD」。
広く設計事務所やデザイン事務所の事例を応募するにあたって、欠かせないのが「開かれたアワード」であること。
アワードの応募と選考を開かれた状態にするための3大要素を、ここでは解説します。
TECTUREの活用で応募作品が公開された状態に
作品の応募は、TECTUREのオープンなプラットフォームを通じて行います。TECTUREに作品を登録いただき、最後にアワードエントリーのボタンを押せばエントリーが完了!
エントリー作品は、特設サイトで応募と同時に一覧の状態で公開され、誰でも閲覧できるように。アワードの募集期間中も、エントリーした時点で広く世の中に知ってもらえる状態となります。
受賞の選考は一般投票のみ
一般的な作品アワードでは、建築やインテリアの作品を評価するため、専門家などの審査員を置くことがほとんどです。
しかし「TECTURE AWARD」に、審査員はいません。応募作品すべてを対象にして、一般投票を行います。投票にあたって、資格は必要ありません。
専門家であっても専門知識がない方でも、好きな作品を応援し投票することができます。誰でも参加し、推しの作品や事務所を応援できる仕組みです。
作品の見方を示すアンバサダーが参加
建築やインテリアの事例をどのように見れば、一般投票に参加する方々に面白がっていただけるのか。その鍵となるのが、アンバサダー制度です。
「アンバサダー(ambassador)」とは、もともと「大使」や「使節」を意味する言葉。ブランドやコンセプトを支持し、広めるために活動する個人や団体を指し、さらには「宣伝大使」としての役割を意味します。
「TECTURE AWARD」に名を連ねるアンバサダーは、建築やインテリアに関わるさまざまなジャンルのプロフェッショナル。建築家やインテリアデザイナーのほか、企業家やインハウスデザイナー、メディア関係者などがアンバサダーとして任命されています。
アンバサダーには「TECTURE AWARD」応募作品に対して、各専門家の視点でコメントしていただきます。一般投票をする方々が、建築やインテリアの面白さを多角的に、より深く理解できる仕組みです。
「TECTURE AWARD」が、従来にない「開かれたアワード」である3つの理由をまとめました。
面白くワクワクする建築やインテリア空間を多くの方々に知ってもらい、空間デザイン業界全体を盛り上げる取り組みといえるでしょう。