第47回 Japan Home Show & Building Show 2025 国内外600社が出展、19日に日建設計山梨氏、東京大学池田氏のAIセミナー開催 - TECTURE MAG(テクチャーマガジン) | 空間デザイン・建築メディア
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第47回 Japan Home Show & Building Show 2025  国内外600社が出展、19日に日建設計山梨氏、東京大学池田氏のAIセミナー開催

第47回 Japan Home Show & Building Show 2025

国内外600社が出展、19日に日建設計山梨氏、東京大学池田氏のAIセミナー開催

「第47回 Japan Home Show & Building Show 2025」が、11月19日〜21日の3日間、東京ビッグサイト西展示棟で開催されます。建築・インテリアWEEKと題して、JAPANTEXやアジア・ファニシングフェアなど複数展示会と同時開催。国内外から約600社が出展し、建材・設備・インテリア・ソフトウェアなど24カテゴリーを網羅する展示が見どころです。

第47回 Japan Home Show & Building Show 2025

昨年の様子:第46回 Japan Home Show & Building Show

建築・インテリアの最前線が集結

1979年の住宅設備展から続くこの展示会は、建築・住宅・インテリア業界の交流と商談の場として発展してきました。来場者は毎回2.6万人を超え、今回は35都道府県・11か国以上の出展者が集い、日本の風土や文化を生かした空間づくりに役立つ製品が多数出展されます。設計事務所、工務店、リフォーム会社、デベロッパーらが新技術・製品を直接確認し、商談可能な場となっています。

今年は新たに「医療・福祉ゾーン」「塗料関連カテゴリー」が新設。また、展示会内で同時開催される「ふるさと建材・家具見本市」は20周年を迎え、北海道から沖縄まで全国12自治体が参加し、地場産木材や伝統技術を展示し、地域の素材文化とデザインの融合を紹介します。海外からは11か国が出展します。(中国、香港、イタリア、韓国、マレーシア、ポルトガル、シンガポール、台湾、タイ、アメリカ、カナダ)

注目の基調講演・出展

会期中は40本を超えるセミナーが開催予定。建築史家・藤森照信氏による基調講演「自然を生かした建築の作り方」、建築家・長谷川逸子氏による「新しい自然環境をめざして」など、自然をテーマとした講演や、日建設計チーフデザインオフィサー・山梨知彦氏による「生成AIと建築」など、業界の最前線を担う登壇者が建築の未来を語ります。

注目の基調講演(一部抜粋、順不同)

  • 建築家・長谷川逸子氏:「新しい自然環境をめざして」
  • 建築史家・藤森照信氏:「自然を生かした建築の作り方」
  • 日建設計 山梨知彦氏:「生成AIと建築」
  • 竹中工務店:「-200年の歴史を未来へつなぐ-重伝建のまちづくり・改修プロジェクト」
  • 東京大学 工学系研究科建築学専攻 特任教授 池田靖史氏:「AIと建築デザイン」
  • 三菱地所設計:「スペキュラティブ・デザイン/フードコンクリートを用いた茶室ベネチ庵・アラビ庵
  • 国土交通省:「住宅・建築物分野の脱炭素化政策の動向」
  • 林野庁:「非住宅建築物の木造化に向けた取組」
  • 経済産業省:「経済産業省における住宅関連施策の動向」

※ 宮大工の鳥羽瀬 公二氏の講演や、中川正七商店と堀田カーペットの合同会社社長による工芸建材に関するセミナーも必見!

第47回 Japan Home Show & Building Show 2025

昨年の様子:第46回 Japan Home Show & Building Show

展示ブースでは、耐久性・機能性・意匠性を兼ね備えた建材やプロダクトが集結。アゼアス/光洋産業の「リフェイス」、岡崎建設の「Maki式薪ストーブ」、淡路瓦工業組合の「oiyaブランド」など、伝統と技術革新を背景に、暮らしの質を高める多様な提案がそろいます。
また、建材・部材分野では、エービーシー商会、ミラタップ、吉野石膏グループ(吉野石膏/旭ファイバーグラス/NBL)などが出展。インテリア・家具分野では、KAWAJUN、関ヶ原石材、アメリカ広葉樹輸出協会など、多彩な企業が参加予定です。

第47回 Japan Home Show & Building Show 2025 リフェイス(アゼアス/光洋産業)

リフェイス(アゼアス/光洋産業)

リフェイス(アゼアス/光洋産業)
リフェイスは、和室の畳や脱衣場床タイル、エレベーター内養生材、腰壁など幅広い用途で使えるマグネット式内装材です。設置が簡単なだけでなく、耐摩耗性・防滑性・防音性なども備えており、ホテル・住宅・介護施設・保育園など多様なシーンで採用されています。日差しに強く退色しにくい設計で、26柄の中から選べる和モダンテイストの豊富なバリエーションも魅力です。

第47回 Japan Home Show & Building Show 2025 Maki式薪ストーブ(岡崎建設)

Maki式薪ストーブ(岡崎建設)

Maki式薪ストーブ(岡崎建設)
老舗鉄工所を背景に、岡崎建設が手がける「Maki式薪ストーブ」は完全オーダーメイド製品です。持ち手の向きから細部までカスタム可能で、薪の二次燃焼を促す「クリーンバーン方式」に対応。オーブン機能や直火調理対応型の設計もあり、機能と美しさを両立させています。設計・設置・煙突工事まで全国対応可能で、住宅やリフォーム案件にも柔軟に応えられる製品です。

第47回 Japan Home Show & Building Show 2025 Maki式薪ストーブ(岡崎建設)

oiyaブランド(淡路瓦工業組合)

oiyaブランド(淡路瓦工業組合)
淡路瓦工業組合が展開する「oiya ブランド」は、伝統的な瓦技術と現代的デザインを融合させた瓦製品を提供しています。屋根の防水・耐久性を守りつつ、意匠性の高い外観を演出。伝統とモダンを両立させた瓦が、住まいや建築の景観に深みを与える存在として注目されています。

「第47回 Japan Home Show & Building Show 2025 」開催概要

会期:2025年11月19日(水)〜 21日(金)
会場
:東京ビッグサイト 西展示棟1・2ホール
所在地:東京都江東区有明3-11-1
開場時間:10:00-17:00


主催:一般社団法人 日本能率協会
公式サイトhttps://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/
展示会案内状https://www.jma.or.jp/homeshow/pdf/pdf-jhbs2025-invitation.pdf
問合せ先
:03-3434-1988

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