2021年3月10日初回掲、2022年4月3日動画シェア
ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営するZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長兼CEO:澤田宏太郎)の新社屋がこのほど西千葉に竣工、同社のプレスリリース(2021年3月9日)にて内外観が発表されました。すでに、2月15日付で海浜幕張から西千葉へ本社機能を移転しています。
新拠点となる本社屋は「想像と創造の行き交う街、西千葉」がコンセプト。建物の設計は、建築家の中村拓志が率いるNAP建築設計事務所と竹中工務店が担当しています。
本社屋の執務スペースは、大きな窓が特徴の開放的なデザインで、外の街路と同じ高さになるよう設定されています。通りを往来するまちの人々から、建物内で働くZOZO社員の様子が視認されることを前提としており、この空間がZOZOと街とのつながりを誘発します。
細い木材で編むように組まれた屋根や壁は、着心地の良い衣服のように社員を包み込むイメージで、1つ屋根の下で共に働く一体感を創出。さらに、オフィスの随所には、主に国内の若手アーティストによるアート作品が飾られ、ZOZOの主要事業であるファッションとも親和性が高いアート作品が、社員にインスピレーションをもたらすことを期待しています。
同社が展開するサービス事業「ZOZOTOWN」は、想像(SOZO)と創造(SOZO)の2つの“ZO”をかけあわせた造語で、「想像と創造の行き交う街」に由来するメーミングです。「ZOZOTOWN」を通じて、新しい価値をさまざまに提供してきた同社が、より多くの人々へと届けるための新たな1歩を踏み出す拠点として、この本社屋は位置付けられています。さらには、ZOZOとまちをつなぎ、新たな想像と創造の起点にしていく考えです。
幅広い世代の方々が暮らす西千葉は、緑豊かで美しく、人々のあたたかな地域コミュニティも形成されているまちです。国立千葉大学の所在地であり、文教地区ならではの新しいものや価値観を積極的に取り入れる文化を育んできたエリアを、ZOZOは本社の移転先として選択しました。
すでに千葉市とは、2019年2月に、より一層の地域活性化や市民サービスの向上、未来へつなぐまちづくりなどを目的とした包括的連携協定を締結しています(2019年2月13日プレスリリース発表)。
近年の働き方の多様化に加え、昨年来のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策の観点からリモートワークが推奨されるなど、オフィスの在り方が変わりつつある一方で、ZOZOでは社員同士の対面でのコミュニケーションも引き続き重要であると考え、週2出社・週3リモートワークというハイブリッド型の「新しい働き方」への移行を決定。COVID-19によるコロナ禍が一段落して以降、順次実践していく計画です。
同社ならではの新しい働き方などを通じて、企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」を実現するために、社員同士はもちろん、西千葉の街ともつながりを生み出しつつ、新たな価値の創造を目指すとのこと。(en)
2022年4月3日追記:「第28回千葉県建築文化賞(令和3年度)」(主催:千葉県)一般建築物の部で最優秀賞を受賞(審査講評はこちら:PDF)
https://corp.zozo.com/news/20220331-19814/
#ZOZO YouTubeチャンネル 「ZOZO New Head Office in Nishichiba」(2021/07/05)
建設中の内外観の様子も撮影したコンセプトムービー
〈ZOZO本社屋〉
所在地:千葉県千葉市稲毛区緑町1-15-16(Google Map)
敷地面積:1983.60m²
建築面積:1,388m²
延床面積:3,621m²
規模:地下1階+地上2階
移転日:2021年2月15日(月)
設計:NAP建築設計事務所、竹中工務店
施工:竹中工務店
ZOZO 公式ウェブサイト:https://corp.zozo.com/