三井不動産、九州電力、西日本鉄道の3社が中心となり、福岡市青果市場跡地で推進している事業〈三井ショッピングパーク ららぽーと福岡〉に、「実物大のガンダム立像」が来春、設置されます。九州初の「実物大ガンダム」として、福岡の大地に立ちます(上の画像はイメージパース ©創通・サンライズ))。
これまで、三井不動産が展開する商業施設では、東京の〈三井ショッピングパーク ダイバーシティ東京 プラザ〉に、2012年春に設置された「実物大ガンダム(現在は実物大の「ユニコーンガンダム」)」がよく知られています。
続いて、中国・上海に2021年4月に開業した「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」にも「実物大フリーダムガンダム」が登場し、話題となりました(どちらの「実物大ガンダム」もバンダイナムコグループとの連携により建設)。
ららぽーと福岡に建設される「実物大ガンダム」は、1988年に劇場公開された映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したモビルスーツ「νガンダム」をベースに、富野由悠季監督が監修した“新機体”「RX-93ff νガンダム(アールエックス キュウシュウサンエフエフ ニューガンダム)」となります。
「ν(ニュー)ガンダム」は、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』作中で主人公のアムロ・レイが搭乗したモビルスーツです。作中では、ライバルのシャア・アズナブルが搭乗する「サザビー」と激闘を展開しました。
マントのように見える「フィン・ファンネル」が特徴的な「νガンダム」は、そのデザイン性の高さから、劇場公開から30年以上経った今でも多くのファンに支持され、さまざまな人気ランキングで上位に選出されている機体です(三井不動産プレスリリースより)。
福岡の地に立つ「RX-93ff νガンダム」は、高さが約20m。新たに設定された「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を装備し、富野氏の監修のもと、トリコロールのマーキングが施されます。
なお、〈三井ショッピングパーク ららぽーと福岡〉には、ガンダムの世界を体感できるエンターテインメント施設「ガンダムパーク福岡」なども計画中で、具体的なコンテンツについては今後の公表が待たれます。
〈三井ショッピングパーク ららぽーと福岡〉は、「ららぽーと」として九州初進出となる大型複合商業施設。2020年11月に着工、2022年春の開業を目指して建設中です。
ショッピングや食、エンターテインメントなど、五感で存分に楽しめる施設を集積し、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」や、日本最大級の木育・多世代交流施設「おもちゃ美術館」も九州初進出を果たします。さらに、スポーツの拠点の核となる「MIFA Football Park」や、陸上トラック、テニスコート、3×3バスケットボールコートを有する「スポーツパーク」も誕生する予定です。(jk)
計画概要
事業者:博多那珂6開発特定目的会社(三井不動産、九州電力、西日本鉄道による共同設立)
所在地:福岡市博多区那珂6丁目351番他(福岡市青果市場跡地)
敷地面積:約86,600m²(約26,200坪)
構造規模:店舗棟 鉄骨造 地上5階+地下1階建 / 立体駐車場棟 鉄骨造 地上7階建2棟ほか
延床面積:約206,400m²(約62,400坪)※立体駐車場棟を含む
駐車台数:約3,050台
設計:竹中工務店
施工:店舗棟 竹中・南海辰村・西鉄建設・小林・坂下建設共同企業体 / 立体駐車場棟 大和リース
外装デザイン:ノンスケール
ランドスケープデザイン:スタジオゲンクマガイ
内装環境:丹青社
運営管理:三井不動産商業マネジメント
建築着工:2020年11月
竣工・開業(予定):2022年春
三井不動産プレスリリース
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/0915_02/