建築、舞台、海洋まで幅広い照明機器を手がけるウシオライティング(本社:東京都中央区)は、惜しまれつつ廃盤となったリネストラランプを復刻した「LINEA LAMP(リネアランプ)」シリーズを、ウシオライティング オリジナルランプとしてリリースします。
独特の赤味ある色温度と直線の美しさで、未だに多くのファンを魅了するリネストラランプへの回帰とともに、未来へ向けた新たな光源を提案。LEDだからこそ実現できるデザイン・フォルムを訴求した3シリーズをラインナップしています。
両端部分まで発光し、柔らかな帯状の光が印象的なデザイン性の高い直管型の白熱電球として、 かつてより人気を博したリネストラランプ。やがて「省エネへ」という時代背景とともにLED化されたものの、廃番に。その独特の風合いやデザインから根強いファンも多く、以前より復活を求める声が多かったこのリネストラランプを次世代へと届けるため、ウシオライティングオリジナルランプ「LINEA LAMP」として新たにリリースしました。
白熱電球のリネストラランプと同様の全周発光を再現するため、光を後ろに回す内部ディフューザーを設け、デザインを最適化。白熱電球のもつ温かみを再現しつつ、より最適な調光調色を実現しました。低色温度がつくり出す灯りは、ノスタルジックでありながらもスタイリッシュで新しい未来を感じさせる光。価値観が多様化する現代だからこそ、単なる懐古主義に浸るのではなく、常に新しい「光のあり方」を提案します。
まさに「原点回帰」という言葉がふさわしいミニマルデザインが特徴的な「LINEA LAMP」シリーズ。設置器具には金属プレートを「曲げる / Ori」「カットする / Ita」「組み合わせる / Haco」といったシンプルな加工を施した3種類をラインナップしました。
いずれもごまかしが利かない極めてシンプルな加工方法のため、高い精度が必要ですが、仕上がりの美しさを保つため、すべて日本国内で生産しています。
・Ori(写真左)
ニュアンスのある陰影をつくり出し、ランプと一体となった空間演出を叶える。カラー展開はサテンホワイト・サテングリーン・サテングレー・レッドゴールドの4色。
・Ita(写真中央)
ランプの存在感を妨げないよう、極限までミニマムに。マットブラック・レッドゴールドの上質な2色展開。光源を柔らかに包み込むオプションカバーがあります。
・Haco(写真右)
ランプと組み合わせることで多数のバリエーションに。シックからカジュアルまでさまざまなシーンで活躍。マットライトグレー・マットダークグレーのシンプルな2色展開。
【Ori】
Oriは縦付け・横付けに加え、天井付けも可能。取り付け位置により光の広がりや陰影が変化するため、空間の用途やシーンに合わせた演出が可能です。
【Ita / Ita COVER Option】
ランプの存在感が際立つシンプルなItaは、縦付け・横付けが可能。取り付ける壁の素材により、光の質感が変化し、美しい陰影を楽しむことができます。
Itaオプションカバーは3タイプを用意。オプションカバーにより光の拡散をコントロールすることで、 よりニュアンスのある陰影をつくり出します。カラー展開は赤みを帯びたレッドゴールド・マットライトグレー・マットダークグレーの3色。いずれもランプの光色とのバランスを考慮し、美しい調和を保ちます。
【Haco BRACKET / PENDANT】
Haco取り付け器具は、ブラケット、ペンダント、2灯ペンダントと多様なバリエーション。ブラケットは横付け、縦付け、天井付けが可能で、空間によってさまざまな表情を楽しめます。ペンダントタイプは好みに合わせて器具全長の調節が可能。また、フラットプレート仕様にカスタムができるため、フランジのないすっきりとした天井面を実現します。
時代のニーズに合わせた LEDであること、そして高いデザイン性を追求すること。この2つは両立できると考えます。「LEDだからデザインにこだわることができない」、そんな諦めを払拭し、その両方を叶えるためにこだわりたい。「LINEA LAMP」シリーズには、LEDだからこそできるデザインを訴求していく、その先駆者としての役割があります。
「LINEA LAMP」シリーズのコンセプトに掲げた「原点回帰」。価値観が多様化する現代だからこそ「あかり」の本質を追及し、もう一度原点に立ち戻りながら「光」で想像を超える未来を実現するため、チャレンジが続きます。
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