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大和ハウス工業「抗ウイルス・抗菌マンション」の全国展開を発表

BUSINESS2021.01.15

大和ハウス工業は、抗菌製品技術協議会(SIAA)[*1]の認証を受けた建材や非接触キーなどを採用した「抗ウイルス・抗菌マンション」を順次、全国展開すると発表しました(2020年12月25日プレスリリース)。
ニューノーマル時代の新しい生活様式に対応した集合住宅として、建材には抗ウイルス・抗菌加工を施したものを採用するとともに、非接触キーや人感センサー付きスイッチなど、感染リスクを低減できるアイテムも導入するとのこと。

第1弾は、大阪府茨木市に2022年3月上旬竣工、入居は2022年3月下旬を予定している、地上10階建て・計74戸の分譲マンション「プレミスト茨木双葉町」となります。

「プレミスト茨木双葉町」では、各戸に無機の銀系抗ウイルス・抗菌剤を含んだ特殊コーティング(開発:凸版印刷 / 下の図)を施した床材や建具[*2]を採用。凸版印刷によれば、効果は特定ウイルスが24時間で99.9%以上減少[*3]、抗菌の効果は大腸菌、黄色ブドウ球菌が24時間で99.9%以上減少[*4]することが確認されており、抗菌製品技術協議会(SIAA)認証を受けています。

大和ハウス工業「抗ウイルス・抗菌マンション」凸版印刷が開発した特殊フィルム

凸版印刷が開発した特殊フィルム

*1. 適正で安心できる抗菌・防カビ加工製品の普及を目的として、抗菌剤・防カビ剤および抗菌・防カビ加工製品のメーカー、抗菌試験機関などで構成された団体
*2.壁材や天井材、扉のレバーハンドルなどには抗ウイルス・抗菌加工を施していない
*3.試験機関:一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター
試験結果報告書番号:20KB061031 試験ウイルス:ウイルスA(エンベロープ型)
*4.試験機関:一般財団法人 ニッセンケン品質評価センター
試験結果報告書番号:DTK20-JN00117
※6(図上). インクを吸収し,顔料などの色材を定着させるために形成するコーティング層

また、マンションの共用部には、テレワークや子どもの宿題・勉強スペースとして利用できるよう、Wifi利用可能な個室ブースを6カ所設置しているとのこと。

「プレミスト茨木双葉町」の販売開始は2021年4月下旬を予定しています。(en)

「プレミスト茨木双葉町」詳細
https://www.daiwahouse.co.jp/mansion/kinki/osaka/futaba74/

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