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焚き火を囲む、ニューノーマル時代の新しいビジネス合宿施設「TAKIVIVA」 が北軽井沢に開業

BUSINESS2020.09.04

プロセスデザインによる企業風土改革コンサルティングを行っている株式会社スコラ・コンサルトと、日本最大級のキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」を運営する有限会社きたもっくは、群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢に宿泊型ミーティング施設「TAKIVIVA(タキビバ)」を9月1日に開業したと発表しました(スコラ・コンサルト 2020年9月3日プレスリリース)。

本施設「TAKIVIVA(タキビバ)」は、「焚き火」をはじめとする火を据えたさまざまなグランピング設備を有し、ビジネス合宿サービス「TAKIBIcation(タキビケーション)」を提供します。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)予防を考慮し、オープンエアな、密を避けられる空間で、人々が思い思いに話し合いができる環境構築面と、当日の話し合いの進め方に加え、「合宿」の前後の工程を含めたプロセス構築面の両面をサポート。人々が安心して本音で語り合える対話の場全体を、これまでにさまざまなビジネス対話支援で、企業が内部から変わる力をサポートしてきた、スコラ・コンサルトが監修し、提供・支援します。このようなプロセスと環境を一体化して提供するサービスは、日本初となります(スコラ・コンサルト調べ)。

屋外ゾーン / 炊火食房(たきびしょくぼう)
20〜40人の使用を想定し、屋根の下でつくる、たべる、のプロセスを通して、参加者同士の心身をほぐし、親睦を深める場です。日本古来の「かまど」や「囲炉裏」の良さを再認識できる、薪火と炭火が使える厨房です。

炎舞台(えんぶたい)
「TAKIVIVA」の象徴ともいえる、直径9メートルのファイヤーピット(設計・施工:きたもっく)。炉床の素材としてこだわったのが、縄文住宅の敷石や炉にも利用されていたという地元・浅間南麓で採掘される「佐久鉄平石」です。見上げるほど大きな火のキャンプファイヤーをはじめ、丸太を燃やす「スウェーデントーチ」、焚火プログラムも各種用意されています。
また、家屋内以外の敷地内あれば、どこでも好きな場所に「焚き火」設定することができます(屋外ゾーン / 火野間(ほのま)。

屋内ゾーン / SHELTER(シェルター)
「SHELTER」の名称とコンセプトは、浅間高原に点在する火山の避難施設から着想を得ています。厳しい自然に対峙する人間の砦ととらえ、都市から訪れる人々を迎え入れる拠点です。
築数十年のRC構造物をリノベーション、火を焚くプリミティブな野外空間に対して、建屋はアッシュカラーを基調としたアーバンなスタイルに。無機質になり過ぎないよう、壁にゆらぎのマチエールをほどこしたり、木の建具やファニチャーを配したり。大胆さと繊細さの絶妙なバランスで、眠っていた廃屋が生まれ変わりました(設計、家具デザインと制作:ようび)。

宿泊型ミーティング施設「TAKIVIVA(タキビバ)」

 

屋内ゾーン / ReGo(りごう)
宿泊室があるシェルター2階は、廊下の天井からあえて低くおさえ。洞窟を思わせる仄暗い空間となっています。寝室も、心地よく感じられるスケールと照度にこだわり、ミニマルにデザインされています(空間デザイン:ようび)。名称は「離合」と「Re(再び)Go(行く)」をかけ合わせた造語です。火と向き合った状態から、眠りにつく前、個にもどる時間をこの空間でリセットします。

宿泊型ミーティング施設「TAKIVIVA(タキビバ)」


#TAKIVIVA YouTube公式チャンネル「TAKIVIVA preview’20」(2020/09/02)

「TAKIVIVA(タキビバ)」の運営は、年間10万人を集客し、アウトドア総合情報誌で4度日本一に選ばれているキャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」を運営する有限会社きたもっくが担当します。(en)

宿泊型ミーティング施設「TAKIVIVA(タキビバ)」

「TAKIVIVA(タキビバ)」
所在地:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-5647
公式ウェブサイト https://takiviva.net/

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