サンワカンパニー福岡ショールームが移転、オープン

サンワカンパニーが自社の福岡ショールームを、博多区の商業施設・博多リバレインモールの地下1階に移転、8月2日にリニューアルオープンしました。

博多リバレインモールは、市営地下鉄の中洲川端駅に直結したアクセスのよい立地。施設内には、住宅販売会社のショールームやインテリアショップなど、住まいに関する店舗が多数出店しており、モール全体での来場効果などが見込めることから、博多駅前2丁目の店舗を5月に閉め、新たなショールームのオープンに至ったものです。

レセプション

今回のリニューアルにあわせて、同社が8月に発売する最新システムキッチン〈グラッドLX〉が、全国のショールームに先駆けて展示されます（プロダクト詳細はこちら）。
ここでは、同社では初となる、水やIHコンロを使った実演が可能となったため、今後は料理教室などのイベントも行われる見込みです。

新製品〈グラッドLX〉の展示（プロダクトの詳細はこちら）

画面奥・土壁では福岡の自然素材を用いている

洗面まわりの製品展示エリア

また、タイルの展示エリアでは、色温度を調整可能な照明器具を採用。朝・昼の時間帯を想定したシチュエーションで、タイルの色の見え方の違いを確認できるようになっています。

照明を調光できるタイルエリア

福岡ショールームの設計は、東京、横浜の店舗に続いて、山路哲生建築設計事務所が担当しています。

設計者・山路哲生氏コメント
「建築の構造体に対して30度の傾きを設けて壁面を配置したことで、対角に伸びる視線や導線が、訪れた人に奥行と広がりを感じさせます。アートウォールのような自立した壁面には、各所にサンワカンパニーの商材が展示され、ギャラリーを巡るようにして、ゆっくりとそれらを体験することができます。

完成前のイメージパース（設計デザイン：山路哲生建築設計事務所）

また、サンワカンパニーのタイルによって構成された壁面に混ざって、地元・福岡で仕入れた自然素材が顔を覗（のぞ）かせます。甘木（あまぎ）の赤土を用いた土壁、有明海でとれる貝灰からつくられる漆喰、大川の材木問屋で仕入れた樺（かば）材のテーブルなど、地域性と歴史を感じるような素材を散りばめました。
サンワカンパニーの追及するミニマリズムの中に潜む、奥深いマテリアリシティを感じてもらえると嬉しいです。」

サンワカンパニー福岡ショールーム 店舗概要

所在地：福岡県福岡市博多区下川端町3番1号 博多リバレインモール B1F（Google Map）
延床面積：672.845m²（203.54坪）
TEL：092-283-3512
営業時間：10:00-17:00
休業日：水曜、夏期休業期間、年末年始

エリアマップ

博多リバレインモール 外観

詳細
https://www.sanwacompany.co.jp/shop/app/contents/showroom_detail/fukuoka/

サンワカンパニー福岡ショールーム / 山路哲生建築設計事務所