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京都初進出 ヒルトンのラグジュアリーブランドホテル〈ROKU KYOTO LXR Hotels & Resorts〉が鷹ヶ峰に2021年秋開業

CULTURE2020.10.05

東急不動産とヒルトンは、今年2月に「(仮称)京都鏡石ホテルプロジェクト」として概要を発表している、京都市北区の「しょうざんリゾート京都」内に2021年秋開業を目指して建設中のホテルの正式名称を、〈ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts(ロク キョウト エルエックスアール ホテルズアンドリゾーツ)〉に決定したと発表しました(東急リゾーツ&ステイおよびヒルトン 2020年9月29日プレスリリース)。

2018年にヒルトンのラグジュアリーブランドに新しく加わった「LXR ホテルズ&リゾーツ」は、ドバイ、ロンドン、アンギラ、スソナボドルムの4都市で展開。2021年は京都のほかラスベガスにも開業する予定です。
〈ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts〉は、アジア太平洋地域初進出であり、ヒルトンとしては、京都初のホテルとなります(東急不動産 2020年2月4日プレスリリース)。独立系ホテルとして、利用者1人ひとりにあわせてパーソナライズされたおもてなしに加え、他では味わえない極上のラグジュアリー体験を提供します。

同ホテルは鷹ヶ峰の麓に位置し、敷地内には、平安時代に紙を漉いた紙座があったことに由来する紙屋川(かみやがわ、天神川上流)が流れています(川を挟んだ北西側には、2019年11月に開業した〈アマン京都〉あり)。〈ROKU KYOTO〉の名は、手漉きの「漉(ろく)」と「麓(ろく)」の字から取られており、自然豊かな環境を味わってもらいたいという想いが込められています。


鷹ヶ峰は、江戸時代初期に琳派を代表する本阿弥光悦が芸術村を構えた土地でもあることから、型にはまらない独自の美学を築き上げてきた、この地ならではのストーリーや歴史・文化など、滞在を通じてまだ知られていない京都の奥深い魅力に浸ってもらえるようなリゾートホテルをめざし、コンセプトとして「Dive into Kyoto」を掲げています。

インテリアデザイナーは、アジアを拠点とし、アマン(AMAN)やシックスセンス(Six Senses)、カペラ(Capella)などのラグジュアリーホテルの実績を多数持つ、BLINK Design Groupを日本で初めて起用。京都の伝統工芸や職人の技術・素材を用いて、この土地が持つ世界観や文化を独自の目線で表現します。

レストラン(イメージ)

デラックスルーム(イメージ)
客室のインテリアには、壁紙の一部に唐紙(からかみ)を使用し、アートワークにも西陣織が使われる予定

BLINK Design Groupの創設者であり、最高経営責任者のクリント・ナガタ(Clint Nagata)氏のコメントは以下の通りです(カッコ内の斜字部分)。

「私たちは、モルディブ、中国、フィリピン、タイなどの主要旅行先のラグジュアリーホテルを手掛けてきました。〈ROKU KYOTO〉は、私たちにとって日本で最初にオープンする物件となり、大変嬉しく思っています。
このリゾートのインテリアコンセプトは、日本の素材と職人技の美しさとシンプルさを兼ね備えた“芸術村”から発想を得ています。伝統的な京都のインテリアを現代的に解釈することで、リゾートは屋内と屋外の境界をなくし、静けさを感じさせます。」

「リゾート内の各スペースは、芸術村のさまざまな要素から着想を得ています。 例えばロビーラウンジとティーラウンジには、漆の技法と日本の手作りの細かい家具を組み合わせた壁があり、レストランでは伝統的な竹細工がスクリーン、天井仕上げ、アートワークに取り入れられています。『Every space is the end of a shared journey, made by people and place』というBLINKの信念に根ざしてつくり上げた空間をお楽しみいただければと思います」

クリント・ナガタ(BLINK Design Group ファウンダー、CEO)氏

同ホテルでは、雄大な山と美しい川に囲まれた自然の環境を施設に取り入れ、「型にはまらない独自の美学を追求する」精神を体現します。
坪庭をしつらえたホテルのエントランスを抜けると、京都に自生する植物を配した中庭が目の前に広がり、その後ろに鷹峯三山の一部を借景としています。景色を映しこむ水盤や、この土地を象徴する台杉(北山杉)など、四季折々の表情が利用者を楽しませます。

レストラン周辺の水盤(イメージ)

ホテルの北側に設けるサーマルプールは、太閤・秀吉が築造した御土居(おどい)と鷹ヶ峰に囲まれ、この地の空気に最も浸ることができる空間です。隣接する「しょうざんリゾート」から湧き出る天然温泉を使用しているため、年間を通して利用することができます。

サーマルプール(イメージ)

〈ROKU KYOTO〉では、同ホテル内のみならず、「しょうざんリゾート」全体を楽しめる、この地ならではのリゾートライフを提供する予定です。
初代総支配人には、パレスホテル東京の副総支配人を務めた西原吉則氏が就任。ホテルの運営は、東急不動産におけるホテル・リゾート事業の強化を目的とした運営会社の統合により、7月1日より営業を開始した東急リゾーツ&ステイが行います。(en)

〈ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts〉[※]
※ROKU KYOTO / 麓 京都、 LXR Hotels & Resorts(商標登録出願)
所在地:京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1外
構造規模:鉄筋コンクリート造・鉄骨造・一部木造 地下1階・地上4階
延床面積:約12408m²
客室数:114室
デラックスルーム 約50m²
ガーデンデラックスルーム 約67m²(ガーデン含む)
プールアクセスルーム 約83m²(テラス含む)
スイート 約100m²
付帯施設:レストラン、バー、ティーラウンジ、サーマルプール(天然温泉を利用した温水プール)、スパ、ジム
総支配人:西原吉則
建築設計:東急設計コンサルタント
インテリアデザイン:BLINK Design Group Pte Ltd
施工:竹中工務店
運営会社:東急リゾーツ&ステイ
開業予定日:2021年秋

LXR Hotels & Resorts – Hilton
https://lxrhotels3.hilton.com/lxr/

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