現在開催中のドバイ万博2020(Expo 2020 Dubai)。今回も、万博のテーマや各国の最先端の技術や思想を反映したパビリオンが数多くつくられました。
何百を超えるパビリオンの中から、『TECTURE MAG』ではテーマ性や形態のインパクトをもとに11のパビリオンを厳選。
今回は、UAEパビリオン / サンティアゴ・カラトラバを紹介します。
【概要】
ドバイ万博2020の開催国であるUAEのパイオニア精神の象徴として設計されたパビリオン。
UAEの起源から繁栄する現在、そして未来への展望まで、その歴史と未来を探索する機会を提供します。
【注目ポイント】
・国鳥でもあるハヤブサをモチーフにした、カーボンファイバーでつくられた羽
・羽は可動式であり、閉じることによりソーラーパネルを保護する
・パビリオンの中心には、200人を収容できるオーディトリアムとなる球形の空間
・万博のロゴマークをあしらった円形の天窓
・テーマである持続可能性に沿い、LEEDプラチナ認証を取得し、ドバイ・グリーン・ビルディング規制・仕様(DGBR)に準拠
「UAE PAVILION AT DUBAI EXPO」SANTIAGO CALATRAVA公式ウェブサイト