2020年ドバイ国際博覧会 メインテーマは「心をつなぎ、未来をつくる」
2020年ドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai)は、200以上の参加組織と数百万人の来場者を迎える、アラブ史上最大のイベントです。創造性、革新性、コラボレーションのプラットフォームとなることを目的としています。
メインテーマ「心をつなぎ、未来をつくる（Connecting Minds, Creating the Future）」とサブテーマ「機会、モビリティ、サステナビリティ」のもと、国や組織が建築家とともにさまざまなパビリオンをつくっています。
会場規模：4.38km²
開催期間：2021年10月1日〜2022年3月31日
3つのサブテーマ
サブテーマである「機会、モビリティ、サステナビリティ」には、それぞれのサブテーマを冠したパビリオンがあります。
機会（Opportunity）
個人やコミュニティのために新たな機会を生み出し、将来の願望を追求できるようにするという使命を表しています。
インタラクティブな〈オポチュニティパビリオン〉は、来場者が自らの行動を通じて人類の発展の一翼を担うことを促すものです。
〈Mission Possible – Opportunity Pavilion〉©︎Expo2020Dubai
モビリティ（Mobility）
人、モノ、アイデアの移動を容易にするソリューションや技術に取り組むことで、知識、市場、イノベーションへのアクセスを容易にすることに注力しています。
〈モビリティパビリオン〉では、モビリティの歴史的偉人から、UAEの火星探査計画まで、モビリティの過去・現在・未来を紹介します。
〈Alif – The Mobility Pavilion〉©︎Suneesh Sudhakaran/Expo 2020 Dubai
サステナビリティ（Sustainability）
より少ない資源でより多くのことを行うことにより、次世代のために環境を保護する方法を推進します。
〈サステナビリティパビリオン〉では、人類と自然との関係についての魅力的なストーリーを楽しみながら、人間が地球に与える影響について学ぶことができます。
このパビリオンでは、未来の世代のために世界をよりよく守るために、私たちに衝撃を与え、刺激を与えることを目的としています。
〈Terra – The Sustainability Pavilion〉©︎Dany Eid / Expo 2020 Dubai
パビリオンの分類
パビリオンには、191の参加国や国際機関、パートナーが作成したものや、特別なテーマのもと作成されたものもあります。
カントリーパビリオン（Country Pavilions）
万博史上初めて、すべての参加国が独自のパビリオンを持ちます。何百ものパビリオンを巡りながら、文化的な体験や各国の特徴を発見してください。
パートナーパビリオン（Partner Pavilions）
パートナーパビリオンでは、イノベーションと世界レベルの専門知識を通じて、未来を示します。
組織パビリオン（Organisation Pavilions）
国際組織や民間組織が、現代のグローバルな課題にどのように取り組んでいるかを、それぞれのパビリオンで紹介します。
スペシャルパビリオン（Special Pavilions）
テーマ別パビリオンや万博所有のパビリオンでは、教育、娯楽、興奮を融合させた没入感のある体験をすることができます。
注目すべきパビリオン10＋1選
ここでは、TECTURE MAG編集部が選ぶ、注目すべきパビリオンを紹介します。
それぞれのパビリオンの詳細は、順次CULTUREページで紹介！
Mission Possible – オポチュニティパビリオン / AGiアーキテクツ
©︎Expo2020Dubai
Mission Possible – オポチュニティパビリオン / AGiアーキテクツ
Alif – モビリティバビリオン / フォスター アンド パートナーズ
©︎Expo2020Dubai
Alif – モビリティバビリオン / フォスター アンド パートナーズ
Terra – サステナビリティパビリオン / グリムショー・アーキテクツ
©︎Dany Eid / Expo 2020 Dubai
Terra – サステナビリティパビリオン / グリムショー・アーキテクツ
UAEパビリオン / サンティアゴ・カラトラバ
©︎Palladium Photodesign
イタリアパビリオン / CRA-カルロ・ラッティ・アソシエイト、イタロ・ロタ・ビルディングオフィス
©︎Michele Nastasi
イタリアパビリオン / CRA-カルロ・ラッティ・アソシエイト、イタロ・ロタ・ビルディングオフィス
オランダパビリオン / V8アーキテクツ
©︎Jeroen Musch
ベルギーパビリオン / ヴィンセント・カレボー・アーキテクチャー + assarアーキテクツ
©︎Expo2020Dubai
ベルギーパビリオン / ヴィンセント・カレボー・アーキテクチャー + assarアーキテクツ
イギリスパビリオン / エズ・デブリン・スタジオ
©︎Alin Constantin
サウジアラビアパビリオン / ボリス・ミッカ・アソシエイツ
©︎Expo2020Dubai
シンガポールパビリオン / WOHA
©︎Singapore Pavilion, Expo 2020 Dubai
日本館 / 永山祐子＋NTTファシリティーズ
©︎2020年ドバイ国際博覧会日本館
世界的な建築家たちが未来を考えつくり上げたパビリオンたち、知るだけでもたくさんの刺激を与えてくれます。
TECTURE MAG 注目パビリオン10＋1選 は、明日より毎日更新予定です！
関連リンク
2020年ドバイ国際博覧会 公式ウェブサイト
