CULTURE

(一社)Metaverse Japan(メタバースジャパン)設立

理事に宮田裕章氏、豊田啓介氏ら、アドバイザーにカヤックの天野清之氏も参画

CULTURE2022.03.16

メタバース(Metaverse)の領域で、業界や企業の垣根を越え、最先端の情報や世界観を広く共有することなどを目的に、一般社団法人Metaverse Japan」(以下MVJ)が2022年3月14日に設立されました。代表理事を、長田新子、馬渕邦美の両氏が務め、理事には、飛騨高山大学(仮称)の学長候補である宮田裕章氏、noizの豊田啓介、デジタルハリウッド大学学長の杉山知之氏ら、アドバイザーにはカヤックの天野清之氏らが名を連ねています。
以下、設立日に発信されたプレスリリースより。

設立の背景と目的
メタバースは仮想現実空間を利用し、ユーザー同士のコミュニケーションや現実さながらのライフスタイルを可能にする世界です。もう一つの現実世界としてメタバースが広がる事で、働き方の概念すらも変わり始めています。コロナ禍をきっかけに、デジタルトランスフォーメーションが一気に加速し、XR技術の進化、クラウドや5Gの普及などが、よりリアルに、身近にメタバースを体感することを可能にしました。さらに、ブロックチェーン技術を活用したNFTの登場によって、デジタルアセットの透明性が向上し、コミュニティとエコシステムが結びつく事で生まれる新しいビジョンが世界に広がりました。
そして2022年、「メタバース」と「Web3」という新しい概念が普及することで、時代が大きく変化していくことでしょう。多くの業界がメタバースという概念のもとに結集し、個人やコミュニティがパワーを持ち、リアルとバーチャルな世界が融合して新たな価値が生まれていく社会へと変わり始めています。
私たち一般社団法人Metaverse Japanは、業界や企業の垣根を越えて最先端の情報や世界観を広く共有するハブとなることで、メタバースという新しい概念を議論していく礎となります。

そして、日本が持つIPやアーティストのクリエイティビティや、新しい起業家の持つ力をメタバース時代に解き放つ様々な活動を行うことで、日本の力がグローバルのマーケットやユーザーコミュニティで輝ける事を目指しています。多様性を尊重しながら、人々の可能性を伸ばし活躍できる場を増やすため、私たちMetaverse Japanは幸せを育む新しい社会の力として、広く貢献していきます。

一般社団法人Metaverse Japan(メタバースジャパン)

メタバース領域の想定ロードマップ

一般社団法人Metaverse Japan 協会概要

代表理事
長田新子(一般社団法人渋谷未来デザイン理事・事務局次長 / SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYAエグゼクティブプロデューサー)

共同 代表理事
馬渕 邦美(PwC Japan合同会社 マネージングダイレクター / 元Facebook Japan 執行役員)

理事(順不同):
山口 有希子(パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 常務 / CMO デザインセンター担当役員 / DEI担当役員 / カルチャー&マインド推進室 室長|2022年4月1日よりパナソニック コネクト株式会社)
杉山知之(デジタルハリウッド大学 学長)、中馬和彦(KDDI事業創造本部ビジネスインキュベーション推進部 部長 / KDDI∞Lab長)
豊田啓介(東京大学生産技術研究所 特任教授 / 建築家)
楢崎浩一(SOMPOホールディングス デジタル事業オーナー グループCDO 執行役専務)
宮田裕章(慶應義塾大学医学部教授)
絢斗 優(ブロックチェーンコンサルタント)

アドバイザー(順不同):藤本真衣(ブロックチェーンコンサルタント)、加藤直人(クラスター代表取締役 CEO)、山口征浩(Psychic VR Lab代表取締役)、加納裕三(bitFlyer共同創業者、bitFlyer Blockchain 代表取締役)、澤邊芳明(ワントゥーテン代表取締役社長)、さわえ みか(HIKKY COO / CQO)、國光宏尚(Thirdverse代表取締役CEO / ファウンダー、フィナンシェ代表取締役CEO / ファウンダー、gumi ファウンダー、gumi cryptos capital Managing Partner)、天野清之(カヤック メタバース専門部隊 事業部長)、せきぐち あいみ(VRアーティスト)、道下 剣志郎(SAKURA 法律事務所 代表弁護士)
提携パートナー:一般社団法人日本ブロックチェーン協会、バーチャルシティコンソーシアム
協力:WIQOMEDIAN

一般社団法人Metaverse Japan(メタバースジャパン)

所在地:東京都渋谷区猿楽町 17-5 代官山 蔦屋書店 SHARE LOUNGE内
設立日:2022年3月14日

公式ウェブサイト
https://metaverse-japan.org


各理事から今回の協会設立に対するコメント(2氏のみ抜粋)

豊田啓介氏
「サイバーフィジカルインターフェースと称される建築や都市の実空間とバーチャル空間の接続について、より動的な記述に関するコモングラウンドという領域を研究をしており、それらと共に、インタースペースと呼ばれている領域などの実装や体系化という面で貢献ができればと考えております。様々な業態の連携を必要とすることから、当協会が果たす役割は大きいと思っています。」

宮田裕章氏
「まさに今インターネットが変わり始めています。Web2.0の時代には大きなプラットフォーマーのもとで色々なクリエイターが参集し、その中で活動する形だったものから、Web3.0に移行する中で、それぞれのデータを活用しながら新しいクリエイションを共に行なっていく自律分散型の時代に今変わり始めています。そうした中で大きなプラットフォーマーだけではなく、様々な業界関係者やクリエイターが集まり未来を創ることが、まさに今必要な時期になっています。メタバースは、労働環境やゲームといった中だけでなく生活環境やコミュニティ等が多層に繋がりながら新しい未来に繋がっていくと思いますので、私自身も皆様と共に見つめ、そしてそこに参画して創って参りたいと思います。」

そのほか諸氏コメント・プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000097769.html

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