
内藤廣建築設計事務所が店舗デザインを手がけた、猿田彦珈琲の新店舗〈猿田彦珈琲 エキュートエディション御茶ノ水〉が、5月14日にグランドオープンした商業施設・エキュートエディション御茶ノ水[*]にオープンしました。
〈エキュートエディション御茶ノ水〉は、改札内の「エキナカこみち」と「はなれ」、改札外の「おもや」で構成され、このうち〈猿田彦珈琲 エキュートエディション御茶ノ水〉は改札外「おもや」2Fに位置しています。この御茶ノ水の店舗を含め、東京を中心に26店舗を展開する猿田彦珈琲として初のテラス付帯のカフェとのこと。
猿田彦珈琲 エキュートエディション御茶ノ水
猿田彦珈琲 エキュートエディション御茶ノ水
猿田彦珈琲 エキュートエディション御茶ノ水
同店舗は、JR御茶ノ水駅を利用する人々の多様なニーズに応えられるよう、1名から4名利用まで幅広いタイプの座席を用意。建築家の内藤 廣氏が手がけたインテリアは、木材を基調とし、凹凸のある無垢の宮崎県産の杉材を天井部分に採用。これに吸音材を組み込むことで、会話や音楽が心地よく響く音環境を実現しているとのこと。
今年4月27日にオープンした東京大学店限定メニューの「イートンメス」をエキュートエディション御茶ノ水でも販売する(注.イートイン限定メニュー、右側のカップは東京大学店限定の提供、撮影は同店舗にて
モーニングセット(イメージ)
所在地:東京都千代田区神田駿河台二丁目6番地 JR御茶ノ水駅構内 エキュートエディション御茶ノ水2階(改札外・おもや2F)
営業時間:平日8:00-21:00 / 土日曜・祝日9:00-20:00
席数:約71席(テラス17席、店内54席)
面積坪数:221.26m²(66.93坪)
オープン日:2025年5月14日
詳細
https://sarutahiko.jp/pages/ecute_edition_ochanomizu
*エキュートエディション御茶ノ水
東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)が2013年度より進めてきた駅改良工事に伴い開業したもので、バリアフリー機能の付帯や、千代田区とも連携して駅前広場の整備などを進めてきた。駅の東側の聖橋口駅舎は2023年12月に供用を開始、先行してベーカリーなどの飲食・物販店がオープンしている。
エキュートエディション御茶ノ水 聖橋エントランス(イメージ)
エキュートエディション御茶ノ水 茗渓通りエントランス(イメージ)
2025年5月14日をもって全面開業となった〈エキュートエディション御茶ノ水〉は、聖橋口改札側と、駅南側を東西にはしる茗渓通り側の2方向からのアクセスが可能。館内各所に植栽(グリーン)を配置し、神田川沿いの緑を館内に引き込んだかのような空間を創出、周辺環境と呼応した空間づくりを目指したとのこと(2025年4月3日JR-Crossプレスリリースより)。
エキュートエディション御茶ノ水 館内マップ(数字は以下の店舗一覧に呼応)
エキュートエディション御茶ノ水 ショップ一覧
参考リンク
鹿島建設ウェブサイト「神田川を舞台に御茶ノ水駅上空に橋を架ける」(2019年7月)
https://www.kajima.co.jp/news/digest/jul_2019/site/index.html