学生のあらゆる活動を支援する光に満ちた学生センター

©︎ Laurian Ghinitoiu

アメリカ・メリーランド州ボルチモアに位置する〈ブルームバーグ学生センター（Bloomberg Student Center）〉は、ジョンズ・ホプキンズ大学に建てられた初の学生センターです。

ビャルケ・インゲルス（Bjarke Ingels）率いるビャルケ・インゲルス・グループ（Bjarke Ingels Group、以下BIGと表記）とロックウェル・グループ（Rockwell Group）によるプロジェクトです。

注目ポイント

• 歴史あるキャンパスの中で「学生生活の未来像」を体現
• 学生の学業外の活動も支援する「生活のハブ」として設計
• 階段状に重なる29のボリュームによる自然光に満ちた空間
• 温かみのある空間と炭素削減効果を両立するマスティンバー建築

（以下、ジョンズ・ホプキンズ大学から提供されたプレスキットのテキストの抄訳）

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ジョンズ・ホプキンズ大学初の学生センター

〈ブルームバーグ学生センター〉は、エネルギー効率の高いマスティンバー建築であり、2層吹き抜けのアトリウム、フレキシブルな社交スペース、最先端のフードホール、スタジオ、多目的室、学生間の交流を促進するイベントスペースを備えている。

ジョンズ・ホプキンズ大学は150 周年記念のキックオフセレモニーの一環として、学生生活のために建設された初の施設〈ブルームバーグ学生センター〉を正式にオープンした。

同大学の歴史あるホームウッドキャンパスに追加されたこのランドマーク的な施設は、何世代にもわたり、交流、社交、学生団体や舞台芸術などへの参加の場を求めてきた学生たちの願望を反映している。

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この150,000平方フィート（約13,935m²）の新しい建物は、BIGとインテリア建築家のロックウェル・グループが、エグゼクティブ・アーキテクトのシェプレイ・ブルフィンチ（Shepley Bulfinch）とランドスケープデザインの Michael Van Valkenburgh Associates（MVVA）と共同で設計を行った。

地元の業者による最新式のフードホール、パブ、コーヒーバー、250席の多目的パフォーマンス会場、オープン席のある中央アトリウム、ダンススタジオ、クラブ会議室、レコーディングスタジオ、多目的集会場所、デジタルメディアセンター、さらにはeスポーツラウンジも備えており、ホプキンズの学部生および大学院生の進化するニーズに応えるよう設計されている。

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〈ブルームバーグ学生センター〉は、同大学の卒業生であり、ブルームバーグ L.P.（Bloomberg L.P.）およびブルームバーグ・フィランソロピー（Bloomberg Philanthropies）の創設者、そしてニューヨーク市の108代目市長であるマイケル・R・ブルームバーグ（Michael R. Bloomberg）にちなんで名付けられており、ジョンズ・ホプキンズ大学の学生を支援するブルームバーグの並外れた貢献を称えるものである。

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学生生活の新たな中心としての役割

〈ブルームバーグ学生センター〉はキャンパスライフの新たな拠点として、さまざまなキャンパス、背景、興味、学問分野に属するホプキンズコミュニティのメンバーを結びつける役割を担う。

開放性を重視して設計された学生センターの部屋やイベント施設は、柔軟性があり、全員が共有でき、恒久的に割り当てられたスペースはない。部屋や集会エリアは、学生の日常的なニーズと特別なイベントの両方をサポートすると同時に、さまざまな学生グループ間の交流や、個人間の自発的なつながりを促進する。

自然光に満たされた学生センターには、学生たちが集まるための屋内緑地や屋外パティオも設けられている。大学の野心的な持続可能性への取り組みに従い、このプロジェクトは LEEDプラチナ認証の取得を目指している。

©︎ NC LEHOUX

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「〈ブルームバーグ学生センター〉の開館は、学生のために、そして学生専用のスペースとして初めて設立されたものであり、150年の歴史をもつ当大学にとって大きな節目となることを大変嬉しく思う。私たちの偉大な友人であり、卒業生でもあるマイケル・R・ブルームバーグ氏に敬意を表して名付けられたこの先見的な建物は、素晴らしい学生たちがリラックスし、一緒に食事をし、コミュニティを構築できるユニークな社交空間をつくりたいという長年の夢を実現したものである。」

ジョンズ・ホプキンズ大学学長
ロナルド・J・ダニエルズ（Ronald J. Daniels）

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「何世代にもわたるホプキンズの学生たちは、このような中心的な場所に集まり、新しいつながりを築くことを望んでいた。この美しい建物は、学生たちが新しい人々と出会い、アイデアについて議論し、食事を共にし、本を読み、ゲームを楽しみ、舞台公演を行い、さまざまな活動を企画する場となることが意図されている。建築家、デザイナー、大学関係者からなる卓越したチームが、この光に満ちた居心地の良いセンターを構想し、建設した。それが今、現実のものとなったことを大変嬉しく思う。」

マイケル・R・ブルームバーグ

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建築デザイン：階段状に連なる木造パビリオン群

ホームウッドキャンパスと周辺地域を結ぶ33ストリートとチャールズストリートの角に位置するこの建物は、一連の階段状に重なった木造の巨大なボリュームで構成されている。これにより29のパビリオンからなる「村」が30フィートの傾斜地に刻み込まれ、4階すべてに直接入ることが可能となり、ヒューマンスケールを維持しながらアクセシビリティを向上した。

むき出しの木の柱と天井は、広大なガラス張りのファサードでつながっており、内部は四方から日光が差し込み、通行人は内部で刻一刻と変化する学生生活の風景を垣間見ることができる。

Diagram

「ジョンズ・ホプキンズ大学の学生活動はかつては分散していたが、現在では大学の一角にある丘に建つ、木造のパビリオン群である〈ブルームバーグ学生センター〉に集結している。太陽光パネルの屋根の下にあるこのセンターの中心部は、学生たちが社交、創造、その他の学業以外の活動を追求するための、四季折々の出会いの場となっている。この大規模な木材構造は、建物のCO2排出量を大幅に削減するだけでなく、温かく親しみやすい、気さくな雰囲気も醸し出している。」

BIG創設者兼クリエイティブディレクター
ビャルケ・インゲルス

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内部構成：学業を包み込む「ライフスタイル・ハブ」

センターの内部はコラボレーション、食事、交流、創作、パフォーマンスなど、学業を取り囲み、サポートする重要な非学術的サービスを完備した、完全に統合されたライフスタイルのハブとなっている。

建物のユニークなグリッド構造が、さまざまなプログラム的ニーズの配置を決定づけた。学生展示、コミュニティミーティング、ゲーム、健康増進などに対応するラウンジや多目的室は、4階層すべてをつなぐ中央の共用階段を中心に放射状に配置し、座席や豊かな緑を育むプランターが組み込まれている。

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この高天井のアトリウムはセンターの「リビングルーム」として機能し、くつろぎ、学習、集いを促す。音響調整されたダボ積層材（ADLT）の天井・梁・柱は、石灰岩やホワイトオークの造作材など、自然素材と温かみのある色調で調和している。

チャールズストリート沿いの丘に慎重に溶け込むように設計された〈ブルームバーグ学生センター〉は、メインのホームウッドキャンパスと通りを挟んだ学生寮を接続している。4つのバリアフリーフロアには、MVVAが設計したパティオ、屋内・屋外集会場、屋外座席、緑地が設けられている。

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「私たちのインテリア設計アプローチは、教室を超えた学生の日常生活のリズムを反映する、一連の社交的で柔軟な空間を演出することであった。建物の木造構造と柱グリッドに着想を得て、自然素材・温かみのある色調・多層照明が様々な機能エリアに統一感をもたらすダイナミックな内部空間を構築した。その結果、コラボレーション・パフォーマンス・集いを促す統合型ライフスタイルハブが誕生したのである。」

ロックウェル・グループ創設者兼社長
デイビッド・ロックウェル（David Rockwell）

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学生の声を組み込むデザインプロセス

このプロジェクトは、長年にわたる学生からの意見や、キャンパス全体から寄せられた 1,500件以上の意見が反映されており、それらは設計チームの選定に直接影響を与えた。

こうしたフィードバックは、建物のプログラム、特にダンス、音楽のリハーサル、絵画、陶芸をサポートする多機能クリエイティブスペースや、健康とウェルネスに特化したスペースの統合、そして屋内樹木や植物、その他の自然環境とのつながりを強化する機能の組み込みにおいて、非常に重要な役割を果たした。

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「これまで、ホプキンズにはこのようなスペースは存在しなかった。〈ブルームバーグ学生センター〉はキャンパスの中心となり、人々が真につながり、創造し、自己表現できるコミュニティの中心になると思う。」

ジョンズ・ホプキンズ大学4年生
スコット・コールマン（Scott Coleman）

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「ジョンズ・ホプキンズ大学に学生専用のセンターを生み出すというアイデアは、大学の戦略的ビジョンに基づき、学生たちが広範で豊かで包括的なプログラム策定プロセスを通じて直接形にしたものである。この建物は学生全体をサポートするように設計されており、厳格な学業と創造性、つながり、そしてリフレッシュの機会とのバランスが取れた空間を提供する。クラブ活動や静かな瞑想から、さまざまな食事オプションや社交活動まで、このダイナミックで適応性の高いセンターは、今後数年にわたって学生たちの進化するニーズを満たし、ホプキンズコミュニティの精神と未来を真に反映したものとなるだろう。」

シェプレイ・ブルフィンチ（Shepley Bulfinch）プリンシパル
マシュー・ギフォード（Matthew Gifford）

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以下、ジョンズ・ホプキンズ大学のリリース（英文）です。

JOHNS HOPKINS UNIVERSITY KICKS OFF 150th YEAR WITH OPENING OF FIRST-EVER STUDENT CENTER DESIGNED BY BJARKE INGELS GROUP AND ROCKWELL GROUP

Bloomberg Student Center, a new mass timber, energy-efficient building, features a two-story atrium, flexible social spaces, a state-of-the-art food hall, studios, multipurpose rooms, and event spaces that encourage connection among students

Baltimore (October 16, 2025)—Today, as part of the kickoff celebration of its 150th anniversary, Johns Hopkins University officially dedicated the new Bloomberg Student Center, its first facility built solely for student life. This landmark addition to the university’s historic Homewood campus reflects the aspirations of students who for generations have sought spaces to connect, socialize, and participate in student organizations and the performing arts, and much more.

Designed by BIG-Bjarke Ingels Group and interior architect Rockwell Group in collaboration with executive architect Shepley Bulfinch and landscape design by Michael Van Valkenburgh Associates (MVVA), the new 150,000-square-foot building is designed to meet the evolving needs of Hopkins undergraduate and graduate students with a state-of-the-art food hall featuring local vendors, a pub and coffee bar, a flexible 250-seat performance venue, a central atrium with open seating, dance studios, club meeting rooms, recording studios, flexible gathering places, a digital media center, and even an esports lounge. The Bloomberg Student Center is named for Hopkins alumnus Michael R. Bloomberg, Engineering ‘64, founder of Bloomberg L.P. and Bloomberg Philanthropies, and 108th mayor of New York City, in recognition of his extraordinary commitment to supporting Johns Hopkins students.

The new facility will serve as a new hub for campus life, connecting members of the Hopkins community to one another from across different campuses, backgrounds, interests, and academic pursuits. Designed to emphasize openness, the Student Center’s rooms and event facilities are flexible and shared by all, with no permanently assigned spaces. The rooms and gathering areas will support both everyday student needs and special events, while promoting engagement among different groups of students and spontaneous connections between individuals. With abundant natural light, the Student Center also contains interior green spaces and exterior patios for students to gather. In alignment with the university’s ambitious sustainability commitments, the project is targeting LEED Platinum certification.

“We are thrilled to mark a major milestone in our university’s 150-year history with the opening of the Bloomberg Student Center, our first-ever space dedicated to and for our students,” said Johns Hopkins University President Ronald J. Daniels. “Named in honor of our great friend and alumnus Michael R. Bloomberg, this visionary building fulfills a long-held dream to create a unique social space where our amazing students can relax, break bread together, and build community.”

“Generations of Hopkins students have wished for a central place like this to gather and create new connections,” said Michael R. Bloomberg. “That’s what this beautiful building is meant to be: a place for students to meet new people, discuss ideas, share meals, hit the books, play games, stage performances, and organize activities. An extraordinary team of architects, designers, and university leaders imagined and built this light-filled and welcoming center, and it’s great to see it now come to life.”

About the Design
Located at 33rd Street and Charles Street, at the nexus of the Homewood campus and the surrounding neighborhood, the building was conceived as a series of cascading, mass timber-framed volumes with flat, cantilevered roofs topped with nearly 1,000 photovoltaic panels, which generate approximately half of the building’s electricity. The resulting “village” of 29 pavilions is carved into its 30-foot sloped site, allowing direct entry on all four levels, enhancing accessibility while maintaining a human scale. Exposed wood columns and ceilings are connected by an expansive glazed façade that floods the interior with daylight from all sides and offers passersby views into the ever-changing mosaic of student life within.

“Where student activities at Johns Hopkins University were once dispersed, they are now clustered at the Bloomberg Student Center, a village of timber pavilions climbing the natural hill on the university’s edge,” said Bjarke Ingels, Founder & Creative Director of BIG. “At its heart underneath the solar-paneled rooftop—the Center is a cascading, four seasons meeting space solely for students to pursue social, creative, and other non-academic activities. The mass timber construction not only substantially reduces the embodied carbon footprint of the building but also provides an atmosphere of welcoming warmth and inviting informality.”

The Center’s interior is a fully integrated lifestyle hub featuring vital, non-academic services that surround and support scholarship, including collaboration, dining, socializing, creating, and performing. The building’s unique structural grid informed the orientation of the various programmatic needs. Lounges and multipurpose rooms accommodating student exhibits, community meetings, gaming, health and wellness, and more radiate around a central communal stair that connects all four levels and incorporates seating and planters with lush greenery. This soaring atrium serves as the Center’s “Living Room,” encouraging relaxation, studying, and gathering. The acoustic dowel-laminated timber (ADLT) ceilings, beams, and columns are complemented with natural materials and warm tones, including an array of limestone and white oak millwork.

Carefully integrated into a hill along Charles Street, the Bloomberg Student Center connects the main Homewood campus with student housing across the street. Its four accessible levels feature patios, indoor-outdoor gathering areas, outdoor seating, and green spaces created by MVVA—who are known for their innovative work on projects including the Brooklyn Bridge Park, Presidential Centers for both George W. Bush and Barack Obama, and the National September 11 Memorial & Museum at the World Trade Center.

“Our approach to the interior architecture was to choreograph a series of social, flexible spaces that reflect the daily rhythms of a student’s life beyond the classroom,” said David Rockwell, Founder and President of Rockwell Group. “We were inspired by the building’s timber structure and column grid to organize a dynamic interior where natural materials, warm tones, and layered lighting create a sense of cohesion across a lot of different programmatic areas. The result is an environment that encourages collaboration, performance, and gathering—an integrated lifestyle hub.”

The project reflects years of student input and over 1,500 voices from across campus, which directly influenced the selection of the design team. This feedback was essential in shaping the building’s programming—particularly the integration of multifunctional creative spaces that support dance, music rehearsal, painting, and ceramics, and spaces dedicated to health and wellness—as well as the inclusion of indoor trees and plants and other features that enhance connection to the natural environment.

“Up until this point, there hasn’t been a space like this at Hopkins,” said Scott Coleman, a fourth year undergraduate student. “I think this will be the center of campus. I think this will be the center of community, where people can really connect with each other, create, and express themselves. It expands the possibilities for what you can do here at Hopkins in just a day.”

“For the first time, Johns Hopkins has a dedicated student center, an idea shaped directly by students through an extensive, rich, and inclusive programming process grounded in the university’s strategic vision,” said Matthew Gifford, AIA, Principal at Shepley Bulfinch. “This building is designed to support the whole student body, offering spaces that balance academic rigor with opportunities for creativity, connection, and restoration. From club activities and quiet reflection to a range of food options and social engagement, this dynamic and adaptable center will meet the evolving needs of students for years to come, truly reflecting the spirit and future of the Hopkins community.”

Dining at the Bloomberg Student Center
The dining program was developed as part of a collaborative selection process, including over 100 local food businesses and the feedback of 2,000 students, staff, and faculty. The resulting lineup of vendors—including Koshary Corner, Connie’s Chicken and Waffles, The Urban Kitchen, Lucky Danger, and Any Day Now—reflects both the vibrant Baltimore food scene and the tastes of the Hopkins community.

In addition to the food hall, Mo’s Place is a daytime coffee shop that transforms into a restaurant serving beer and wine in the evening. It is named for Morris W. Offit, a 1957 Johns Hopkins graduate and former board of trustees chair.

Hopkins’ focus on local dining options for the student center represents the University’s ongoing strategy to leverage every opportunity to invest in the local economy and support the city’s entrepreneurial community. Since 2016, Johns Hopkins has procured more than $1 billion in goods and services from local small businesses, including dozens of food vendors, caterers, and suppliers that feed thousands of students and employees throughout the university and health system.

The food hall, Mo’s Place, and select gathering and event spaces will open to neighbors from the surrounding community at a future date.

Art at the Bloomberg Student Center
As with other buildings across the Johns Hopkins University campus, the Bloomberg Student Center integrates visual art into its design because of the important roles of the arts and humanities in enabling us to explore and communicate the human condition through research, discovery, and teaching. The Food Hall features a lighting installation comprising 85 handblown glass orbs suspended above the dining room by MacArthur Fellowship-winning artist Jorge Pardo. The artist’s work, which was shown in the 57th Biennale di Venezia (2017) and is in the collections of institutions such as the Museum of Contemporary Art, Los Angeles; Museum of Modern Art, New York; and Tate Modern, London, explores the intersection of contemporary painting, design, sculpture, and architecture. Employing a broad palette of vibrant colors, eclectic patterns, and natural and industrial materials, Pardo’s works range from murals to furnishings to collages to larger-than-life fabrications. He transforms familiar objects into artworks with multiple meanings and purposes, such as a sailboat exhibited as both a utilitarian, seaworthy vessel and as a striking obelisk, or a set of lamps displayed as both sources of illumination and as freestanding sculptures.

About Bjarke Ingels Group
BIG-Bjarke Ingels Group is a Copenhagen, New York, London, Barcelona, Shanghai, Los Angeles, Zurich, Riyadh, Bhutan, and Oslo-based group of architects, designers, urbanists, landscape professionals, interior and product designers, researchers, and inventors. Led by Bjarke Ingels, the studio is currently involved in projects throughout Europe, the Americas, Asia, Oceania, and the Middle East. BIG’s architecture emerges out of a careful analysis of how contemporary life constantly evolves and changes. The firm believes that by hitting the fertile overlap between pragmatic and utopia, architects can find the freedom to change the surface of our planet to better fit contemporary life forms. For more information, www.big.dk.

About Rockwell Group
Headquartered in New York with offices in Los Angeles and Madrid, Rockwell Group is a multidisciplinary architecture and design firm that balances creativity, innovation, and thought leadership with every undertaking. Founded in 1984 by David Rockwell, FAIA, the 350-person firm merges performance and architecture to create extraordinary experiences and built environments across the globe. Projects include the Johns Hopkins University Bloomberg Center (Washington, D.C.); Museo Casa Kahlo (Mexico City); the Perelman Performing Arts Center in New York (Restaurant and Lobby Interior Architect); and Nobu hotels and restaurants worldwide. Honors include the AIANY President’s Award; a Cooper Hewitt National Design Award; a Tony Award for Best Scenic Design for She Loves Me; two Emmy Awards; the Presidential Design Award; the James Beard Foundation Who’s Who of Food & Beverage in America; Architectural Digest’s AD100 Hall of Fame; Interior Design’s Icon Award and Hall of Fame; the Pratt Legends Award; and inclusion in Wallpaper* magazine’s USA 300 and Elle Decor’s A-List. For more information, www.rockwellgroup.com.

About Shepley Bulfinch
Shepley Bulfinch is a women-led national architecture and design firm committed to exploring and addressing the fundamental challenges of well-being, social equity, and environmental stewardship. For 150 years, our architects and designers have been regarded for their expertise in tackling complex projects that inspire living, learning, and healing. Today, our teams are shaping the future across several industries and disciplines, including healthcare, science and technology, education, civic spaces, and mixed-use developments. We design beyond what’s expected.

Shepley Bulfinch brings a deep and nuanced understanding of what shapes places for scholarship, research, and community, with a particular sensitivity to the cultural and intellectual missions of distinguished institutions. We create environments that support research excellence, creativity, and innovation, fostering meaningful connection and idea exchange. For more information, www.shepleybulfinch.com.

About MVVA
MVVA’s team believes in the rejuvenating power of landscape, working at all scales, from small gardens to public parks and regional master plans. MVVA expands the reach of the landscape architecture profession by collaborating with leaders in other fields, from hydrologists and climate scientists to ecologists, engineers, artists, and architects. The firm’s projects are defined by the qualities of their sites and by the aspirations of people who will use them. MVVA landscapes are innovative, generous, and joyful. The firm’s recent projects include Biidaasige Park, the first phase of the Port Lands Flood Protection project in Toronto, Ontario; Gipson Play Plaza at Dix Park in Raleigh, NC; the Arkansas Riverfront at Gathering Place in Tulsa, OK; and the Commons at Hermann Park in Houston, TX. Ralph C. Wilson Jr. Centennial Park in Detroit, MI, is anticipated to open this October. Visit MVVA at mvvainc.com.

BIG 公式サイト
https://big.dk/projects/bloomberg-student-center-at-johns-hopkins-university-22443