特定非営利活動法人(NPO)建築とアートの道場(代表 長谷川逸子)主催による、「gallery IHA 住宅建築賞 2020」が開催されます。2020年8月10日に同NPOのホームページで告知、作品の募集を開始、9月30日まで受け付けています。
開催趣旨:
建築とアートの道場では、これから出来る住宅建築、あるいは、まだ既存メディアに出ていない住宅建築作品の発掘をしていきたいと考えています。近年、住宅建築が大変おもしろいと感じます。コモンズの導入、「公と私」の境界を乗り越えていくもの、循環の中で考える建築、持続可能なライフスタイル、「木造」への新しい挑戦、地域との関係の解き方など、建築的思考の密度も高くなっているように思われます。そこで、住宅建築を対象として、さまざまな挑戦を発見していきたいと思います。どうぞ、ふるってご応募下さい。(長谷川逸子)
応募条件:
・住宅としての機能を持っていること(店舗併用、リフォームなども可)
・雑誌など既存メディアで未発表であること(自社ホームページなどは可)
応募部門(どちらか1部門を選択):
A)Build 部門:応募時点で着工しているもの(完成年不問)
B)Unbuild 部門:応募時点で未着工のもの
応募費用:審査料:1000円 / 1作品(建築とアートの道場会員は無料)
ディレクター:長谷川逸子
審査委員:北山 恒、塚本由晴、西沢立衛、永山祐子、増田信吾
スケジュール:
募集開始:2020年8月10日(月・祝)
応募締め切り:9月30日(水)17時
公開オンライン審査・結果発表:10月16日(金)
賞金総額:50万円(各作品への賞金配分は審査会で決定)
副賞:gallery IHA オンラインレクチャー講師
選抜作品オンラインレクチャー:11月に開催(4件程度)
応募作品は全て公開されます。
応募規定、提出書類の書式、応募方法などの詳細は、主催者ホームページを確認してください。(en)
特定非営利活動法人建築とアートの道場
https://galleryiha.wixsite.com/galleryiha
gallery IHA / 特定非営利活動法人(NPO)建築とアートの道場について:
〈gallery IHA〉は、長谷川逸子・建築計画工房のオフィスとして使ってきた〈BYハウス〉を、ギャラリーとして改修したもの。2016年にオープンして以来、建築家に限らずさまざまな人々に利用され、多元的なコミュニケーションプレイスになることを目指し、アートや建築の展覧会、春秋のレクチャーシリーズなどを開催している。これらの活動実績を元に、「若い建築家の育成および子供、障害者、高齢者等がアート活動を通じて楽しく社会生活を過ごせるよう、建築、文化、芸術振興を図る事業を行い、さらにまちづくり推進を図る活動を支援し、芸術等に対する一般市民の共感と関心も高め、建築とアートの発展に寄与することを目的」に、法人化を東京都に申請、2017年5月31日に認証され、NPO建築とアートの道場(代表 長谷川逸子)として設立。主たる事業所の所在地は〈gallery IHA〉と同じ住所(東京都文京区湯島1-9-7)。