国産材が利用期を迎えるとともに、健康志向が高まるなか、公共建築物のみならず民間施設などにおいて、木造建築の基準の合理化などの理由により木材使用の可能性が拡大してきています。
これらを背景に、科学的なデータに基づく木材の健康などへの効果や、健康に配慮した木造施設の建築のコンセプトなどについて、行政(林野庁)、木質居住環境学の研究者、建築家の藤村龍至氏らによる基調講演とトークセッションの模様がオンラインで生配信されます(主催:一般社団法人 木のいえ一番協会)。
なお、このシンポジウムは、国土緑化推進機構の「緑と水の森林ファンド」の助成を受けて開催されます。
プログラム(登壇者敬称略)
開催挨拶
登壇者:二木浩三(木のいえ一番協会 代表理事)
基調講演
(1)「みんなでウッド・チェンジ」
登壇者:長野麻子(林野庁 林政部木材利用課長)
(2)「木材の良さをデータで表す」
登壇者:恒次祐子(東京大学大学院 農学生命科学研究科 准教授)
(3)「設計者の視点から見た木造建築の意匠的可能性」
登壇者:藤村龍至(東京藝術大学 美術学部建築科 准教授 / RFA主宰)
トークセッション
ナビゲーター:田鎖郁男(木のいえ一番協会 副会長)
パネリスト:長野麻子、恒次祐子、藤村龍至
閉会挨拶
登壇者:河野元信(木のいえ一番協会 専務理事)
開催日時:2021年4月20日(火)14:00-16:00
会場:YouTube Liveにて配信
定員:200名
視聴費用:無料
申込期限:2021年4月16日(金)
申し込み方法:下記URLより、フォームまたはメール送信
https://kinoie-1ban.or.jp/seminar/20210420/