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「第48回 日新工業建築設計競技」要項、テーマは「人間の家」

日新工業主催、第48回となる「日新工業建築設計競技」が今年の作品受付を8月19日より開始した。
応募は事前登録制で、すでに2021年4月1日より登録の受付を開始している(登録にはWEBサイト「KENCHIKU」会員登録が必要)。

今年のテーマは「人間の家」。審査委員長を建築家の西沢立衛氏が務めるほか、平田晃久、吉村靖孝、羽鳥達也、藤村龍至と、日新工業の相臺志浩代表取締役社長が審査を担当する。

賞金総額は260万円(金額はすべて税込、1等100万円)。入選作品は、後援会社である新建築社が発行する専門月刊誌『新建築』2022年1月号に掲載されるほか、東京・田町の建築会館ギャラリーでの展示も予定している。
応募規定、著作権の扱いなど詳細および最新情報は、主催者のウェブサイトを確認のこと。


第48回 日新工業建築設計競技

テーマ:人間の家

主催者メッセージ
昨年からのコロナ禍に生きる私たちは、感染拡大防止策・感染予防が最優先となる社会の中で、行動にさまざまな制約がかけられています。
生活が管理される中で、その必要性は理解しつつも抑圧状態にあると言えるでしょう。特殊な状況下においては、多様性が削がれ、問われていたはずのさまざまな課題も影を潜めてしまう、忘却という名の淘汰が起きているようにも思います。

ル・コルビュジエが著した『人間の家』(1942年発表、F・ド・ピエールフウと共著。鹿島出版会、1977年)では、第二次世界大戦中の疎開先から、ナチスに破壊されたパリの街をいかに再建するかという意欲的な都市計画案が示されました。
私たちも、このコロナ禍において、その先にある本質的でポジティブな提案を考え、投げかけることが大切なのではないでしょうか。
そこで、今回のテーマを「人間の家」としました。
身の回りの設えや、街の理想的なあり方でもよいでしょうし、制度的な提案になるかもしれません。これまでの家の枠組みを大きく超えて、幅広く考えてみてください。

みなさんの提案をお待ちしています。

審査委員長:西沢立衛(横浜国立大学大学院Y-GSA教授、SANAA、西沢立衛建築設計事務所代表)
審査委員:平田晃久(京都大学教授、平田晃久建築設計事務所)、吉村靖孝(早稲田大学教授、吉村靖孝建築設計事務所代表)、羽鳥達也(日建設計設計部門ダイレクター)、藤村龍至(東京藝術大学准教授、RFA主宰)、相臺志浩(日新工業代表取締役社長)

賞金(総額 260万円、すべて税込):1等(1点)100万円 / 2等(1点)50万円 / 3等(1点)30万円 / 佳作(8点)各10万円

スケジュール
2021年4月1日(木):応募登録開始
2021年8月19日(木):作品受付開始
2021年10月1日(金):応募登録終了
2021年10月5日(火):作品受付終了
※作品提出は送付のみ受付(持参、バイク便は不可。円筒状の梱包は不可)
※審査結果は入選者にのみ通知
2021年11月29日(月):表彰式
2021年12月1日:月刊『新建築』2022年1月号に審査結果・講評掲載
2022年2月14日(月)~ 17日(木):建築会館ギャラリーにて入選作品展示(予定)

応募方法:事前登録制
※登録にはWEBサイト「KENCHIKU」会員登録が必要(IDとパスワードが必要)

提出物の内容など応募規定は主催者のウェブサイトを参照してください。

作品送付先:日新工業株式会社
「日新工業建築設計競技係」と明記すること
〒120-0025 東京都足立区千住東2-23-4
TEL:03-3882-2613

主催:日新工業
後援:新建築社

コンペ要項の詳細・応募登録はこちら
日本語要項(JP)
https://www2.nisshinkogyo.co.jp/compe/
英語要項(EN)
https://www2.nisshinkogyo.co.jp/compe/index_EN.html

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