COMPETITION & EVENT

「渋谷キャスト5周年祭」

齋藤精一氏、豊田啓介氏らが登壇するオンライントークトークセッション「202X URBAN VISIONARY vol.8」も無料配信

東京・渋谷1丁目に2017年4月28日に開業した複合施設〈渋谷キャスト〉の「周年祭」が4月25日から4日間にわたり開催されます。4月27日が前夜祭として「202X URBAN VISIONARY vol.8」が催されます。

渋谷の真ん中で遊び、働き、住む人とこれからの街に想像をめぐらせる。そんな街の実験の場としての渋谷キャストの周年祭。
昨年の「渋谷キャスト4周年祭」は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大の影響で、人々の行動様式や街の在り方が見直されている中での開催でした。「PLAY DISTANCE」をテーマに、ディスタンスという制限を遊びに変えて、人それぞれがつくった遊びをシェアするという、さまざまなクリエイティビティが集まる「渋谷キャスト」ならではの企画となりました。

渋谷キャスト4周年祭(2021)

「渋谷キャスト4周年祭」の様子(2021年)Photo: Yuka Ikenoya ©渋谷キャスト

渋谷キャスト4周年祭(2021)

「渋谷キャスト4周年祭」の様子(2021年)Photo: Yuka Ikenoya ©渋谷キャスト

今年の5周年祭は、「HOPE WALL」をテーマに、広場に現れた、カタチや大きさの異なるカラフルな「壁(ウォール)くん」を介して、壁をめぐるストーリーが紡がれていくイベントが実施されます。
それぞれの希望や願いだけでなく苦しみや悲しみも共有し、人々の想いでパブリックを彩るという趣向です。

渋谷キャスト5周年祭

©渋谷キャスト

渋谷キャスト5周年祭

「渋谷キャスト5周年祭」企画イメージ ©渋谷キャスト

「渋谷キャスト5周年祭」開催概要

会場:渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)ガーデン
所在地:東京都渋谷区渋谷1-23-21(Google Map
テーマ:「HOPE WALL」
会期:4月28日(木)~5月1日(日)
開場時間:11:00-18:00 ※5月1日(日)のみ16:00終了
企画・監修:グランドレベル(田中元子+大西正紀)
空間ディレクション:長岡 勉(POINT)
空間デザイン・施工:イロイロイロ研究所、長岡 勉、戸倉 一、野田慎二
制作サポート:EMARF

詳細
https://shibuyacast.jp/cast_anniv/2022/

渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)エリアMAP

エリアマップ ©渋谷キャスト

周年祭の開催前夜に、これからの都市を共創するオンライントークセッション「202X URBAN VISIONARY」がオンラインにて開催されます。

大改造が進む東京の全体像と個々の開発事業を横断した共有と共創の場として、都市開発に関わるディベロッパーとクリエイターにより、2019年から始まったトークシリーズで、8回目となる今年は、デジタルツインやバーチャル空間の活用が、都市開発のメニューとして必須となる今の時代を反映し「都市開発のREAL・DIGITAL・VIRTUAL」をテーマに掲げます。

これまでの議論の中でも幾度と出てきた、DXやICT戦略、データの活用やストックといったデジタル管理なども含め、各エリアが最適な都市環境をつくるうえで使用・検討している「方法」や「道具」にフォーカスをあてた議論となる見込みです。

4月27日の夜にYouTubeライブにて配信されるトークセッションは、視聴無料。Peatixイベントページからの申し込みの際に、登壇者への質問もあわせて募集中です。

トークセッション「202X URBAN VISIONARY vol.8」

現在、都市開発・まちづくりは大きな変革のフェーズに突入したと感じています。都市空間は国土交通省が主導する「PLATEAU」によってデジタル化され、今年度ケーススタディーフェーズからインフラ化されようとしています。また、多くのエリアが行政と協業しながら推進してきた様々な実証実験・PoCは成功・失敗に振り分けられ、そのフェーズを実装フェーズに移行しようとしています。そして、人々は新型コロナウィルスの影響により、ライフスタイルを見直し、働く環境と生活する環境の再定義を始めています。

そんな時代において、多種多様な価値観を持った各社のまちづくりは、どのように変化しているのでしょうか?どの様な価値観を、どの様な方法や道具によって実装していくのでしょうか?まちで活動する「人や企業」の解像度を更に高く、最適な環境を創るために何を行っているのでしょうか?

デジタルツインやバーチャル空間の活用なども都市開発のメニューに入る今、情報・データ・通信・デバイスなどの新しい道具の活用だけではなく、今まで培ってきたリアルなまちづくりの知恵を、各社・各エリアがどのように捉えて現実のまちにインストールしていくのか。様々な試みを共有・議論し、結果として出てくる共通点での協業・共創の可能性や、各エリアの特徴・強化のヒント等が具体的に見出だせるセッションになればと思います。

トークセッション「202X URBAN VISIONARY vol.8」

開催日時:2022年4月27日(水)19:00-21:00
会場:オンライン(YouTubeライブでにて配信予定)

ファシリテーター
齋藤精一(パノラマティクス主宰)/ 司会
豊田啓介:東京大学生産技術研究所特任教授、建築家、noiz/gluon
後藤太一:リージョンワークス合同会社代表社員
山本恵久:『日経クロステック』『日経アーキテクチュア』編集委員
田中陽明:春蒔プロジェクト代表取締役、co-lab企画運営代表

登壇予定企業:三井不動産、三菱地所、森ビル、東急

参加費:無料
参加方法:Peatixにてチケット(無料)予約が必要
https://202x-urban-visionary-08.peatix.com

主催:202X URBAN VISIONARY 実行委員会
企画主体:パノラマティクス、 春蒔プロジェクト

詳細(最新情報を随時更新)
https://urban-visionary.com/archives/202x-urban-visionary-vol-8/

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2021年「渋谷キャスト4周年祭」

COMPETITION & EVENT2021.04.24

渋谷キャスト4周年記念イベント4/24-25開催

未来の都市ビジョンを共創するトークシリーズ「202X URBAN VISIONARY vol.7」ほか
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